あなたは、便秘や風邪などの不調が生じたらどのような行動を取りますか?

このとき、多くの人は「薬を飲む」と答えるのではないでしょうか。

一方で、子どもが体調不良になった場合、「薬をなるべく飲ませたくない」という人は少なくありません。

というのも、どのような薬であっても、薬の使用には副作用が伴うことがあります。そのため、子どもを持つ親の中には、このような副作用の発現を避けるために「薬を使用せずに自然治癒を待つ」という方針を取る人は多いです。

とはいえ、このような不調の中には、薬を飲まないと悪化するケースがあります。特に、体の小さな子供は、「少しの不調」が重篤な症状につながる事が少なくありません。

とはいえ、安易に薬を使うことにはさまざまなリスクが伴うのも事実です。そのため、「子供へ薬を使用するべきか否か」は、多くの親が悩む問題です。

このような中、青汁は「風邪や便秘などの不調を起こしづらい体」を作るのに役立つ飲み物です。そのため、子どもへ日常的に青汁を飲ませるようにすると、便秘などの不調が起こりにくくなり、「薬を使用する機会」が少なくて済む体質となります。

ただ、青汁は「野菜の味」が濃いため、子どもが好んで飲む味ではありません。そのため、子どもに青汁を飲ませるためには、さまざまな工夫が必要となります。

そこで、ここでは青汁が子どもの体を強くする理由と、子どもに青汁を飲ませるためのコツについて解説していきます。

子供が青汁を飲むメリット

青汁とは、緑黄色野菜を絞って作られた飲み物のことをいいます。また、近年では、緑黄色野菜をそのまま粉砕して粉末状にしたタイプの青汁も市販されています。

さらに、青汁に使用されている原料は、ケールや大麦若葉などの「栄養価が高い野菜」がほとんどです。そのため、青汁には、野菜が持つ栄養素がたっぷり詰まっています。

そして、青汁の健康効果は、「野菜の成分が豊富に含まれていること」によるものです。そのため、「青汁を飲む」ということは、「栄養価の高い野菜を食べる」ということとほぼ同義であるといえます。

このとき、「青汁は野菜と一緒なのであれば、青汁ではなく野菜を食べれば良いのではないか?」と思うことでしょう。

確かに、毎日しっかり野菜を食べている人は、青汁を飲む必要はありません。ただ、現代の日本人は、野菜の摂取量が不足している傾向にあります。

そして、子どもは大人よりも、慢性的に野菜不足の傾向が強いです。これは、子どもの多くが「野菜嫌い」であるためです。

野菜は子どもが嫌いになりやすい食材

「子どもの嫌いなもの」についてのアンケートは、さまざまな会社が行っています。また、このような質問に対する答えは、アンケートによって異なります。

ただ、これらアンケートの結果からは、1つの傾向が見て取れます。それは、「野菜が嫌いな子どもが多い」ということです。

というのも、どのようなアンケートの結果を見ても、嫌いな食べ物の上位3位は野菜です。また、アンケートによっては、上位10位までを野菜が占めているものもあります。

これに対して、子どもが好きな食べ物は、カレーや寿司、鶏の唐揚げ、ハンバーグなどとなっています。これらはどれも、糖質や脂質、タンパク質などの「エネルギー源となる栄養素」が多く含まれる食品です。

このようなことから、子どもは野菜を嫌い、エネルギー源となりやすい食品を好みやすいということがわかります。そして、このような傾向は、「子供の味覚は大人に比べて本能的である」ために起こる現象です。

というのも、野菜にはポリフェノールなどの苦味成分が含まれています。このような苦味は、大人であれば「美味しい」と感じて食べられるケースが多いです。

ただ本来、「苦味」は「毒物の象徴」です。このようなことから、大人に比べて本能が強い子どもは、苦味の強いものを食べたがりません。そのため、子どもは野菜を嫌いやすいのです。

しかしながら、このようにして野菜が嫌いになると、野菜の摂取量が必然的に足りなくなっていきます。

実際に、子どもが食べるべき野菜の量は、1~2歳で210g、3~8歳で240gとなっています。これは、大人の両手で2杯分の生野菜に値します。ただ実際には、この量の野菜を食べている子どもは、ほとんどいません。

