「痛風」は、とても怖い病気です。ただ、このような事実は、広く知られているわけではありません。

というのも、一昔前までは、痛風は「贅沢病」といわれていました。これは、一般的にいう「贅沢な食生活」は、痛風を発症しやすくするためです。

実際に、若い世代の中には、「痛風とは、ビールやおつまみなどの摂り過ぎで発症するおじさん特有の病気」と思っている人が少なくありません。

そのため、若い世代や「贅沢な食生活」をしていない人は、痛風を「自分には関係のない病気」として軽視しています。

ただ、痛風は、一度発症すると一生付き合っていくことになる病気です。また、痛風には強い痛みを伴い、放っておくと重篤な病気につながることがあります。

このような中、青汁は健康効果の高い飲み物として有名です。一方で、「痛風を悪化させる物質が含まれている」と思っている人が少なくありません。

では、青汁は痛風の発症や悪化などの原因になるのでしょうか?

そこで、ここでは痛風と青汁の関係性について解説し、痛風を予防・改善するための生活習慣について述べていきます。

痛風とは?

どのような病気であっても、経験したことがなければそのつらさを実感することはできません。

また、家族や親しい人などが病気にかかったという経験がない限り、「病気によって生じるつらさ」を想像して理解しようとすることもないでしょう。

これと同様に、痛風のつらさは「痛風の経験者」にしかわかりません。とはいえ、痛風を経験したことがない人でも、「痛風には過酷な痛みを伴う」ということは聞いたことがあるのではないでしょうか。

とにかく痛い「痛風」

世の中には、さまざまな病気があります。また、これらの病気は、「客観的な症状・現象から名付けられているもの」が多いです。

例えば、高血圧や糖尿病などは、文字通り、「血圧が高くなる病気」または「尿に糖が出る病気」です。また、脳梗塞や心筋梗塞などは、脳や心臓などの血管が「詰まって塞がる=梗塞」ことをいいます。

これに対して、「痛風」という名称は、「風が吹くだけでも痛い」や「風に吹かれるように、痛みが全身に移動する」などの「主観的症状」に由来しています。このようなことからも、痛風は「病気の名称に反映されるほどの痛みを伴う病気である」ということがわかります。

実際に、痛風を発症すると、関節などに耐え難いほどの痛みが生じます。痛みの強さは「骨折以上」といわれており、ひどい場合には失神に至るケースもあります。

このような痛風による痛みは、前兆なしに「ある日突然」起こるため、「痛風発作」と呼ばれています。通常、初期の痛風発作による症状は、足の指関節に起こります。そして、発作は一週間程度で治まっていき、しばらくすると症状がなくなります。

ただ、痛風発作が起こった状態を放置していると、再び発作が起こります。そして、このような発作を繰り返すうちに、発作の間隔が短くなっていきます。

さらに、痛風が悪化していくと、皮膚の下や関節などに、痛みを伴わない「こぶ」ができます。

ただ、これを放っておくと、こぶが巨大化して破裂することがあります。そうすると、破裂した部分から病原体が侵入し、感染症を発症しやすくなります。

また、痛風の末期になると、腎臓の機能が低下します。すると、最終的には自力で老廃物を処理できなくなり、「数日に一度病院へ行き、5時間程度かけて人工透析を受けないと死に至る体」になります。

さらに、痛風を発症していると、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞などの発症リスクが高くなることがわかっています。このようなことから、痛風は痛いだけではなく、死のリスクを高める病気であるということがわかります。

痛風の原因は「尿酸」

わたしたちの体は、数え切れないほど多くの細胞で構成されています。そして、このような細胞が代謝を行うことによって、生きていくためのエネルギーを得ています。

また、このような細胞の代謝では、「プリン体」という物質が生じます。そのため、わたしたちの体の中には、常にプリン体が生成されている状態となっています。

このようにして生じたプリン体は、肝臓で分解されて「尿酸」となります。そして、やがて尿や便などと一緒に体外へ排出されます。

通常、「尿酸の生成量」と「尿酸の排出量」は同じであり、体内の尿酸量は一定に保たれています。ただ、「尿酸の生成量」が増えたり「尿酸の排出量」が減ったりすると、血液中における尿酸の量が過剰になります。このような状態を「高尿酸血症」といいます。

