「青汁が健康に良い」ということは、多くの人が知っている事実です。

実際に、青汁には健康の増進や維持などに役立つ栄養素・成分が豊富に含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲むと、これら成分が体に補給されることによって、さまざまな健康効果を実感することができます。

このとき、「青汁は大人のための健康飲料である」と思っている人は少なくありません。というのも、子供の体は大人に比べて未熟です。そのため、大人にとって健康的な効果のある食品であっても、子供の体には負担となることがあります。

ただ青汁は、赤ちゃんでも飲むことができる健康飲料です。また、小さい頃から青汁を飲むことには、発育面やしつけの面などにおいて多数のメリットがあります。

とはいえ、市販青汁の中には、赤ちゃんが飲むのに適さないものがあるのも事実です。そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませるためには、正しい知識や食事への取り入れ方などを知っておく必要があります。

そこで、ここでは赤ちゃんが飲む青汁の選び方や青汁を利用した離乳食の作り方などについて解説していきます。

赤ちゃんはいつから青汁を飲める?

冒頭で述べたように、青汁は赤ちゃんでも飲むことが出来る健康飲料です。

とはいえ、生まれたばかりの赤ちゃんの消化器官はかなり未熟です。そのため、この頃の赤ちゃんは、母乳や乳児用ミルクなどしか飲むことができません。

では、赤ちゃんはいつから青汁を飲めるようになるのでしょうか?

これは、これから述べるように、生後5~6ヶ月頃の「食べる練習」を行う時期からであるといえます。

緑黄色野菜は離乳食初期から食べることができる

世の中には、さまざまな「子育て方法」があります。そのため、離乳食の開始時期も、母親の方針によって個人差があります。

とはいえ日本では、生まれてから5~6ヶ月頃には、離乳食を開始するのが一般的です。これは、この頃には唾液の量が増え、柔らかめの固形物を飲み込むことができるようになるためです。

また、この頃の赤ちゃんは、親や兄妹などが食べ物を食べているのを見て、一緒に口を動かすことがあります。そして、このようなサインが見られたら、離乳食開始に適した時期であるといわれています。

このようにして離乳食が始まったら、まずは米やパンなどの「糖質食品」を柔らかく煮たものから食べさせ始めます。これは、このような糖質食品は、消化・吸収しやすく胃腸への負担が少ないためです。

また、このような主食を食べ慣れてきたら、かぼちゃや青菜、ブロッコリーなどの野菜をすりつぶして与えます。具体的には、主食の離乳食を始めて1週間後くらいに野菜を食べさせ始めます。

さらに、赤ちゃんが野菜にも慣れてきたようであれば、豆腐や白身魚などの「アレルギーを起こしにくいタンパク源」を与えるようにします。

このように、葉野菜は離乳食の初期から食べさせることができる食材です。そして、青汁とは、緑黄色の葉野菜を液状にしたものです。そのため、市販の青汁は、離乳食で野菜が食べられるようになる生後5~6ヶ月頃から飲むことができるといえます。

小さい頃から青汁を飲ませるメリット

子どもを育てたことのない人や、子育てしてから長い時間が経過した人などは、「赤ちゃんは便秘しない」と思っていることが多いです。

ただ実際には、赤ちゃんの便秘は「よくあること」であり、多くの親がこれによって悩んでいます。

また、「栄養を吸収する能力が高い赤ちゃんは、便秘をしやすい」という小児科医もいます。そのため、赤ちゃんの便秘は、一般的な大人が思うよりも「一般的なことである」といえます。

とはいえ、自分の赤ちゃんが便秘になれば、心配になるのが親です。また、赤ちゃんに便秘が起こると、赤ちゃんの機嫌も悪くなります。そのため、赤ちゃんの便秘は、なるべく早く改善したいものであるといえます。

このような赤ちゃんの便秘には、さまざまな原因が考えられます。例えば、赤ちゃんが飲む粉ミルクの中には、「便秘しやすい配合」や「下痢をしやすい配合」などとなっているものがあります。

