「健康的な体や美しい肌などを手に入れるためには、”デトックス”することが大切である」ということは、一般的によく知られています。

実際に、体内に溜まっている老廃物を排出することには、さまざまなメリットがあります。そのため、「デトックスは健康や美容などに良い行為である」ということは真実であるといえます。

また、このようにして「要らないものを溜め込まない体」になると、免疫力が上がりやすくなります。すると、風邪を引きにくくなったり、アトピー性皮膚炎が改善しやすくなったりなどの効果が期待できるようになります。

そして、健康食品の代表格である青汁は、このようなデトックス効果が高い飲み物です。そのため、青汁を生活に取り入れることで、「余計なものを溜めにくい体質」になり、健康的で美しい体を手に入れることができるようになります。

そこで、ここでは青汁のデトックス効果と青汁でデトックスする方法について述べていきます。

デトックスとは?

近年、健康や美容などに対する意識の高い人がかなり増えてきています。そのため、雑誌やテレビなどのさまざまなメディアでは、健康や美容に関する情報が定期的に特集されています。

また、これらメディアによる健康特集の中では、「デトックス」という単語が頻繁に使われています。そのため、自身の健康や美容などに気を使っている人にとっては、「デトックス」が身近な言葉となっていることでしょう。

ただ一方で、「デトックスが本来何を意味するか」ということを知らない人は少なくありません。そのため、多くの人が「デトックス」という単語を「なんとなく使用している」というのが現状です。

デトックスとは「要らないものを溜め込まないようにする行為」

デトックス(detox)とは、英語で「解毒」を意味する「detoxification」の略です。このことから、デトックスとは「解毒」を意味するということがわかります。

このとき、医学の分野において、解毒は「アルコールや薬物などにおける依存症患者の体からアルコール及び薬物を抜く治療」を指します。そのため、医療に従事している人にとっては、「デトックス=治療」という意味をもちます。

一方で、一般的な社会では、「デトックス」という単語が本来もつ意味よりも広義で使用されています。具体的には、「体に溜まった老廃物などを排出する」という意味を指すことが多いです。

例えば、多くの人が知っているように、便は「体にとって不要な物」の塊です。実際に、便には体から出た老廃物や腸内細菌が放出した毒素などが含まれており、体内に長く存在すると人体に悪影響を及ぼします。

そのため、「便を体内に溜めること=便秘」は体に悪いことであり、便秘を解消することは健康に良いことになります。このようなことから、「健康的に排便を促す行為は、デトックスの一種である」とされています。

また、わたしたちの体が活動すると、体内で「活性酸素」という物質が生じます。このような活性酸素には、細胞を傷つけて変性させたり、組織の老化を招いたりする作用があります。このようなことから、活性酸素も「溜め込まない方がいい物質」であるといえます。

そして、このような活性酸素は、人体が備えている酵素や抗酸化物質の摂取などによって消去されます。そのため、体の抗酸化力を高めたり抗酸化物質を摂ったりして体内の活性酸素を減らそうする行為を「デトックス」ということもあります。

このように、広義におけるデトックスは、「人体に害をなす物質を減らすこと」を指します。そのため、デトックスは、健康面や美容面などでのメリットがある行為であるといえます。

デトックスの嘘・本当

多くの人が認識しているように、デトックスには健康面や美容面などにおいてさまざまなメリットがあります。一方で、「デトックスが体に良いということは嘘である」という説もささやかれています。

これは、デトックスに関する間違った知識や情報などが氾濫しているためです。また過去に、「デトックス」を謳った悪徳な商品が販売されていたことも、原因の1つとなっています。

例えば、2000年代半ば頃、「デトックスブーム」は最高潮に達していました。そのため、この頃には、多くの会社からさまざまな「デトックス商品」が販売されていました。

このような商品の1つに、「デトックス・フットバス」があります。これは、「フットバス内に足と水を入れて機械を作動させると、電気の力によって体内の毒素が水に溶け出す」というものでした。