また、このような野菜不足を解消するために無理やり野菜を食べさせると、野菜に対してトラウマを抱きやすくなります。すると、大人になっても野菜が食べられなくなることにつながります。

さらに、野菜嫌いな子どもに野菜を食べさせるとき、野菜を刻んで料理に混ぜ込むという手段を取る人は少なくありません。ただ、このような方法を取ると、野菜の栄養素は摂れるものの、「野菜を食べている」という自覚はできません。

そのため、このような野菜の食べさせ方をすると、「野菜を食べる」という経験をしないことになります。すると、いつまでたっても野菜嫌いを克服できず、「野菜が食べられない大人」に育ちやすくなります。

このようなことから、野菜は子どもが嫌う食材ではあるものの、野菜嫌いを克服するためには「野菜の味」に少しずつ慣れてもらう必要があるといえます。

このような中、青汁は「野菜で作った飲み物」です。そのため、青汁は、水などで味を調整することができます。このようにして野菜の味を薄くした青汁を利用すると、野菜嫌いな子どもであっても、少しずつ野菜の味に慣れることができるようになります。

また、通常の野菜は繊維が多いため、よく噛まないと飲み込むことができません。そして、たくさん噛むとその分だけ野菜の味が口の中に広がることになります。

これに対して、青汁は液体であるため、飲み込んでしまえば野菜の味がなくなります。そのため、青汁は野菜そのものを食べるよりも、手軽に野菜の味に慣れやすくなる飲み物であるといえます。

そして青汁が飲めるようになると、これから述べるような「野菜不足によるさまざまな不調」を予防したり改善したりしやすくなります。

便秘を予防・改善しやすくなる

わたしたちの体は老若男女問わず、野菜の摂取量が少なくなると便秘が起こりやすくなります。

というのも、野菜は「食物繊維」を多く含む食材です。食物繊維とは「人体では消化吸収できない成分」です。そのため、体内に入った食物繊維のほとんどは、便として排出されます。

また、食物繊維の中には、「水分を捕らえる性質を持つもの」があります。そのため、このような食物繊維が便の中に増えると、便に含まれる水分量が多くなります。

そして水分の量などが増えると、その分だけ排便しやすくなります。このようなことから、野菜に含まれている食物繊維には、「便秘を予防・改善する働きがある」ということがわかります。

一方で、食物繊維の摂取量が少なくなると、便の量が少なくなったり便が硬くなったりすることによって排便しづらくなります。

このとき、子どもは大人よりも「排便する力」が弱いです。

そのため、野菜不足によって便の量が少なくなったり便が硬くなったりすると、排便できずに便が滞留しやすくなります。つまり、便秘が起こるということです。

大人であれば、このようにして便秘が起こっても、便秘薬を飲んで改善することができます。ただ、子どもは大人に比べて薬の作用が強く出やすいため、飲める薬が限られています。

また、便秘薬の中には、腸を刺激して排便を促す作用のものがあります。

このような薬によって腸を動かすと、自力で腸を動かす力が弱まっていき、慢性的な便秘の引き金となることがあります。そのため、子どもの体には、なるべく便秘薬を使わない方が良いといえます。

このような中、青汁は野菜で作られた飲み物であるため、食物繊維を多く含んでいます。そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、子どもの便秘を予防・改善しやすくなり、便秘薬を飲む機会を減らすことが出来るようになります。

免疫力が上がりやすくなる

前項で述べたように、青汁に含まれている食物繊維には便秘を改善・予防する働きがあります。さらに、食物繊維は、腸内環境を良くして免疫力を向上させるという作用もあります。

というのも、食物繊維は、腸内における「善玉菌」のエサとなります。そのため、食物繊維を摂取すると、腸内の善玉菌が増えやすくなります。

このような善玉菌は、「免疫細胞」の機能を向上させる働きを持ちます。そのため、腸内の善玉菌が増えると、免疫細胞が活発に働くことによって免疫力が上がります。

また、善玉菌は、食物繊維をエサにして「酸」を放出します。そのため、食物繊維を多く摂っていると、腸内が酸性に傾きやすくなります。

このようにして腸内が酸性になると、「酸性に弱い」という性質を持つ悪玉菌が増殖しづらくなります。すると、腸内における悪玉菌の数が減少しやすくなります。

このような悪玉菌は、腸を傷つけたり免疫細胞の働きを低下させたりする物質を放出します。

このとき、腸内が傷つくと、アレルギーが起こりやすくなることがわかっています。また、免疫細胞の働きが低下すると、その分だけ免疫力が低くなって風邪などを引きやすくなります。