そのため、赤ちゃんの体質や飲む粉ミルクの種類などによっては、赤ちゃんが便秘となることがあります。特に、母乳から粉ミルクへ切り替えたタイミングには、赤ちゃんの体が粉ミルクに慣れていないため、便秘や下痢などが生じやすいです。

また、完全母乳で育児していても、母親の食事内容や体調などによっては、子どもが便秘となることがあります。

というのも、母乳は母親が摂った食事から作られるものです。そのため、母親が「便秘になりやすい食事」を摂っていると、赤ちゃんも便秘になりやすくなります。

さらに、母親が食事の内容に気をつけていても、母親の体調が悪ければ十分な栄養を吸収できなかったり、栄養価の高い母乳を作れなかったりすることがあります。すると、赤ちゃんが十分な栄養を摂れないことによって便秘になることがあります。

このような中、青汁に含まれている食物繊維には、腸内環境を改善して便秘を防ぐ効果があります。そのため、赤ちゃんが青汁を飲むようにすると、赤ちゃんの便秘が改善・予防しやすくなります。

また、腸内環境と免疫力には、深い関係があります。そのため、食物繊維によって腸内環境が良くなると、赤ちゃんの免疫力が高くなりやすくなります。

さらに、青汁には、葉酸や亜鉛などの「正常な発育に欠かせない栄養素」がたっぷり詰まっています。そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませると、栄養不足による成長不良が起こりにくくなるといえます。

そして、小さい頃から青汁を飲んでいると、「野菜の味」に慣れやすくなります。すると、子どもが「野菜好き」に育ち、将来偏食になるリスクが減りやすくなります。

このように、赤ちゃんに青汁を飲ませることには、発育やしつけなどの面においてさまざまなメリットがあります。そのため、赤ちゃんが離乳食を食べる頃になったら、少しずつ青汁を飲ませてみることをおすすめします。

また、青汁は離乳食に摂り入れることもできます。そして、離乳食に青汁を使用することには、以下のようなメリットがあります。

青汁を離乳食に取り入れるべき理由

離乳食を開始する頃の赤ちゃんは、「噛む」ということができません。そのため、この頃の赤ちゃんに食べさせる離乳食は、「噛まなくても飲める状態」にする必要があります。

例えば、離乳食初期の主食は、「つぶしがゆ」を与えます。これは、「米1:水10」で作った「10倍がゆ」をすりつぶして、液状にしたものです。

また、離乳食初期には、野菜やタンパク源なども液状にして食べさせます。

このとき、ほうれん草や小松菜などの葉野菜には、繊維が多く含まれています。そのため、これらの野菜は、ご飯や豆腐などに比べてすりつぶすのが困難です。

また、このような「すりつぶす」という作業は、頻繁に使用する調理方法ではありません。そのため、料理が好きな人や介護食を作った経験がある人などを除き、一般的には「すりつぶす」という工程を手早く行うことはできません。

このようにして離乳食作りに時間がかかると、その分だけ子どもに構える時間や家事・仕事を行う時間などが削られることになります。そのため、多くの人にとって、このような「野菜をすりつぶす時間」は、なるべく節約したい時間となります。

このような中、市販の粉末青汁は、水に溶かすだけで液状になります。つまり、粉末青汁を離乳食に使用すると、「野菜をすりつぶす」という工程を減らすことができるということです。

当然のことながら、このようにして離乳食を作る時間を節約できると、離乳食を作る親が楽になります。また、離乳食作りに時間がかからないようになると、その分だけ子どもに向き合う時間を長く取ることができます。

そして、親が子どもにしっかり向き合うことができると、赤ちゃんの精神や脳などが健全に発育しやすくなります。そのため、離乳食に青汁を取り入れることは、母親だけではなく赤ちゃんにとっても良いことであるといえます。

青汁はアレルギーの原因になりにくい

すでに述べたように、赤ちゃんの頃から青汁を飲ませることには、さまざまなメリットがあります。そのため、子どもの発育を考えるのであれば、小さい頃から青汁を飲ませることをおすすめします。

このとき、青汁を小さい頃から飲ませるにあたって、多くの親が心配するのが「青汁でアレルギーが起こらないか」という点です。

というのも、現在の日本では、子どもの約3人に1人がアレルギーを発症しているといわれています。また、このような子どものアレルギーのうち、特に多いのは「食物アレルギー」です。