このとき、「水に溶けることができる砂糖の量」に限りがあるのと同様に、「血液の中に溶けることができる尿酸の量」には限界があります。

そのため、前述のような理由によって体内の尿酸が増えすぎると、尿酸が血液に溶けきれずに「尿酸結晶」を形成することがあります。

このような結晶は、体に必要のない「異物」です。そのため、体内に尿酸結晶が生じると、免疫機能が作動してこれを排除しようとします。

そうすると、免疫機能が働いている部分には、炎症が起こって痛みが生じます。そして、このようにして生じるのが、痛風の痛みです。

また、前述のように、痛風が悪化してくると、皮膚の下などにこぶが生じます。これは、「痛風結節」と呼ばれ、尿酸結晶が沈着して生じた塊です。このようなことから、痛風によって生じる「こぶ」の正体も、尿酸結晶であることがわかります。

さらに、尿酸結晶が腎臓内に沈着すると、腎臓の機能が低下します。ただ、腎臓は「血液中の老廃物を濾し取って体外へ排出する」という働きを担っています。そのため、腎臓内に尿酸結晶が溜まると、体内の老廃物を処理できなくなっていきます。

このようにして老廃物が体に溜まっていくと、血液中に有害物質が流れてさまざまな不調が生じます。また、最悪の場合、死に至ることもあります。

そのため、腎臓が「老廃物を処理できない状態」に陥ると、「血液中の老廃物を、人工的に取り除く作業」を定期的に行う必要性が生じます。これが「人工透析」です。

このように、痛風とは血液中の尿酸が多くなることによって生じる病気です。そのため、痛風や高尿酸血症による腎機能の低下などを防ぐためには、血液中の尿酸が増えないようにすることが大切であるといえます。

なぜプリン体が痛風に悪いといわれているのか?

すでに述べたように、プリン体は人体の細胞だけではなく、動物や植物などの細胞にも含まれています。そのため、どのような食品であっても、食べ物を食べると体内にプリン体を取り入れることになります。

このような中、このようなプリン体は、「尿酸の材料」です。そのため、痛風などを予防・改善するためには、プリン体の摂取量を極力減らすことが大切であるといわれていました。

ただ、近年の研究では、「食事によって供給されるプリン体の量は、体内に存在するプリン体の約2割である」ことがわかっています。つまり、体内におけるプリン体のほとんどは、体内で生成されたものであるということです。

このようなことから、現在では、「プリン体を摂取しないこと」は痛風の直接的な予防・改善にはつながりにくいといわれています。

痛風を発症させやすくする要因とは?

すでに述べたように、「痛風の予防や改善などのためには、プリン体をなるべく摂取するべきではない」ということは、一昔前まで常識的なことでした。

それが現在では、「プリン体の摂取は痛風の発症に大きな影響を与えない」というのが新しい通説になっています。これを言い換えると、「プリン体を摂取しないように気をつけていても、痛風を発症することがある」ということになります。

では、痛風を発症させやすくしているのは、どのような要因なのでしょうか?

このとき、痛風を発症している人の中には、遺伝や他の病気などが原因であるケースがあります。

とはいえ、このようなことはまれであり、多くの人には当てはまりません。実際に、痛風のほとんどは、「生活習慣の乱れ」によって発症しています。

肥満は痛風の危険因子

「肥満になっていると病気にかかりやすい」ということは、広く知られた事実です。

実際に、肥満は高血圧や糖尿病などの発症リスクを高めることがわかっています。そして、これらはどれも、脳梗塞や心筋梗塞などの「命の危険につながる病気」の原因となる病気です。

高血圧や糖尿病などは「生活習慣病」と呼ばれ、生活習慣の乱れによって発症しやすくなる病気です。

そして、痛風を引き起こす「高尿酸血症」も生活習慣病の一種です。つまり、肥満は、痛風の原因にもなるということです。

というのも、肥満の人は健康体の人に比べて、多くの中性脂肪を抱えています。このような中性脂肪には、体内における尿酸の生成を促す働きがあることがわかっています。そのため、体に蓄えている中性脂肪が多いと、その分だけ尿酸値が高くなりやすいです。