そのため、青汁を習慣的に飲むと、食物繊維の摂取によって腸内が酸性に傾きます。そして、悪玉菌によってアレルギーになったり免疫力が下がったりするリスクが低下しやすくなるといえます。

栄養補給もできる

わたしたちが生きていくためには、さまざま種類の栄養素を摂る必要があります。特に、子どもの体は成長過程にあるため、必要とする栄養素の量が相対的に多いです。

このとき、栄養素の中には、「野菜に多く含まれているもの」があります。特に、ビタミンやミネラルなどの「微量栄養素」は、野菜が多く含んでいる栄養素です。そのため、野菜の摂取量が少なくなると、その分だけ微量栄養素の摂取量も足りなくなりやすいです。

このような中、青汁には野菜が持つ栄養素がたっぷり詰まっています。そのため、青汁は現代の子供の栄養補給にも適した飲み物であるといえます。

子どもが飲む青汁の選び方

これまでに述べたように、青汁は大人だけではなく、子どもの健康にも良い飲み物です。

とはいえ、子どもの体は大人よりも未熟です。そのため、大人が飲んでも問題ない青汁であっても、子どもの体には負担となることがあります。

では、子どもが飲める青汁は、どのようなものなのでしょうか?

それは、これから述べるように、「余計なものが含まれていない青汁である」といえます。

無農薬野菜で作った青汁を選ぶ

「農薬は体に悪い」ということは、多くの人が知っていることでしょう。

実際に、農薬はアレルギーの原因になったり神経系に悪影響を与えたりします。そのため、子どもが飲む青汁は、「農薬を使っていない野菜」で作られたものを選ぶべきです。

このとき、農薬が使われていない青汁を選ぼうとして、「有機栽培」や「指定農場栽培」などと記載されている青汁を選んでしまうケースがあります。

ただ、これらの表記は、どちらも「無農薬」を意味する言葉ではありません。そのため、子どもに青汁を飲ませたいのであれば、必ず「無農薬栽培」や「農薬不使用」などと記載のあるものを選ぶことが大切であるといえます。

お茶入りは避けるのが無難

市販青汁の中には、飲みやすい味に仕上げるために緑茶や抹茶などを添加しているケースがあります。ただ、このような緑茶や抹茶などの「お茶類」には、カフェインが含まれています

このとき、大人であれば、このような「お茶入り青汁」によってカフェインを摂取しても、体に害は生じないことがほとんどです。

これに対して体が未熟な子どもは、カフェインの作用を強く受けやすいです。そのため、子どもが「お茶入り青汁」を飲むと、眠れなくなったり怒りっぽくなったりしやすくなります。

また、このようなカフェインの影響は、年齢の低い子どもほど強く受けやすいです。そのため、子どもの体重が大人と同じくらいになるまでは、カフェインを必要以上に摂取させないようにするのが無難といえます。

1歳の子供に青汁を飲ませるコツ

これまでに、青汁は「子どもも飲むべき健康飲料である」ということを述べてきました。

では、子どもにはいつから青汁を飲ませても大丈夫なのでしょうか?

実は、青汁は離乳食を開始する頃から始めることができます。

また、離乳食を食べている頃は、「味による食べ物のより好み」をしない時期です。そのため、この頃の子どもには、離乳食に青汁を混ぜることによって青汁を習慣的に摂らせやすいです。

一方で、子どもが1歳を超える頃になると、「食べ物の好み」が現れてきます。具体的にいうと、この頃の子どもは、味や食感、風味などが気に入らないと、顔をそむけたり食べさせたものを口から出したりします。

そして、「野菜の味は子どもが嫌いやすい味」ということは、すでに述べたとおりです。そのため、子どもが1歳を超える頃には、青汁の味を嫌がるようになりやすいです。

とはいえ、このような子どもであっても、いくつかのコツを踏まえることによって青汁を飲ませることができるようになります。そのため、1歳頃の子どもに青汁を飲ませるのであれば、以下のような方法を試してみることをおすすめします。