当時、このようなデトックス・フットバスは、多くのエステやマッサージ店などに広く採用されていました。そして、多くの人がデトックス・フットバスの効果を信じ、デトックスに夢中になったといわれています。

というのも、実際にこのフットバスを使用すると、水が泡立ってきて茶色い塊が浮遊してくるためです。そして、このようにして生じた泡や塊などが「体内に存在していた毒素・老廃物である」といわれていたのです。

ただ、2007年に行われたとある実験では、足を入れずにフットバスを起動させても泡や塊などが生じることが明らかになりました。

そして、生じた泡は水が分解して発生した水素であり、茶色い塊は電極に使われていた金属から生じたサビでした。つまり、このフットバスには、「デトックス効果」はなかったということです。

当然のことながら、このような「嘘」が判明している現在の日本では、デトックス・フットバスを取り扱っている店舗はありません。ただ、このような一件があってから、「デトックスという行為そのもの」に懐疑的になる人が増えたといわれています。

また、一般的に、「たくさん汗をかくと、老廃物が大量に体外へ排出される」と信じられています。実際に、汗には老廃物が含まれています。そのため、「汗は人体にとって老廃物を排出する1つの手段である」というのは事実です。

ただ、汗の主な役割は「体温調節」です。また、汗が排出する老廃物の量は、汗の量にかかわらずほぼ一定です。

そのため、汗をたくさんかいても、老廃物の排出量はそれほど多くなりません。このようなことから、「汗をかくこと」には、一般的にいわれているほどのデトックス効果はないということがわかります。

さらに、「たくさん水を飲む」ということも、デトックス効果があると信じられています。これは、「水をたくさん飲むと、汗や尿などの量が増えるため」とされています。

当然のことながら、水分の摂取量が少なくなると、汗や尿などの量が減ります。また、便の水分量も減るため、便秘が起こりやすくなります。

このような状態になると、本来排出されるはずの老廃物が体外へ排出されにくくなります。そのため、デトックスするためには、適量の水分を摂取する必要があります。

ただ、前述のように、汗をたくさんかいても老廃物の排出量は増えません。また、水をたくさん飲んで尿の量が増えても、「水分量の多い尿=薄い尿」が出るだけであって、老廃物の排出量が増えることはありません。

このようなことから、「水をたくさん飲めばデトックスできる」という考えは誤っていることがわかります。そのため、老廃物の排出を促したいからといって、必要以上に水を飲むことは避けるのが無難です。

このように、世の中にはデトックスに関する間違った知識や情報などが氾濫しています。そのため、本来は体に良いことであるはずのデトックスが、「健康的な効果がない行為」となっていることがあります。

さらに、このような間違った手法の中には、「健康面でのメリットがない」どころか、体に悪影響を及ぼすものがあります。

デトックス目的で過度に排便を促すのは危険

すでに述べたように、健康的な排便は、広義におけるデトックスの一種です。そのため、便秘を解消することには、デトックス効果があると言い換えることができます。

ただ、このとき、「便秘を解消する健康食品」を使用すると、かえって体に害が及ぶことがあります。これは、このような健康食品には、「腸を無理やり動かして排便を促す成分=下剤成分」が含まれていることが多いためです。

というのも、食事などによって摂った食品は、胃や腸などを通過してやがて便として排出されます。また、食品中に含まれる水分や栄養素などは、腸内で吸収されます。

このとき、下剤成分が含まれている健康食品を摂ると、腸の動きが必要以上に活発になりやすくなります。すると、食品中の水分や栄養素などがしっかり吸収される前に、便となって体外へ排出されてしまうことになります。

当然のことながら、このような水分・栄養素は、人体にとって必要不可欠な成分です。そのため、下剤成分を含む健康食品を摂ると、過度な排便が促されて脱水や栄養失調などが起こりやすくなります。

さらに、このようにして下剤の力で排便を起こしても、水分や栄養素などが体外へ排出されるだけであり、老廃物の排出量は増えません。

そのため、過度に排便をしても、デトックス効果が向上するわけではないといえます。このようなことから、下剤成分を利用した過度な排便には、デメリットしかないということがわかります。