また、一般的に、肥満の人はそうでない人に比べて、汗の量が多い傾向にあります。このようにして汗が多くなると、その分だけ尿の量が減少しやすくなります。

ただ、尿酸は尿によって体外へ排出される一方で、汗からは排出されません。そのため、汗の量が増えて尿の量が減少すると、その分だけ尿酸の排出量が少なくなりやすくなります。

さらに、肥満の人は、食事量や消費エネルギー量などが健康的な体型の人よりも多いです。すると、その分だけプリン体を過剰に摂取したり、細胞の代謝によるプリン体の生成量が増えたりしやすくなります。

このようにして体内のプリン体が増えると、その分だけ尿酸が精製されやすくなります。そのため、食事量や消費エネルギー量などが増えると、体内の尿酸が増えて痛風になりやすくなります。

このように、肥満になると、血液中の尿酸が増えるさまざまな要因が起こりやすくなります。そのため、痛風を予防したり改善したりするためには、肥満にならないことが大切であるといえます。

お酒は痛風の天敵

一般的に、「ビールは、痛風に悪い飲み物である」と思われています。

実際に、ビールをたくさん飲むと、痛風が発症したり悪化したりしやすくなります。この理由の1つが、「ビールは含有しているプリン体の量が多いため」です。

このとき、ここまでに述べた内容を理解している人であれば、「食事から摂取するプリン体は、痛風の発症に大して影響を与えないのではなかったのか?」と思うことでしょう。

ただこれは、「一般的な食事を摂った場合」のことです。

というのも、「食品から摂取するプリン体の量は、体内で生成されるプリン体よりも少ない」のは事実です。とはいっても、食事から摂るプリン体の量が多くなれば、その分だけ「尿酸の材料」が供給されることになるため、体内の尿酸が増えやすくなります。

また、一般的な食事には、プリン体以外の「有用な栄養素・成分」が含まれています。

例えば、詳しくは後述しますが、野菜などの植物性食品には、「尿酸の排出を促す栄養素」が豊富に含まれています。そのため、食事によってこのような栄養素を摂ることには、痛風を予防したり改善したりしやすくするメリットがあります。

これに対して、お酒にはこのような栄養素がほとんど含まれていません。そのため、お酒には「高尿酸血症の抑止力」がほとんどないといえます。

さらに、一般的な食事では、レバーや白子などの「高プリン体食品」を、頻繁または大量に食べることはまれです。そのため、食事によって、大量のプリン体を継続して摂ることはほとんどありません。

これに対して、ビールなどのアルコール飲料は「嗜好品」です。そのため、ビールは食事と違って、1日に何杯も飲むことが珍しくありません。

また、お酒が好きな人であれば、1日に数リットルのビールを飲むこともあります。このようにして飲むビールの量が増えると、その分だけ体内のプリン体が過剰になりやすくなります。

さらに、お酒のおつまみとして選択されることが多い食品の中には、前述したような「高プリン体食品」が少なくありません。そのため、お酒を飲む機会があると、プリン体の摂取量が過剰になりやすくなります。

このように、ビールには痛風の発症や悪化などにつながるさまざまなデメリットがあります。そのため、ビールを飲む機会が多い人や、ビールを飲む量が多い人などは、そうでない人よりも痛風リスクが高いといえます。

そして、プリン体を多く含むお酒は、ビールだけではありません。実際に、「醸造酒」と呼ばれるお酒は、プリン体の含有量が多い傾向にあります。そのため、ビールを飲まなくても、このような醸造酒を飲む人は、痛風が発症・悪化しやすくなります。

このとき、お酒の中には、プリン体をほとんど含まない「蒸留酒」と呼ばれるものがあります。そのため、このようなお酒は「痛風の発症や悪化などには影響しない」と思われていることがあります。

ただ、実際には、アルコールには尿酸の生成量を増やし、尿酸を体内に留める作用があります。そのため、アルコールを摂ると、体内の尿酸量が過剰になりやすくなります。

また、アルコールを摂取すると、尿の量が増えます。

ただ、すでに述べたように、アルコールは尿酸を体内に留めるため、アルコールによって尿量が増えても尿酸の排出量はあまり増えません。そのため、アルコールを摂取すると、体内の水分だけが尿として排出されていきます。

