あなたは、「うつ病」に対してどんなイメージを抱いているでしょうか。もしあなたがうつ病を経験したことがあるのであれば、「うつ病はつらい病気である」という印象を持っていることでしょう。

一方で、うつ病を経験したことがない人の中には、「うつ病は病気ではなく、なまけているだけである」と思っているケースがあります。これは、うつ病の主な症状が「やる気が出ない」や「気分が落ち込む」などの精神的なものであることが原因です。

そして日本では、「根性があればどんな問題も解決できる」という思想が深く根付いています。そのため、うつ病の経験や知識などがない人は、病気によって精神症状が出ていても「なまけているだけだ」と判断しやすいです。

ただ、うつ病は、世界的にも認められている病気です。また、うつ病患者に「根性なし」という評価を一方的に下してしまうと、病気の発見が遅れてうつ病が悪化しやすくなります。

そして、うつ病が重症化すると、自立した生活が行えなくなります。さらに、集中力の低下によって事故に遭いやすくなったり、精神状態が悪化して自殺に至ってしまったりすることもあります。

このような中、青汁にはうつ病を予防したり改善したりするために必要な栄養素がたっぷり詰まっています。そのため、青汁を習慣的に飲むことで、精神状態が改善されやすくなり、うつ病が原因の身体症状が解消されやすくなります。

そこで、ここでは青汁がうつ病に効果的な理由について解説していきます。

うつ病とは?

近年では、うつ病の患者数が世界的に増加傾向にあります。そしてこれは、日本も例外ではありません。実際に、1996年には43.3万人だった日本のうつ病患者が、2011年には95.8万人まで急増しています。

このようなうつ病患者の増加は、「うつ病にかかる人が増えた」だけではなく、「うつ病の認知度が高まった」という要因もあります。そのため、このようなデータでは、「うつ病を発症する人が増えた」と言い切ることはできません。

ただ一方で、このようなデータには、「うつ病を発症しているにも関わらず、病院を受診していない人」が含まれていません。

特に、日本には「根性論」という思想が染み付いている人が多いです。このような人は、うつ病を発症していても「根性が足りないだけだ」と自ら判断して、病院を受診しないケースが多いです。このようなことから、日本における潜在的なうつ病患者数はかなり多いといわれています。

うつ病が発症する原因

一般的には、うつ病はストレスによって発症する病気であると認知されています。ただ実際には、性格や遺伝などの「生まれつきの性質」が原因となっているケースがあります。

また、他の病気や服用している薬などもうつ病の原因となることがあります。そして、女性の場合、月経や妊娠、閉経などによるホルモンバランスの変化によってうつ病が発症することがあります。

このように、うつ病はさまざまな原因によって発症します。そして、これらの原因が重なると、さらにうつ病が重症化しやすくなります。このようなことから、うつ病の多くは、複数の原因によって発症しているといわれています。

そして近年の研究では、うつ病患者の脳内では、神経伝達物質が通常よりも少なくなっていることがわかっています。そのため、うつ病の原因は「脳内における神経伝達物質の分泌異常である」と考えられています。

「神経伝達物質」とは?

わたしたちの体には、「神経」が張り巡らされています。神経とは、脳からの命令を離れた部位に伝えたり、体が受けた刺激を脳まで届けたりする働きを担っている組織です。

例えば、わたしたちが腕を動かそうとすると、脳が「腕を動かせ」という指令を出します。そして、このような指令が神経によって腕に伝わることによって、意識したとおりに腕が動きます。

また、皮膚に何かが触れた時、わたしたちは「何かが触れた」と認識することができます。これは、皮膚が受けた刺激が神経を通じて脳に伝わるためです。

さらに、心臓の拍動や呼吸、食べ物の消化なども、脳の命令が神経を介して心臓や呼吸器、消化器などに伝えられることによって行われます。

そして、このような「司令塔」の役割を担っている脳内にも、数え切れないほど多くの神経が張り巡らされています。わたしたち脳は、このような神経が正常に働くことによって、膨大な量の情報を処理しています。