また、生後間もない赤ちゃんでも排便ができるように、人体にはもともと「自力で排便する能力」が備わっています。ただ、健康食品などに含まれている下剤成分を定期的に摂取すると、このような排便能力が低下しやすくなります。

このようにして自力で排便できなくなると、「下剤成分を摂らなければ排便ができない体質」になります。

そして、このような成分に頼って排便するようになると、「本来排出すべきタイミング」ではないときに排便が促されることになるため、前述したような脱水や栄養失調などがさらに起こりやすくなります。

さらに、排便は本来、「自律神経」が働くことによって起こります。そのため、排便を下剤成分によって故意に起こすようになると、自律神経の働きが乱れやすくなります。

ただ、このような自律神経は、排便だけではなく身体のさまざまな機能を担っています。そのため、自律神経が乱れると、動悸や慢性的な疲労感、不眠などのさまざまな症状が現れやすくなります。

このように、下剤成分による排便には、多くのリスクを伴います。そのため、このような成分が含まれている「便秘を解消する健康食品」は利用しないのが賢明です。

とはいえ、このような成分を含んでいる健康食品は、「天然」や「植物性」などと書いてあることがほとんどです。そのため、このような健康食品は、一見体に良い商品に思えます。

ただ、下剤成分は、センナやキャンドルブッシュなどの天然ハーブにも含まれています。そのため、「天然」や「植物性」などと書いてあるからといって「身体に優しい商品だ」と判断せず、原材料をしっかりと確認してから使用することをおすすめします。

また、便秘解消のために健康食品を摂取した後、トイレに駆け込むほどおなかが痛くなったり下痢になったりした場合は、下剤成分が含まれている可能性が高いです。そのため、このような症状が現れた食品は摂取を控えるようにしましょう。

青汁のデトックス効果

前項で述べたように、世の中では間違ったデトックス方法が広く認知されています。そのため、このようなデトックス方法を行ってきた人の中には、「効果がないから行う意味がない」と判断した人が少なくありません。

ただ、当然のことながら、「不要なものが体に溜まっている状態」は健康的ではありません。そのため、このような物を排出したり無害化したりすることには、健康面や美容面などに大きなメリットがあります。

このような中、青汁には、このような「不要なもの」の排出や無害化などを助ける栄養素・成分が豊富に含まれています。

そして、青汁に含まれているこれらの栄養素や成分などは、現代人のほとんどに不足しているものです。そのため、青汁を飲むと、多くの人が以下のような効果を得ることができるといえます。

野菜不足を補って便秘を改善させる

昔の日本では、現在よりも便秘になる人が少なかったといわれています。実際には、戦前の日本における便秘に関する明確なデータがないため、昔と現在における便秘の数を比べることはできません。

ただ、戦前の日本人における1日の排便量平均は、約400gであったというデータがあります。これに対して、現在の日本人における1日の排便量平均は、約200gです。このようなことから、現在の日本人は、昔に比べて排泄する便の量が少なくなっていることがわかります。

このようなデータを見ると、「便は老廃物の塊なのだから、便の量が少なくなった方がいいのではないか?」と思う人がいるかもしれません。

ただ、人間の身体の構造上、「時代によって老廃物の生成量が大きく違う」ということは考えられません。そのため、戦前の日本人も戦後の日本人も、1日に排出している老廃物の量はそれほど変わらないといえます。

そして、老廃物の排出量は変わらないのにも関わらず便の量が少なくなっているということは、「便に含まれる老廃物の割合が増えた」ということを意味します。つまり、現代人の便は、「老廃物が濃い便である」と言いかえることができます。

そして、排便量が多くなると、その分だけ排便回数も多くなります。そのため、昔の日本人は現代人に比べて、「こまめに便を排出していた」と考えられます。このようなことから、現代の日本人は、昔に比べて便秘傾向にあるということがわかります。