そして、このような食物アレルギーが発症すると、食べられる食材が限られるようになります。すると、限られた食材で体が必要とする栄養素を補う必要が生じるため、日々の食生活が大変なものになります。

また、アレルギーを発症している人が「アレルギーの原因物質=アレルゲン」を体内に取り入れると、「アナフィラキシー」というショック症状を起こすことがあります。

このようにしてショック症状が起こると、最悪の場合死に至ることもあります。そのため、子どもを持つ親のほとんどは、自分の子どもが食物アレルギーにならないように気を配っています。

では、青汁は食物アレルギーの原因になるのでしょうか?

結論からいうと、「青汁では食物アレルギーを発症しない」と言い切ることはできません。これは、わたしたちの体は、みんな体質が異なるためです。

ただ、青汁で食物アレルギーを発症することは極まれです。というのも、すでに述べたように、青汁は緑黄色野菜を液状・粉末状にしたものです。

このような緑黄色野菜は、アレルギーの原因となりやすいタンパク質をほとんど含んでいません。そのため、緑黄色野菜が食物アレルギーの原因となることはほとんどありません。

例外的に、花粉アレルギー(花粉症)を発症している人は、果物や野菜などを食べることによってアレルギー症状が現れることがあります。

これは、果物や野菜などには、「花粉に含まれているアレルゲンと似た構造の物質」が含まれていることがあるためです。

例えば、スギ花粉にアレルギーを持つ人は、生のトマトによってアレルギー症状が現れることがあります。また、シラカバ花粉アレルギーの人は、リンゴや桃などのフルーツによってアレルギー症状が現れやすいです。

とはいえ、これらのアレルギーは、もともと花粉アレルギーによるものです。そのため、緑黄色野菜を食べることによって花粉アレルギーが生じないのと同様に、青汁を飲んでも花粉によるアレルギー症状は起こりません。

さらに、「食品衛生法」という法律では、アレルギーのリスクが高い食材を含んでいる食品は、その旨を表示することを義務付けています。そして、このようなアレルギー表示の中には、緑黄色野菜は含まれていません。

例えば、乳(乳製品)や卵、小麦、そば、落花生、えび、かになどの食材は、「特定原材料7品目」と呼ばれています。これら7品目は、「これらを含んでいる場合、その旨を表示することが義務付けられている」食材です。

また、大豆や鶏肉、りんごなどの食材は、「特定原材料に準ずるもの20品目」とされています。これらの食材を含んでいる食品は、その旨を表示することが推奨されています。

そして、このような「特定原材料」や「特定原材料に準ずるもの」などには、イモ類を除く野菜は含まれていません。

つまり、「イモ類を除く野菜は、食物アレルギーを起こしにくい食材である」とされていることになります。したがって、緑黄色野菜で作られている青汁も、食物アレルギーを起こしにくい飲み物であるということができます。

ただ、市販の青汁の中には、アレルギーを起こしやすい物質や、赤ちゃんが摂取してはいけない成分が含まれているものがあります。そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませるのであれば、これから述べるような内容を熟知してから青汁を選ぶようにしましょう。

赤ちゃんに飲ませるべきではない青汁

これまでに述べたように、青汁は大人だけではなく、赤ちゃんにとっても健康効果の高い飲み物です。そのため、青汁は、家族全員の健康維持に役立ちます。

ただ、市販青汁の中には、野菜成分以外の「不純物」が含まれているケースがあります。また、味や健康効果などを調整するために、野菜以外の食材が添加されているものもあります。

このようにして青汁に「野菜以外のもの」が入っていると、赤ちゃんの体に害が生じたり負担となったりすることがあります。そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませるのであれば、以下のような青汁は避けるべきであるといえます。

「無農薬」という表記のない青汁

青汁は、原料の野菜を洗ったのち、生のまま絞ったり粉砕したりして作られます。このとき、原料の野菜に農薬が使われていると、農薬がそのまま青汁に含まれることがあります。