液体のまま飲ませる

1歳までの子どもは「乳児」と呼ばれており、主な栄養源が母乳や粉ミルクなどとなっている時期です。この頃は、口に入れたものを飲み込みやすく、誤飲事故も発生しやすい時期です。

これに対して、1歳を過ぎた「小児」は、「食べ物ではない」と判断したものを飲み込まないようになります。そのため、この頃には、乳児期よりも誤飲事故が起こりにくくなります。

ただ、このように「食べ物ではないもの」を飲み込まなくなると、「子どもが食べたくないもの」も飲み込まなくなります。そのため、小児期の子どもは、嫌いな味の食べ物を舌で押し出してしまいやすいです。

このとき、言葉が通じる時期になれば、注意したり諭したりすることができます。ただ、1歳頃の子どもは、まだ親の言うことのほとんどは理解できません。そのため、この時期の子どもには、「言って聞かせる」ということはできません。

とはいえ、1歳頃の子どもは、うがいなどの「口に含んだ液体を吐き出す」という行為ができません。そのため、子どもの口の中に青汁を液体のままで入れると、そのまま飲み込みやすいです。

このようなことから、1歳くらいの子どもには、青汁を液体のまま与えるようにすることをおすすめします。このとき、青汁は少し薄めに作るようにしましょう。そうすることによって、より飲んでもらいやすくなります。

空腹時やのどが渇いている時などに与える

1歳頃の子どもは、味の好みよりも食欲が優先されることが多いです。そのため、おなかが空いていたりのどが渇いていたりすると、普段食べないものでも食べるケースが少なくありません。

このようなことから、この頃の子どもに青汁を飲ませるのであれば、空腹時やのどが渇いているときなどに飲ませることをおすすめします。そうすることによって、抵抗されることなく青汁を飲ませやすくなります。

2歳の子供に青汁を飲ませるコツ

現在幼い子供を育てている親であれば、「魔の2歳期」という言葉を聞いたことがあるでしょう。また、この時期の子どもに悩まされ、苦しんだ親は少なくありません。

というのも、1歳~1歳半くらいの子どもは、親の言うことを受動的に受け止めることが多いです。そのため、この頃は子育てが一時的に落ち着きやすく、「子どもがもっとも可愛く見える時期」といわれています。

一方で、子どもの年齢が2歳に差し掛かる頃には、第一次反抗期を迎えます。この頃には、自我が強くなってきて「なんでも自分で決めたい・やりたい時期」になります。

ただ、これくらいの年齢では、合理的な判断や我慢などがまだできません。そのため、第一次反抗期には、「許容することのできないワガママ」を押し通そうとする子どもが少なくありません。

そして、このようなワガママを言う子どもが、親の言うことを素直に聞いて青汁を飲むようになることはまずないでしょう。そのため、人によっては、青汁を飲ませることがもっとも困難に時期となることがあります。

とはいえ、この時期の子どもであっても、いくつかのコツをつかむことによって青汁を飲ませやすくなります。そのため、青汁を2歳頃から飲ませることを考えている人は、以下のような内容を実践してみることをおすすめします。

緑色に対するイメージを良くする

多くの生き物にとって、「赤」という色は「食べ物の象徴」です。これは人間も例外ではなく、赤は他の色に比べて食欲を刺激しやすいということがわかっています。

一方で、青などの寒色は、食欲を抑制する働きがあります。

そして、一部の人を除き、緑は「青」と「黄」の2つの色が混ざることによって知覚される色です。このようなことから、緑色を呈している葉野菜は、食欲を増進させる色ではないことがわかります。

とはいえ、多くの人にとって、ブロッコリーや紫いもなどの「青みのある食べ物」が「まずそう」に見えるわけではありません。これは、「これらの食べ物が美味しいことを知っているから」です。

ただ、子どもは、このような食の経験値が低いです。そのため、多くの子どもは、本能的に赤やオレンジなどの暖色の食べ物を選んで食べる一方で、緑色の食べ物を積極的には食べません。

また、多くの子どもは、緑色を「葉っぱの色」といいます。そして、わたしたちは「その辺にある野菜ではない葉っぱ」を食べることはありません。そのため、子どもの中には、「緑色は食べ物の色ではない」と感じているケースが少なくありません。