さらに、アルコールの分解には、水分を必要とします。そのため、アルコールを摂取すると、体内の水分が不足しやすくなります。

そして、これから述べるように、水分不足も痛風の大きな原因の1つなのです。

体内における水分の不足

わたしたちの体は、体重の約6割が水であるといわれています。

そして、体内の水分が4~5%失われると脱水症状が起こり、10%が減少すると死に至ることがあります。このようなことから、人体にとって水分は「とても大切なもの」であることがわかります。

このとき、体の水分量が少なくなってくると、生命維持に必要な水分を確保するために、「水分の排出量」が少なくなります。つまり、汗や尿などの量が減少するということです。

このようにして尿の量が減少すると、その分だけ尿酸の排出量が少なくなります。そのため、アルコールの摂取や水分の摂取不足などによって体内の水分が少なくなると、体内の尿酸量が増えて痛風が発症しやすくなるといえます。

ストレスは痛風を発症させやすくする

これまでに述べたように、痛風の発症には生活習慣が深く関与しています。

そして、「ストレスが生じる生活」も痛風を発症させやすくする要因となります。

というのも、わたしたちの体がストレスを感じると、血流のバランスが変化します。具体的にいうと、脳や筋肉などの「身体的なパフォーマンスの向上に役立つ組織」に血液が送られやすくなる一方で、消化器官などの組織には血液が送られにくくなります。

このとき、腎臓は消化器官と同様に、「ストレスがあると血流が悪くなる組織」です。そのため、ストレスが強かったり長引いたりすると、腎臓の働きが低下しやすくなります。

このようにして腎臓の働きが低下すると、その分だけ尿酸の排出量が低下します。その結果、体内の尿酸が増えて痛風を発症しやすくなるのです。

激しい運動

一般的に、「運動は体に良いことである」と認識されています。

実際に、運動することには、健康面でのさまざまなメリットがあります。そのため、定期的に運動している人は、まったく運動しない人に比べて病気が発症するリスクが低いです。

ただ、運動量が多すぎると、痛風の発症リスクが高くなります。

というのも、激しい運動をすると、体に強い負荷がかかります。すると、体は「ストレスが生じたとき」と同じ状態になります。

すでに述べたように、ストレスは痛風を発症させたり悪化させたりする要因となります。そのため、激しい運動によって体がストレスを感じると、痛風の発症・悪化リスクが高くなります。

また、激しい運動をすると、消費エネルギー量が多くなります。また、このようにして消費エネルギー量が増えると、その分だけ食事量も増えます。

そうすると、その分だけ体内の尿酸が増えやすくなるため、痛風リスクが上がるといえます。

このように、一般的に「体に良い」と思われている運動であっても、運動量が多くなりすぎると、痛風が発症・悪化しやすくなります。このようなことから、痛風を予防・改善したいのであれば、適切な運動量を心がけることが大切です。

青汁と痛風の関係性

これまでに述べたように、食事から摂取するプリン体はそれほど多くないものの、過剰に摂りすぎると痛風のリスクが高くなります。そのため、痛風を発症・悪化させたくないのであれば、プリン体を多く含む飲食物はできるだけ控えるべきであるといえます。

このとき、すでに述べたように、プリン体はあらゆる食品の中に含まれています。そして、これは青汁も例外ではないのです。

では、痛風の予防や改善などのためには、青汁を飲まないほうが良いのでしょうか?

結論から言うと、青汁は痛風対策に飲むべき飲み物です。これは、青汁には痛風対策に有用な栄養素が豊富に含まれているためです。

そして世の中には、「青汁には大量のプリン体が含まれている」と思っている人が少なくありません。ただ、これから述べるように、青汁には痛風に影響するだけのプリン体は含まれていないのが真実です。

青汁はプリン体を多く含む飲み物?