このような中、現代の日本人は戦前の日本人に比べて食物繊維の摂取量が減っているということがわかっています。

実際に、戦前の日本人は、1日あたり約30gの食物繊維を摂っていたというデータがあります。これに対して、現代人は1日あたり約15gしか摂っていません。このようなことから、現代の日本人は、昔の約半分しか食物繊維を摂っていないということがわかります。

そして、食物繊維とは、野菜や果物などの植物性食品にのみ含まれる成分です。つまり、現代人は、昔に比べて野菜・果物の摂取量が少なくなっているということです。

そのため、現代人が便秘を予防・改善するためには野菜や果物などを食べるということが大切であるいえます。

ただ、外食や惣菜などには、野菜があまり含まれていません。そのため、野菜をたくさん食べるためには、自炊する必要があります。

とはいえ、野菜を調理するためには時間が必要です。また、野菜は保存が利かないものが多いため、単身や二人暮らしなどでは使い切れずに余ってしまうことが多いです。

そして、「いつも余ってしまう食材」は、購入をためらいがちになります。このようなこともあり、「野菜を食べたくてもなかなか実行できない」という人は少なくありません。

このような中、青汁は水に溶かしたり解凍したりするだけで飲むことができます。そのため、青汁を生活に取り入れると、野菜のデトックス効果を手軽に得ることができるといえます。

水分代謝を改善するミネラルが含まれている

女性であれば、むくみを経験したことがないという人はほとんどいないことでしょう。また、男性であっても、症状を自覚していないだけで、体にむくみが生じているケースが少なくありません。

むくみとは、体の組織に余計な水分が溜まった状態のことを指します。

また、このようにしてむくみを起こしている水分は、細胞の代謝によって生じた老廃物などを抱えています。そのため、むくんでいるということは、「体に余分なものが溜まっている状態である」と言いかえることができます。

このようなむくみは、さまざまな要因によって起こりやすくなります。ただ、前述のように、現代人のほとんどが野菜不足となっています。そして、このような野菜不足は、むくみが起こりやすく改善しづらい体質を作ります。

というのも、日本人が過剰に摂取しがちな塩分には、「ナトリウム」というミネラルが含まれています。このようなナトリウムには、体に水分を溜め込ませる働きがあります。そのため、ナトリウムを多く摂ると、むくみが生じやすくなります。

このようなナトリウムは、「カリウム」というミネラルを摂取することによって体外へ排出されやすくなります。

また、カリウムには、体内の余分な水分の排出を促して尿の量を増やすという作用があります。そのため、カリウムをしっかり摂ると、むくみが生じにくくなったり改善しやすくなったりします。

ただ、このようなカリウムは、植物性食品に多く含まれる栄養素です。そのため、現代の日本人は、野菜の摂取量低下からくるカリウム不足によって、「むくみやすい体質」となっている人が多いです。

このような中、前述したように、青汁は手軽に野菜の持つ栄養を補給できる飲料です。そのため、青汁を生活に取り入れると、カリウムを効果的に補給して水分代謝が改善されやすくなります。

そして、水分代謝が良くなるということは、余計な水分や老廃物などが排出されやすくなるということです。このようなことから、青汁には高いデトックス効果があるということがわかります。

体の抗酸化力を上げる成分が多数含まれている

わたしたちの体には、毒素や有害物質などから身を守るための機能が備わっています。

例えば、多くの場合、食あたりが起こっても自然に回復します。これは、有害物質や毒素などを食品と一緒に摂ってしまっても、体がこれらを処理して無害化・排出するためです。

また、お酒を飲んで二日酔いになっても、時間が経過すると症状が改善されていきます。これは、二日酔いの原因となっていた有害物質が無害化されて排出されるためです。

さらに、感染症の原因となる細菌は、体内で人体に害をなす毒素を放出します。とはいえ、健康であれば、このような毒素によって死に至ることはほとんどありません。これは、人体に毒素を無害化する機能が備わっているためです。