このように、神経は「外部からの刺激や脳からの指令などを、それぞれの組織に伝達する」という働きを担っています。そのため、神経は「人体のあらゆる機能に関与している」といえます。

このような神経は、「神経細胞」という細胞が集まることによって形成されています。そして、神経細胞は「神経伝達物質」を受け渡しすることによって情報を速やかに伝えています。

このようなことから、神経伝達物質は、指令や刺激などの情報を伝えるための「手紙」のようなものと例えることができます。

このような「神経細胞の手紙」には、伝える情報によっていくつかの種類があります。例えば、「ノルアドレナリン」という神経伝達物質は、主に「心身を興奮させる」という内容の「手紙」となっています。

具体的にいうと、ノルアドレナリンには、やる気や集中力などを起こさせたり活動するのに適した体を作ったりする働きがあります。

また、「セロトニン」という神経伝達物質には、心身の働きを調整して精神を安定させたり食欲を向上させたりする働きがあります。

このように、神経細胞は「神経伝達物質」という「手紙」を互いに受け渡しすることによって、情報の伝達を行っています。そのため、何らかの理由によって神経伝達物質が放出されないと、神経細胞同士の連携がうまくいかなくなります。

そして、このようにして脳や体などの情報伝達がうまくいかなくなると、人体のさまざまな機能が低下しやすくなります。例えば、ノルアドレナリンが分泌されにくくなると、意欲や気力などが低下しやすくなります。また、頭痛や胃痛などの身体症状も現れやすくなります。

また、セロトニンが分泌されにくくなると、食欲が低下したり強い不安感が生じたりしやすくなります。また、不眠や疲労感、便秘などの症状も現れやすくなります。

このように、神経伝達物質の分泌異常が起こると、体のさまざまな機能に影響が現れます。そのため、うつ病を発症すると、精神的な症状だけではなく、体の不調も生じるようになります。

うつ病とストレスの関係性

前項で述べたように、うつ病を発症している状態では、脳内における神経伝達物質の分泌量が低下することがわかっています。

そして、このような神経伝達物質の分泌異常は、強いストレスによって起こりやすくなります。これは、ストレスを感じると、前述した神経伝達物質のうち、「ノルアドレナリン」の分泌量が多くなるためです。

というのも、本来ストレスとは、「生命の危機」です。このような生命の危機を逃れるためには、体を興奮させてパフォーマンスを向上させる必要があります。

そして、前述のように、ノルアドレナリンには「心身を興奮させる」という作用があります。そのため、ストレスを感じると、ストレスの要因に対抗するために、ノルアドレナリンが多く分泌されるようになります。

このとき、ストレスが強すぎたり長期化したりすると、ノルアドレナリンが大量に分泌されることになります。すると、ノルアドレナリンの分泌能力が追いつかず、最終的には枯渇してしまいます。つまり、ノルアドレナリンが分泌されにくくなるということです。

また、このようにして「ストレスに対抗するための体」になると、セロトニンの分泌が抑えられることがわかっています。そして、この状態が長期化すると、セロトニンの分泌能力そのものが低下して、「脳内のセロトニンが放出されづらい体質」となります。

前述のように、神経伝達物質の分泌量が低下すると、うつ症状が現れやすくなります。このようなことから、強いストレスや長期に及ぶストレスがあったりすると、うつ病が発症しやすくなるということがわかります。

自律神経が乱れるとうつ病が発症しやすくなる

これまでに述べたように、わたしたちの体には、ストレスを感じると「ストレスに対応するために体を調整させる機能」が備わっています。具体的には、ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンの分泌量が増えたり「交感神経」の働きが活発になったりします。

交感神経とは、自律神経の一種であり、「体が活動するとき」に優位となる神経系です。例えば、交感神経が働くと、心臓の拍動や呼吸数などが増えたり、集中力が高まったりしやすくなります。