一般的な青汁は、ケールや大麦若葉などを材料に作られています。これらはどちらも栄養価が高い野菜です。そのため、これら食材で作られた青汁を飲むと、たくさんの栄養素を補給することができます。

ただ、これら食材は、栄養素だけではなくプリン体も多く含んでいます。具体的には、ケールに含まれているプリン体は、100gあたり約40mgです。また、大麦若葉には、100gあたり約88mgのプリン体が含まれています。

これに対して、ビールに含まれているプリン体は、100gあたり4~8mgです。このようなデータを見ると、「ケールや大麦若葉などから作られる青汁は、高プリン体飲料である」ように見えます。

しかしながら、青汁に使用されている野菜は、1杯(100ml)あたり約2~3gです。そのため、青汁に含まれているプリン体は、0.8mg~2.64mg程度ということになります。

このようなことから、青汁に含まれているプリン体は、ビールよりもかなり低いということがわかります。つまり、青汁を飲むことによってプリン体の過剰摂取が起こることはないということです。

青汁は肥満の予防・改善に効果的

すでに述べたように、肥満は痛風の発症リスクを高める要因になります。

このような中、青汁には肥満に効果のある栄養素や成分などが豊富に含まれています。

例えば、青汁に含まれている食物繊維には、糖質や脂質などのエネルギー源を吸収しにくくする働きがあります。そのため、青汁を食事の前や食事中などに飲むようにすると、エネルギーの摂取量が抑えられて太りづらくなります。

さらに、青汁によって糖質の吸収が抑えられると、「肥満を促すホルモン」が分泌されにくくなります。というのも、摂取した糖質は、糖に分解されて血液中に流れ出ます。

このような血液中の糖は、「インスリン」というホルモンによって細胞に取り込まれます。ただ、インスリンは、太りやすくしたり痩せにくくしたりする作用も持ち合わせています。

そして、このようなインスリンは、糖質が吸収されやすいほど分泌量が増えます。そのため、青汁によって糖質が吸収されにくくなると、インスリンの分泌量が少なくなって太りにくくなります。

また、青汁に含まれている食物繊維には、満腹感を促し空腹感を起こしにくくする働きもあります。そのため、青汁を習慣的に飲んでいると、食べたい欲求が抑えられてダイエットが成功しやすくなります。

そして、青汁には、摂取したエネルギー源を燃やすために必要なビタミン群も多く含まれています。

そのため、青汁を習慣的に飲んでいると、エネルギーを使用しやすくなって太りにくく痩せやすい体に近づいていきます。その結果、痛風が発症しにくい体質となりやすくなります。

青汁はアルコール摂取による悪影響を減らす

さらに、食物繊維にはアルコールも吸収しにくくする働きがあります。

このようにしてアルコールが吸収されにくくなると、その分だけアルコール摂取による痛風発症のリスクが少なくなりやすいです。そのため、アルコールを飲む際に青汁を飲むようにすると、痛風の発症リスクが低下しやすくなります。

尿の量を増やす

野菜や果物などの植物性食品には、「カリウム」というミネラルが豊富に含まれています。

カリウムには、排尿を促す作用があります。そのため、カリウムをたくさん摂ると、尿の量が増えて尿酸の排出量が増加しやすくなります。

ただ、このようなカリウムは、水に溶けやすい栄養素です。そのため、野菜を茹でたり煮たりして食べると、摂取できるカリウムの量が少なくなりやすいです。

このような中、青汁は野菜をそのまま摂る飲み物であるため、カリウムが豊富に含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲んでいると、多くのカリウムを補給することができます。

また、青汁を飲むと、水分を補給することになります。そのため、青汁を飲むと、摂取した水分やカリウムの影響によって、排尿が促されて尿酸が排出されやすくなります。その結果、痛風が発症・悪化しにくくなります。

このように、青汁は「痛風に良くない飲み物」と思われることがあるものの、実際には痛風を改善したり予防したりする効果のある飲み物です。

ただ、当然のことながら、青汁を飲んでも、「摂取したアルコールや高プリン体食品などが「なかったこと」になるわけではありません。

そのため、青汁を飲んでいても、ビールをたくさん飲んだりレバーや白子などを大量に食べたりすると、痛風の発症・悪化につながります。

とはいえ、普段これらの食品を好んで摂っている人は、これら食品を急にやめようとしても難しいのが実情です。

そのため、このような場合には、ビールやおつまみなどを摂る前に青汁を飲むようにしてみましょう。そうすることによって、これら食品の摂取による痛風リスクを和らげることができ、「健康的な身体への第一歩」を踏み出すことができます。