そして、わたしたちの体は、生命を維持するだけで老廃物として有害物質が発生します。ただ、このような有害物質も、無害化されてやがて体外へと排出されます。

このように、人体には毒素や有害物質などを無害化し、体外へ排出する「天然のデトックス機能」を持っています。

そして、このような機能の中心的役割を担っているのが「肝臓」です。そのため、デトックスをしたいのであれば、肝臓の機能を高めることが大切であるといえます。

ただ、肝臓は、毒素・有害物質の無害化だけではなく、エネルギーを作り出したりエネルギーを貯めたり、食物の消化に必要な物質を作ったりなどのさまざまな働きを担っています。そのため、肝臓の細胞は、休みなく働き続けています。

このとき、細胞が活動する際には、活性酸素が生じます。そのため、肝臓の中には、常に多くの活性酸素が発生しているといえます。

ただ、前述のように、活性酸素には細胞にダメージを与えて機能の低下を引き起こす作用があります。

そのため、肝臓内に活性酸素が増えすぎると、肝臓の機能が低下し、「天然のデトックス能力」が下がりやすくなります。このようなことから、体内の抗酸化力を上げることは、体のデトックス能力を高めることにつながるといえます。

このような中、青汁には強い抗酸化作用をもつビタミンCやビタミンE、ビタミンA、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。

さらに、青汁は抗酸化酵素の材料となる亜鉛や銅などのミネラルも含んでいるため、青汁を飲むと体の抗酸化力が向上しやすくなります。

そのため、青汁を日常的に飲むようにすると、体内の活性酸素が減少しやすくなります。すると、肝臓の働きが高まりやすくなり、体のデトックス能力が向上しやすくなります。このようなことから、青汁には高いデトックス効果があるということがわかります。

デトックスによって起こる良い効果

前項で述べたように、青汁はデトックス効果の高い飲み物です。そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、「余計なものを溜め込まない体質」になりやすくなります。

そして、このような体質になると、健康面や美容面などのさまざまなメリットがあります。具体的には、青汁デトックスを行うと、以下のような効果が現れることが期待できます。

腸内環境が良くなってがんや風邪、アレルギー、アトピーなどが発症しにくくなる

前述のように、青汁を飲むと便秘が解消されやすくなります。そして、このようにして便秘知らずの体になると、さまざまな病気が発症しにくくなります。

というのも、便秘になると、腸内環境が悪化しやすくなります。具体的には、便秘は「悪玉菌」の増殖を招きます。

このような悪玉菌は、便に含まれている脂質やタンパク質などをエサに、人体に害をなす毒素を排出します。

すると、腸の細胞が傷つき、腸の働きが低下しやすくなります。このようにして腸の機能が低下すると、栄養素の吸収が上手く行われなくなったり便秘が悪化したりしやすくなります。

また、このような悪玉菌が放出する毒素は、大腸がんの引き金になるということもわかっています。

さらに、人体における免疫細胞の多くは、腸内に集まっています。そのため、腸に悪玉菌が放出した毒素が大量に生じると、免疫細胞がダメージを負いやすくなります。すると、風邪を引きやすくなったりアレルギーが起こりやすくなったりします。

そして、便秘などによって腸内環境が悪くなると、アトピー性皮膚炎が起こりやすくなったり悪化しやすくなったりすることがわかっています。

これは、アトピー性皮膚炎が「免疫機能の異常」によって起こる病気であるためです。そのため、腸内環境が悪化して免疫機能が低下すると、アトピー性皮膚炎が発症・重症化しやすくなります。

このように、便秘はさまざまな病気の原因となります。そのため、青汁の常飲によって日常的にデトックスしていると、腸内環境が良好になり、一見関係のないような病気や症状などが予防・改善されやすくなります。

そのため、上記のような症状に悩んでいるのであれば青汁を試してみることをおすすめします。そうすることによって、症状が軽くなったり起こりにくくなったりしやすくなります。

肌の調子が良くなり、痩せやすい体質になる

便秘は肌荒れの原因になる、ということは、多くの女性が知っている事実です。これは、便秘になると、便に含まれている老廃物や毒素などが血液にのって肌に運ばれるためといわれています。

そのため、便秘を予防したり解消したりすると、ニキビなどが発生しにくい肌質になります。このようなことから、デトックスには美肌効果も期待できるということがわかります。