というのも、農薬は「アブラに溶ける性質」がある一方で、水には溶けません。そのため、野菜に付着している農薬は、水洗いでは落としきれないことがほとんどです。

また、このような農薬は、洗剤を使用することによって落とすことができます。ただ、青汁は生の野菜をそのまま使用します。そのため、青汁には、落としきれなかった農薬や洗剤などがそのまま含まれることがあります。

体が成熟した大人であれば、青汁によってこのような「不純物」を体内に取り入れても、体に大きな害は生じません。

ただ、赤ちゃんの体は未熟であるため、大人であれば問題のない不純物であっても、赤ちゃんの体には害が生じることがあります。

このとき、このような不純物は、アレルギーの原因物質となることがあります。そのため、「無農薬で作られていない野菜」で作られた青汁は、そうでない青汁に比べてアレルギーを発症しやすいといえます。

また、野菜などに使われる農薬の中には、神経系に作用するものがあります。ただ、神経系は、わたしたちの体を維持するため必要不可欠な組織です。

そのため、神経に作用する物質が含まれている農薬が赤ちゃんの体内に入ると、赤ちゃんの正常な発育が妨げられることがあります。

このようなことから、「無農薬野菜を使用している」という表記のない青汁は、赤ちゃんに与えるべきではないということがわかります。

はちみつが含まれている青汁

一般的に、はちみつは体に良い食材であると認識されています。実際に、はちみつにはさまざまな種類のビタミンやミネラルなどが含まれています。そのため、砂糖の代わりに蜂蜜を使用するようにすると、体に必要な栄養を補いやすくなります。

ただ、はちみつは加熱したものであっても、1歳未満の子どもに与えてはいけません。これは、はちみつには「ボツリヌス菌」という菌が含まれていることがあるためです。

ボツリヌス菌とは、土や泥などの中に生息している菌であり、自然環境内に広く存在しています。また、ボツリヌス菌は熱に強い性質をもつため、一般的な加熱では死滅しにくいという特徴があります。

このとき、健康的な大人であれば、ボツリヌス菌が体内に入っても感染はしません。これは、大人の腸内には、すでに腸内細菌がしっかり住み着いているためです。

このようにして腸内細菌がしっかり住み着いていると、新しく入ってきた細菌が住み着くことができません。そのため、大人の体にボツリヌス菌が入っても腸内に住み着くことができないため、ボツリヌス菌に感染することはありません。

一方で、1歳未満における子どもの腸内は、大人に比べて腸内細菌が少ないです。そのため、この頃の赤ちゃんの腸内は、「新しい菌が住み着きやすい環境」となっています。

このような状態になっている腸内にボツリヌス菌が入り込むと、ボツリヌス菌が腸内で増殖して毒素を放出することがあります。ただ、このような毒素は、フグ毒の1000倍以上の毒性を持っており、人体にさまざまな症状を引き起こします。

具体的にいうと、乳児がボツリヌス症を発症すると、ひどい便秘になったり全身の筋肉が緩んだり、呼吸困難になったりすることがあります。

また、すでに述べたように、大人の体にボツリヌス菌が入り込んでもボツリヌス菌には感染しません。

ただ、ボツリヌス菌が活発に活動できるような「保存状態の悪い食品」には、放出された毒素が大量に含まれていることがあります。そして、このような食品によって毒素を体内に取り入れると、大人であっても嘔吐や言語障害などが現れることがあります。

このように、ボツリヌス菌が放出する毒素には、わたしたちの体を死に至らしめる作用があります。そして、腸内環境が未熟な乳児は、特にボツリヌス菌の影響を受けやすいです。

このとき、青汁の中には、味を調整するためにはちみつが添加されているものがあります。そして、一般的な青汁は、なるべく熱を加えない製法で作られている事が多いです。

このようにして十分に加熱を行わないと、ボツリヌス菌が死滅することはありません。このようなことから、はちみつが添加された青汁は、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるため子どもに飲ませるべきではないといえます。

また、ボツリヌス菌は、はちみつだけではなく、黒糖やコーンシロップなどにも含まれていることがあります。そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませるのであれば、「甘みが加わった青汁」を選ばないようにすることが大切です。