このような交感神経は、もう1つの自律神経である「副交感神経」と対になって働きます。

副交感神経は、「体を休ませるとき」に働く神経系です。そのため、副交感神経が優位になると、眠くなったり体の力が抜けたりして、心身ともに「リラックスモード」になります。

通常、これら2つの自律神経は、環境やリズムなどに応じてスイッチが入れ替わります。

例えば、朝~昼の活動時には交感神経が働き、副交感神経の作用が抑制されます。一方で、夕方~夜にかけては、副交感神経の働きが高まり、交感神経が「オフ」の状態となります。

ただ、これらスイッチの切り替えは、さまざまな要因によってうまくいかなくなります。例えば、強いストレスがあると、交感神経のスイッチがずっと「オン」の状態となります。

このとき、交感神経が長時間働くと、その分だけ「ノルアドレナリン」が多く分泌されることになります。これは、ノルアドレナリンが「交感神経を興奮させる」という役割を担っているためです。

そして、このようにしてノルアドレナリンが分泌され続けると、ノルアドレナリンが枯渇してうつ症状が現れやすくなるということはすでに述べたとおりです。

このように、自律神経のバランスが崩れて交感神経の優位が続くと、うつ症状が現れやすくなります。そして、このような自律神経の乱れは、ストレス以外でも起こります。

というのも、すでに述べたように、交感神経は「朝~昼」や「活動時」などに優位になりやすい神経です。そのため、明るい空間に身を置いていたり体や頭などを働かせたりすると、交感神経が優位になりやすくなります。

そして、現代人は、このような理由によって交感神経の優位が続いている人が多いです。

例えば、現代の日本では、ほとんどの人が寝る直前まで明るい部屋で過ごしています。このような人は、寝る直前まで「交感神経が刺激されやすい環境」にいることになります。

また、寝る直前に携帯電話を見たりゲームをしたりする人も多いです。さらに、睡眠時間を削って仕事や勉強などをしている人も少なくありません。

このようにして「体や脳などが活動する時間」が多くなると、その分だけ交感神経への刺激が長く続くことになるため、自律神経が乱れやすくなります。

そして、次で述べるように、現代の日本には「栄養不足によって自律神経が乱れている人」がかなり多いといわれています。

そのため、うつ病を予防したり改善したりするためには、自律神経の乱れを正す生活習慣を心がけるとともに、体が必要としている栄養をしっかり補給することが大切であるといえます。

栄養不足はうつ病の原因となる

ほとんどの人が知っているように、わたしたちの体は食べたもので作られています。具体的には、食物に含まれる栄養を利用したり体の組織に作り変えたりすることによって体の機能が保たれています。

そのため、食事の内容が偏ると、身体のさまざまなところに不調が生じたり病気が発症しやすくなったりします。また、これはうつ病も例外ではなく、栄養バランスが偏った食事ばかり摂っているとうつ病の発症リスクが高くなります。

とはいえ、多くの人は、「自分が栄養不足である」と思っていません。また、摂取する栄養が偏ることによってうつ病が発症しやすくなるということは、「にわかには信じられない」という人がほとんどでしょう。

ただ、これから述べるように、現代人は「潜在的な栄養失調」に陥っている人が多いです。そして、このような慢性的な栄養不足が原因でうつ症状が現れている人は少なくありません。

「野菜不足」な現代日本人

あなたは、アメリカと日本ではどちらの方が野菜の消費量が多いと思いますか?