このような理屈は、大人にとっては理解し難いものです。ただ実際に、野菜が嫌いな子どもの中には、野菜が嫌いな理由を「葉っぱだから食べない」や「葉っぱの色だから食べない」などと言っている子は多いです。

そして、2歳期の子どもには、大人の理屈が通用しないことがほとんどです。そのため、この時期の子どもに「葉っぱと野菜の違い」などを説明しても、「緑色=葉っぱ=食べられない」という認識は変わりません。

このようなことから、2歳頃の子どもに青汁を飲ませるためには、「食の経験値を積ませて、緑色に対するイメージを改善させる」ということが大切になります。

例えば、青りんごは、緑色をしているものの、赤いりんごと同じような味がします。そのため、普段りんごを食べている子であれば、青りんごによって「緑色」に対するイメージが変わることがあります。

また、プリンやケーキなどのスイーツを嫌いな子どもはほとんどいません。そのため、青汁をプリンやケーキなどに混ぜ込んで「緑色のスイーツ」にすると、食べてもらいやすくなります。

そして、このようにして「緑色の美味しい食品」に触れる機会が増えると、緑色に対するイメージが変化して、「緑色の食べ物は葉っぱだから食べられない」という認識がなくなっていきます。

そのため、この時期の子どもに青汁を飲ませるためには、「緑色の好きな食べ物」を増やしていくことが効果的であるといえます。

このとき、緑色の食べ物に抵抗感がなくなったところで「苦い青汁」を与えると、「緑色の液体は美味しくない」ということを学習することになります。

このようなことから、この頃の子どもに青汁を飲ませる場合は、甘味を追加して「青汁そのもの(プレーンな状態である青汁)」を飲ませないように配慮するのが無難です。また、青汁そのものを飲ませるときは、味を薄くして「青汁に対するイメージ」を悪くしないように気を配りましょう。

無理に勧めない

すでに述べたように、2歳頃は子どもが「第一次反抗期」を迎える時期です。そして、このような反抗期中の子どもの中には、親の言ったこと全てに反抗するケースがあります。

このような状態で青汁を勧めると、親の言うことに反抗したい気持ちから、頑なに青汁を飲まないことがあります。そのため、この時期の子どもには、青汁を飲むように指示したり促したりしないことが大切であるといえます。

また、「勧めたから飲みたくない」というあまのじゃくな子どもであっても、他の家族が美味しそうに飲んでいる飲み物は気になるものです。

そのため、この時期は青汁を飲ませようとせず、家族が目の前で美味しそうに飲むようにしてみましょう。そうすることによって、案外簡単に青汁デビューをしてくれることになるかもしれません。

3歳の子供に青汁を飲ませるコツ

子どもが3歳頃になると、大人の言っていることが理解できるようになってきます。また、この頃には、絵本のストーリーが理解したり、物事を順序立てて理解したりできるようにもなっていきます。

そのため、この時期の子どもには、これまでに述べたような方法に加えて、「言葉によるアプローチ」を試してみることをおすすめします。そうすることによって、子ども本人が納得した上で青汁を飲んでもらいやすくなります。

青汁は元気の素だと理解してもらう

野菜には健康維持に必要な栄養素がたくさん詰まっているということは、すでに述べたとおりです。

そして、3歳になる頃の子どもは、親がしっかり説明することによってこのような事実も理解できるようになります。そのため、この時期の子どもには、「野菜を食べる必要性を説く」ということによって青汁を飲ませることが可能となります。

とはいえ、3歳の子どもは、難しい言い回しを理解することができません。そのため、この時期の子どもに野菜の大切さについて語るときは、なるべく簡単な言葉を使用することが大切です。

例えば、「野菜は元気を作る」という言い方であれば、3歳の子どもにも理解できるでしょう。一方で、「野菜にはビタミンやミネラルなどの栄養素がたくさん含まれているから健康に良い」と言っても、内容の半分程度しか理解できないことが推察されます。

そのため、子どもに野菜の大切さを説くときは、普段子どもが使用している言葉を利用して、なるべく簡潔に話すようにしょう。具体的には、一文の単語数を多くても5個程度に抑えて話すと、正しく理解されやすいです。

また、すでに述べたように、この頃には絵本の内容が理解できるようになってきます。そのため、青汁を飲ませるためには、野菜に関する絵本を繰り返し読んであげることも効果的です。