緑茶入りの青汁

一般的に、青汁は「苦くてまずいもの」とされています。

実際に、青汁に使用される原料の中には、苦味やニオイなどが強いものがあります。そのため、このような原料を使用した青汁は、「野菜の味が濃い飲み物」に仕上がっています。

ただ、このような「野菜の味」は、多くの人にとって「美味しくないもの」です。そして、「美味しくないもの」を好んで飲み続ける人はほとんどいません。そのため、青汁メーカーが青汁をたくさん売るためには、「美味しい青汁」を作る必要があります。

このようなことから、近年では多くの青汁メーカーが「飲みやすい青汁」を作っています。具体的には、はちみつやフルーツ、緑茶などを加えて味を調整した青汁が多く販売されています。

ただ、緑茶や抹茶などの「お茶類」には、「カフェイン」という成分が含まれています。カフェインとは、コーヒーやお茶類などに含まれており、わたしたちの脳を覚醒させる働きをもつ成分です。

健康的な大人であれば、カフェインの覚醒作用は「仕事や勉強などのパフォーマンス向上」に役立つ働きとなります。実際に、仕事前などにコーヒーを飲むことは、一般的によくあることです。

また、大人の体であれば、体内に取り入れたカフェインは数時間で体外へ排出されます。そのため、通常量の摂取であれば、カフェインの作用が強く現れすぎることはありません。

一方で、未熟な赤ちゃんの体にカフェインが入ると、上手く排出できずに体内にカフェインが留まりやすくなります。また、赤ちゃんは体だけではなく、脳も未熟です。

そのため、赤ちゃんは、大人よりもカフェインの作用が強く現れやすいです。実際に、赤ちゃんの体内にカフェインが入ると、強く覚醒することによって眠れなくなったり不機嫌になったりしやすくなります。

そして、このようにして赤ちゃんに不眠や情緒不安定などが起こると、赤ちゃんの健全な発育が阻害されやすくなります。そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませる場合は、「緑茶や抹茶などが加えられているものを選ばないようにする」ことが大切です。

このように、青汁は赤ちゃんにもおすすめな飲み物であるものの、中には「赤ちゃんが飲むべきではない青汁」もあります。また、赤ちゃんに青汁を飲ませようとする人の中には、赤ちゃんのことを思って「美味しい青汁」を選ぼうとする人がいます。

ただ、このような「美味しい青汁」は、はちみつや緑茶などが入っているリスクがあるだけではなく、「赤ちゃんが野菜に慣れ親しむ機会」を奪ってしまうことになります。

そのため、赤ちゃんに青汁を飲ませるのであれば、無農薬野菜から作られた「味無調整の青汁」を選ぶようにしましょう。そうすることによって、赤ちゃんの体に「余計なもの」が入る心配がなくなるとともに、赤ちゃんの食育にもつながります。

青汁を離乳食に取り入れる方法

これまでに述べたように、青汁は離乳食に取り入れるべき食材です。

とはいえ、一般的に青汁は、「飲み物」として認識されています。そのため、「青汁を離乳食に取り入れる」といっても、ピンと来ない人がほとんどでしょう。

ただ、青汁は、工夫次第でさまざまな離乳食に加えることができる食材です。そのため、青汁を離乳食に取り入れたい人は、以下に述べるような方法を参考にして実践してみましょう。

青汁は片栗粉でとろみを付けて使用する

離乳食を始めた頃は、素材の味をそのまま経験させることが大切です。そのため、離乳食初期には、青汁に何も加えず、そのまま与えることをおすすめします。

とはいえ、青汁を「大人が飲む濃さ」のまま利用すると、子どもにとっては「食べづらい味」となりやすいです。そのため、青汁は、大人が「少し味が薄い」と感じる程度まで薄めて使用するようにしましょう。

また、離乳食初期には、片栗粉などで青汁に「プレーンヨーグルトくらいのとろみ」をつけてから食べさせるようにしましょう。そうすることによって、塊を飲み込む練習をすることができます。