また、前述のように、肝臓はエネルギーの代謝にも深く関与している臓器です。そのため、青汁によって肝臓が元気になると、痩せやすく太りにくい体質になり、ダイエットの効果を実感しやすくなります。

さらに、エネルギー代謝が良くなると、疲れにくくなって体力が向上しやすくなります。すると、仕事や趣味などに集中して取り組めるようになり、生活の質が向上しやすくなります。

このように、日常的にデトックスを行うと、健康や美容などの「好循環」が生まれます。そのため、青汁を生活に取り入れると、不調や病気などが起こりにくい体質になるといえます。

青汁のデトックス効果を高める飲み方

これまでに述べたように、青汁には高いデトックス効果があります。そのため、生活に青汁を取り入れると、余計なものを溜め込みにくい身体となってさまざまな健康・美容効果を得ることができます。

そして、このようなデトックス効果をより実感したいのであれば、以下のような飲み方を実践してみることをおすすめします。

青汁を飲みながら断食する

現代の日本人は、食べる量が多くなりがちです。また、昔に比べて食肉の摂取量も増加しています。

このようにして食事量が増えると、その分だけ胃腸などの臓器に負担がかかることになります。また、食肉は他の食品に比べて、消化に時間がかかります。そのため、食肉の摂取量が増えると、それに応じて胃腸が働く時間が長くなります。

このようにして胃腸の負担が重くなると、本来胃腸が持っていた「余計なものを排出する力」が弱くなりやすくなります。つまり、身体のデトックス機能が弱まるということです。

また、タンパク質を代謝すると、アンモニアという有害物質が生じます。このようなアンモニアは、肝臓によって無害化され、やがて尿と一緒に排出されます。そのため、タンパク質の摂取量が多くなると、肝臓にかかる負担も重くなります。

そして、このようにして肝臓に負担がかかると、身体のデトックス機能が落ちるということは前述したとおりです。このようなことから、現代人の食生活は「体に備わっているデトックス能力を低下させやすくする」ということがわかります。

ただ、わたしたちの体力が休むことによって回復するのと同様に、消化器官などの臓器も休ませることによって機能が回復しやすくなります。そのため、「一定期間食物を摂取しないこと=断食」には、高いデトックス効果があるいえます。

とはいえ、断食が体に良いからといって、ただ食べることをやめてしまうと、体が必要とするビタミンやミネラルなどの微量栄養素が足りなくなります。すると、断食時に頭痛や疲労感などの不調が現れやすくなります。

このような中、青汁には、身体が必要とするビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。そのため、青汁は断食の際の栄養補給に最適な飲料であるといえます。

また、前述のように、このような栄養素には、肝臓の機能を回復させる働きもあります。このようなことから、青汁を飲みながら断食を行うと、より高いデトックス効果が得られることが期待できます。

青汁をこまめに飲む

これまでに述べたように、青汁にはデトックス効果の高い栄養素や成分などが豊富に含まれています。そのため、青汁でこれらを補給することによって、老廃物などが体外へ排出されやすくなり、健康や美容などを維持しやすい体になります。

ただ、このような栄養素の多くは、水溶性の成分です。このような水溶性の成分は、摂取から数時間で体外へ排出されやすいという性質があります。

そのため、青汁のデトックス効果を実感したいのであれば、青汁をこまめに飲むようにしましょう。具体的には、朝昼晩の食事とともに青汁を飲むことをおすすめします。

そうすることによって、青汁に含まれている栄養素を効果的に補給することができ、青汁の飲み忘れも防ぐことができます。

これまでに述べたように、現代の日本人は「余計なものを溜め込みやすい体」になっています。そして、荷物が多いと活動しにくくなるのと同様に、体に余計なものを抱えていると組織の機能が低下しやすくなります。

そのため、「最近体や肌などの調子が悪い」や「ダイエットしても効果が現れない」などと感じている人は、青汁習慣を始めてみましょう。そうすると不調知らずの体になり、軽快な毎日を送れるようになるはずです。