青汁で一緒に料理を作ってみる

3歳頃になると、できることが大幅に増えてきます。そのため、この頃には、親が行う家事の手伝いを少しだけできるようになっていきます。

このとき、普段嫌いな野菜であっても、自分で調理すると食べられるようになる子どもは多いです。そのため、子どもに青汁を飲ませたいときは、一緒に「青汁を使用した料理」を作ってみることも有効であるといえます。

特に、市販の粉末青汁は、封を切って入れるだけであるため、小さな子供でもお手伝いすることができます。そのため、休みなどの時間や余裕などがあるときには、子供と一緒に青汁料理を作ってみるようにしましょう。

このとき、子供には青汁を入れてもらうだけではなく、調理過程のすべてに関わってもらうことが大切です。

というのも、青汁を入れる過程のみを手伝わせると、「青汁を入れた」という行為と「完成した料理」が結びつきません。

すると、「お手伝いをした」ということはわかるものの、「料理を作った」ということが理解しにくくなります。そのため、調理過程の一部だけ手伝わせると、「自分で作ったから食べる」という動機につながりません。

一方で、調理過程のすべてに携わると、「自分の行動によって食材が変化していき、料理が出来上がる」ということを学習することができます。すると、できあがった料理に対して愛着が湧きやすくなり、青汁を含んだ料理を食べてもらいやすくなります。

一緒に青汁を作ってみる

前項で述べたように、子供に嫌いなものを食べさせるためには、一緒に料理を作ってみるのが有効です。そのため、子どもが青汁を嫌うのであれば、一緒に青汁を作ってみることをおすすめします。

というのも、青汁は野菜を絞ったりミキサーにかけたりすることによって手作りすることができます。このようにして青汁を手作りすると、りんごや桃などの「好きなフルーツ」も入れることができるため、子供が好きな味の青汁を作りやすいです。

また、青汁をミキサーで作る際には、「食材を投入してスイッチを入れる」という単純作業であるため、幼い子供でも簡単に作ることができます。

そして、このようにして「自分で作った料理」は愛着が湧き食べやすいということはすでに述べたとおりです。

このとき、野菜を入れすぎると、ドロっとして飲みづらい青汁になります。そのため、子供と一緒に青汁を手作りする際には、野菜を少なめにして水分を増やすようにしましょう。

4歳以降の子どもに青汁を飲ませるコツ

子どもが4歳を超える頃になると、性格の違いによって効果の出やすいアプローチ方法が異なってきます。そのため、この時期の子どもに青汁を飲ませたいときは、子どもの性格に合わせて勧め方を変えるようにしましょう。

また、子どもが成長してさまざまな物事を理解できるようになると、その分だけ「ごまかしなどの小細工」が通用しなくなっていきます。そのため、成長して物分りが良くなっている子どもには、「青汁を飲む必要性」を納得させた上で飲ませることが大切です。

このとき、「青汁を飲む必要性」は、身体の健康面などの「一般的な正論」である必要はありません。

例えば、「お友達はみんな野菜を食べている」や「あこがれのヒーロー・ヒロイン(俳優・女優)は野菜を食べている」などの「子どもが青汁を飲む必要があると感じること」であれば問題ないのです。

そのため、物事への理解度が高まった頃の子どもには、「子どもが納得できる理由」を述べて青汁を飲ませるようにしましょう。そうすることによって、青汁だけではなく野菜へのイメージが改善されていき、「野菜が食べられる大人」に成長しやすくなります。

このように、青汁は子どもが嫌いになりやすい味であるものの、工夫次第で飲ませることができる飲み物です。そのため、子どもの健康・しつけのために青汁を飲ませたいのであれば、これまでに述べたような年齢別のコツを実践してみましょう。

なお、子どもの発育や好みなどは個人差が大きいため、ここで述べた年齢別の傾向と実年齢の様子が異なるケースがあります。そのため、今回述べたような年齢別の傾向は、あくまで目安として捉えるようにしましょう。

また、子どもの好き嫌いをなくすためには、楽しみながら食事を取ることが何より大切です。

そのため、子どもには、「健康に良いから」と青汁の飲用を無理強いせずに、「楽しく飲むこと」を意識するようにしましょう。そうすることによって、青汁に対するイメージが良くなって青汁を飲む習慣を身につけやすくなります。