多くの人は、日本人の方が野菜を食べている、と答えるでしょう。実際に、とあるアンケート結果では、ほとんどの人が「アメリカ人よりも日本人の方が野菜を食べている」と答えています。

ただ実際には、国の調査では、「アメリカ人の方が日本人よりも野菜を食べている」ということがわかっています。

具体的にいうと、2013年に公表されたデータでは、アメリカ人の1日における野菜摂取量が約340gであったのに対して、日本人の野菜摂取量は約280gでした。

このような中、健康的な身体を維持するために必要な野菜の摂取量は、1日あたり350gであるといわれています。このようなことから、ほとんどの日本人は「野菜不足であるにも関わらず、野菜不足の自覚がない」ということがわかります。

ただ、野菜にはさまざまな種類のビタミンやミネラルなどの「微量栄養素」が豊富に含まれています。そのため、野菜を食べる量が少なくなると、その分だけビタミン・ミネラルの摂取量が不足しやすくなります。

そして、このような微量栄養素には、神経伝達物質を作る際に欠かせないものが多いです。このようなことから、野菜不足による「隠れ栄養失調」は、うつ症状の隠れた原因の1つであるということがいえます。

神経伝達物質はさまざまな栄養の力を借りて作られる

すでに述べたように、神経伝達物質にはさまざまな種類があります。そして、このような神経伝達物質はどれも、アミノ酸を材料に作られます。

アミノ酸とは、タンパク質が分解されて生じる物質です。そのため、タンパク質の摂取量が不足したり質の悪いタンパク質ばかり摂ったりすると、材料不足によって神経伝達物質が作られにくくなります。

また、このような神経伝達物質は、さまざまな成分の力を借りて作られます。例えば、「トリプトファン」というアミノ酸からセロトニンを作るためには、葉酸や鉄、ビタミンB6、マグネシウムなどのさまざまな栄養素が不可欠です。

また、ノルアドレナリンを作るためには、「フェニルアラニン」というアミノ酸とともに、葉酸や鉄、ビタミンB6、ビタミンCなどが必要となります。

そのため、神経伝達物質の材料となるタンパク質をしっかり摂っていても、これらビタミン・ミネラルが不足すると、神経伝達物質が作られにくくなります。

このような中、前述のように野菜は、微量栄養素を多く含む食材です。そのため、野菜の摂取量が足りなくなると、ビタミン・ミネラル不足となり、神経伝達物質が作られにくくなることがわかります。

栄養が不足するとストレスに弱くなる

すでに述べたように、人間はストレスを感じると、ホルモンを分泌したり交感神経を優位にしたりして「ストレスに強い体」を作ろうとします。

また、このような反応がうまく起こらないと、体がストレスに対処できる状態とはなりません。そのため、ストレスに対する反応が起こりにくくなると、ストレスを感じやすくなったりストレスを処理できなくなったりします。

そして、栄養不足になると、このような「ストレス反応」がうまく起こらなくなるため、ストレスに弱い体質となります。これは、ストレス反応を起こすためには、さまざまな栄養が必要となるためです。

というのも、「交感神経が働くためには、ノルアドレナリンが分泌される必要がある」ということは前述したとおりです。

そして、このようなノルアドレナリンは、さまざまなビタミン・ミネラルの力を借りて作られます。そのため、微量栄養素不足になると、交感神経が働きにくくなり、ストレスに弱い体質となります。

また、前述したように、ストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。このようなホルモンは、副腎皮質によって作られます。

このとき、コルチゾールが作られる際には、大量のビタミンCを消費します。そのため、ビタミンCの摂取量が足りなくなると、コルチゾールの分泌が行われにくくなってストレスに弱い体質となります。

このようにして「ストレスに弱い体質」となると、「通常であればストレスを感じない事柄」にもストレスを感じたり、小さなストレス要因で強いストレスを感じたりするようになります。

そして前述のように、このようにして強いストレスが生じると、うつ病が発症しやすくなります。このようなことから、栄養不足になるとストレスを感じやすくなり、うつ病を発症しやすくなるということがわかります。

そして、野菜不足は、このような栄養失調を起こします。特に、ビタミンCは動物性食品にはほとんど含まれない栄養素です。そのため、野菜不足になると、ストレスを感じやすい体質になってうつ症状が現れやすくなるといえます。