そして、離乳食開始から約1ヶ月が経過したら、いくつかの食材を合わせることができるようになります。そのため、この頃には、青汁を以下のような方法で離乳食に取り入れることができるようになります。

おかゆやタンパク源のペーストなどに添える

離乳食が進んできて赤ちゃんが「プレーンヨーグルト程度の硬さ」で飲むことに慣れてきたら、青汁につける「とろみの度合い」を強くしていきます。

具体的には、離乳食開始から1ヶ月が経過して、離乳食を口からこぼさずに飲み込めるようになったら、マヨネーズくらいのとろみをつけるようにしましょう。

また、この頃は、複数の食材を合わせた味にも慣れていく時期です。そのため、青汁をそのまま与えるだけではなく、青汁ペーストをおかゆや豆腐などに添えるようにして、味に変化を出すようにしましょう。

また、このようにして青汁ペーストを他の食材に添えるようにすると、離乳食の見た目がカラフルになります。そのため、青汁ペーストを利用した離乳食は、「目で食事を楽しむ」という感覚を養うのにも効果的であるといえます。

だしなどで割ってスープにする

青汁は、だしなどと割ってスープとして与えることもできます。例えば、かつおやこんぶなどの和風だしで割れば、抹茶風味のお吸い物となります。

このとき、スープの粘度は、離乳食の進み具合によって変えるようにしましょう。具体的にいうと、離乳食初期にはヨーグルト~マヨネーズ程度のとろみをつけ、具なしのスープとして飲ませます。

また、離乳食中期を過ぎる頃には、歯茎で柔らかい食材を噛めるようになります。そのため、この頃以降には、とろみをつけていない青汁スープに、「指先で潰せる柔らかさの具」を入れるようにしましょう。

そして、青汁を割るだしは、まとめて作って冷凍しておくと便利です。そうすることによって、解凍しただしに粉末青汁を混ぜるだけで1品の離乳食を作ることができるようになります。。

また、だしを作ることが難しい場合は、市販の「離乳食用だし」を活用しましょう。このような「離乳食用のだし」は塩分が控えめになっており、和風や洋風、中華などのさまざまなタイプがあります。

そのため、これらを上手く活用することによって、離乳食を作る時間を大幅に短縮することができるとともに、離乳食のバリエーションを大幅に増やすことができるようになります。

すりつぶしたバナナと混ぜる

これまでに述べたように、青汁はさまざまな方法によって離乳食に取り入れることができます。

とはいえ、赤ちゃんの中には、野菜の味が苦手な子がいます。そのため、このような子は、上で述べたような方法では青汁を食べないことがあるかもしれません。

このような場合には、青汁をバナナのペーストに混ぜることをおすすめします。とはいえ、このような組み合わせは、大人にとっては「美味しくなさそう」に感じることでしょう。

ただ、バナナは甘味が強く、子どもが好きな果物の代表格です。そのため、苦手な野菜であっても、バナナの甘味と一緒であれば食べられるというケースが多いです。

そして、このようにして野菜の味に慣れていくと、徐々に野菜が食べられるようになっていきます。そのため、青汁バナナを食べるようになると、上で述べたような「青汁離乳食」も食べてくれるようになりやすいです。

ホットケーキやプリンなどに青汁を入れる

赤ちゃんの発育が進み、歯茎で食べ物を噛むことができるようになると、パンなどの柔らかいものをそのまま食べられるようになります。そのため、この頃には、ホットケーキやプリンなどを食べられるようになってきます。

このような「スイーツ」は、子どもが好みやすい味です。そのため、このような料理に青汁を入れるようにすると、野菜が苦手な子であっても自然と野菜を食べることができるようになります。

これまで述べたように、青汁は大人だけではなく、赤ちゃんにも適した健康飲料です。そして、青汁を離乳食に取り入れるようにすると、赤ちゃんが成長に必要な栄養素をしっかり補給できるようになるとともに、親の離乳食を作る苦労も減りやすくなります。

また、青汁は授乳中における母親の健康維持にも役立つ飲料です。そのため、青汁は家族全員で飲むことをおすすめします。そうすることによって、家族みんなが健康で元気な日々を送れるようになるはずです。