このように、うつ病と野菜不足は一見関係ないように見えるものの、実際には野菜不足はうつ病の発症を招くことがあるのです。

そのため、うつ病を予防したり改善したりするためには、野菜をしっかり摂ることが大切であるといえます。

うつ病対策に青汁を飲むべき理由

前項で述べたように、うつ病の予防・改善のためには、野菜をたっぷり食べることが大切です。

とはいえ、「野菜を食べようと思っても、なかなか実行できない」という人がほとんどでしょう。これは、現代日本人の多くは、「睡眠時間を削るほど忙しい」ためです。

このようにして忙しいと、調理するための時間が確保できないため自炊することが困難になります。

ただ、外食や惣菜、レトルト食品には、野菜があまり含まれていません。そのため、食事をこれら食品で済ますことが多いと、慢性的な野菜不足に陥りやすくなります。

また、さまざまな野菜料理のうち、「生野菜サラダ」は調理の手間がかなり少ないです。そのため、「忙しくても野菜を食べている」という自覚のある人は、野菜を生で食べることが多いです。

ただ、生の野菜はかさが多いため、少量で満腹感が生じます。そのため、生野菜では、「食べた」という満足感が強いものの、実際にはそれほど食べていないということが少なくありません。

そして、野菜の必要摂取量を生野菜でまかなおうとすると、他の食品が食べられないほど満腹になります。このようなことから、1日の必要摂取量である350gの野菜を生野菜で補うことは難しいといえます。

このように、忙しくて調理の時間が取れないと、野菜の摂取量が不足しがちになります。

とはいえ、当然のことながら、野菜不足を解消するために仕事や勉強などをやめることはできないでしょう。このようなことから、現代日本人の野菜不足は、「致し方ないこと」であるといえます。

このような中、青汁は栄養価の高い緑黄色野菜から作られる飲み物です。そのため、青汁には野菜が持つ栄養がたっぷり含まれています。

また、市販の青汁は、解凍したり水に溶かしたりするだけで簡単に飲むことができます。そのため、青汁を飲むことで、忙しい現代人でも手軽に野菜の栄養を補給することができます。

そして、このようにして以下のような栄養素を補給することによって、うつ病にかかりにくい健康的な身体を手に入れることができます。

青汁には神経伝達物質の生成を助ける栄養素がたっぷり含まれている

前述のように、神経伝達物質の不足が起こると、うつ症状が現れやすくなります。また、このような神経伝達物質が作られるためには、材料となるアミノ酸だけではなく、さまざまなビタミン・ミネラルが必要不可欠です。

そのため、うつ病を予防したり改善したりするためには、必要となるビタミンやミネラルなどの栄養素をしっかり摂る必要があります。

ただこのとき、このような栄養素を補うために市販のサプリメントを利用すると、必要となる栄養が補いきれないことがあります。これは、神経伝達物質の生成には多くの栄養素が関わっているためです。

例えばノルアドレナリンの生成には、アミノ酸とともに、葉酸や鉄、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンC、銅などの栄養素が必要です。

そのため、「ビタミンC」や「鉄」、「ビタミンB群」などのサプリメントを摂っても、他の栄養素が不足していればノルアドレナリンの生成は促されないことになります。

また、市販におけるサプリメントの多くは、通常の食事に比べて栄養が吸収されづらいことがわかっています。そのため、サプリメントの摂取だけでは、体が必要とする栄養を補いきれません。

さらに、栄養を吸収するためには、消化器官の細胞が健康である必要があります。そして、このような細胞の代謝には、ビタミンB群や亜鉛などの栄養素が必要不可欠です。

このようなことから、神経伝達物質の生成を助けるためには、神経伝達物質の生成に必要な栄養素だけではなく、さまざまな種類の栄養素をバランスよく摂る必要があることがわかります。

このような中、青汁は野菜を原料とした食品です。そのため、青汁にはさまざまな栄養がバランス良く含まれており、なおかつ吸収されやすい状態となっています。

そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、神経伝達物質の生成に必要な栄養素を効果的に補給することができるようになるため、うつ病が発症しにくくなったり改善されやすくなったりすることが期待できます。

青汁に含まれている食物繊維は神経伝達物質の生成を間接的に助ける

これまでに述べたように、脳内で神経伝達物質が作られるためには、神経伝達物質の材料となる栄養素をしっかり摂る必要があります。さらに、このような栄養素は、脳内へ届けられることによって初めて「神経伝達物質の材料」として利用されます。

このとき、血液中の糖が少ないと、神経伝達物質の材料であるアミノ酸が脳内へ届けられにくくなることがわかっています。そのため、脳内に神経伝達物質の材料を届けるためには、血液中に糖がある状態を維持することが大切であるといえます。

このような中、野菜や果物などに含まれている「食物繊維」には、「血液中に糖がある状態」を長続きさせる間接的な作用があります。というのも、食物繊維の多い食事を摂ると、糖質の吸収が抑えられるためです。

このような糖質は、人体に吸収されると速やかに分解されてぶどう糖や果糖などとなります。そして、これらのうちぶどう糖は、血液中に流れ出て全身へと運ばれていきます。

このとき、食品中の糖質がすばやく吸収されると、その分だけ血液中に大量の糖が流れることになります。すると、体に備わっている「血液中の糖を減らす仕組み」が作動して、血液中の糖が急激に減少することになります。

そして、前述のように、血液中の糖が少ないとアミノ酸が脳に届きにくくなります。そのため、糖質が速やかに吸収されると、神経伝達物質が作られにくい時間が生じるといえます。

一方で、糖質の吸収スピードが緩やかになると、血液中には徐々に糖が流れ出ることになります。そのため、食物繊維の多い食事を摂ると、「血液中に糖がある状態」が長続きしやすくなります。

すると、「アミノ酸が脳に届けられやすい状態」も長続きすることになるため、脳内に継続して神経伝達物質の材料が届きやすくなります。

このように、食物繊維には神経伝達物質の生成を助ける間接的な作用があります。そのため、食物繊維をたっぷり含む青汁を食事と一緒に飲むようにすると、「神経伝達物質が生成されやすい状態」が長続きしやすくなり、うつ症状が改善しやすくなるといえます。

青汁にはストレス耐性を高める栄養素が含まれている

これまでに述べたように、ストレスに強い体質になるためにも、しっかり栄養を摂る必要があります。特に、ビタミンCはコルチゾールの分泌に深く関与しています。そのため、ストレスに強い身体となるためには、ビタミンCをしっかり摂る必要があります。

ただ、このようなビタミンCは、動物性食品にはあまり含まれていません。そのため、動物性食品ばかり食べていると、ストレスに弱い体質になりやすくなります。

このような中、野菜から作られる青汁には、ビタミンCが豊富に含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲むことで、ストレスに強い体質になりやすくなります。

このとき、ストレス対策で青汁を飲むのであれば、青汁を朝昼晩の1日3回飲むことをおすすめします。というのも、ビタミンCは水溶性の成分であるため、摂取してから数時間で体外へ排出されるためです。

このように、青汁にはうつ病の予防や改善などに効果的な栄養素・成分が豊富に含まれています。そのため、「やる気が起きない」や「集中力がない」、「落ち込みやすくなった」などの症状を感じているのであれば、青汁を飲むようにしましょう。

また、うつ病の精神的な症状を自覚していなくても、原因不明の頭痛や疲労感などがある場合は、「うつ病予備軍」の状態である可能性があります。

さらに、うつ病はきっかけがあれば誰にでも発症する病気です。

そのため、現在うつ病の症状を自覚していないとしても、「健康的な生活を維持したい」と考えているのであれば、青汁を生活に取り入れてみることをおすすめします。

そうすることによって、心身の不快な症状が起こりづらくなり、勉強や仕事などにも集中して取り組みやすくなります。