現在の日本では、「しっかり栄養を摂ることは、健康の増進や維持などにつながる」ということが広く認知されています。

実際に、特定の栄養素を含む健康食品である「サプリメント」は、さまざまな会社から販売されています。

また、近年では、ドラッグストアだけではなく、コンビニエンスストアやスーパーなどでもサプリメントが取り扱われています。このようなことから、現在では、サプリメントの需要がかなり高くなっているということがわかります。

一方で、このような「栄養を含む健康食品」には、「青汁」もあります。このような青汁は、もっとも有名な健康食品の1つであるといっても過言ではなく、昔から愛用者が多い飲み物です。

実際に、健康的で美しい身体を保つ必要のあるスポーツ選手や芸能人などには、青汁を愛用していることを公言している人が少なくありません。

このように、一般的に販売されている健康食品には、さまざまなタイプがあります。そのため、健康維持のために栄養を摂ろうとしても、「何を選んでいいかわからない」という人は少なくありません。

特に、サプリメントと青汁は、どちらもその商品の性質からどっちを飲むべきか迷う人が多いです。

そこで、ここでは青汁とサプリメントの違いを解説し、効果的な利用方法などについて述べていきます。

特定の栄養素だけを摂っても健康にはなれない

これを読んでいるあなたも知っているように、現代の日本には健康に関する情報が満ち溢れています。ただ、このような情報の中には、間違った内容がそのまま信じられているケースが少なくありません。

例えば、一般的に認知されている美容成分の1つに、「コラーゲン」があります。コラーゲンとは、肌を形成しているタンパク質の一種です。そのため、コラーゲンを摂ると、肌のハリやシワなどが改善されると認識している人が多いです。

ただ、食品として摂ったコラーゲンは、体内で「アミノ酸」という小さな塊に分解されます。そして、このようなアミノ酸は、身体のさまざまな部分を構成する「材料」となります。

つまり、コラーゲンを摂っても、肌のコラーゲンが作られるわけではないということです。

このようなことから、コラーゲンを摂っても肌がきれいになるわけではないことがわかります。

これと同様に、栄養素の健康効果に関しても、間違った内容を信じている人が少なくありません。そして、そのような間違った知識でサプリメントを飲むと、体にかえって害が生じることがあります。

具体的には、栄養素に対して以下のような「間違ったイメージ」を抱いている人が多いです。

栄養は多く摂るほど健康になれる?

サプリメントを選ぶ際、多くの人が注目するのが「栄養素の含有量」です。また、サプリメントを販売している会社の中には、「業界一の含有量」などとアピールしているところもあります。そのため、多くの人が、「栄養はたくさん摂る方がいい」と認識しています。

ただ、「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、どのような成分であっても、過剰に摂ると身体に負担や害などが生じます。実際に、栄養素の中には、たくさん摂ることによって不調や病気などが起こるものがあります。

例えば、レバーなどに多く含まれるビタミンAは、摂り過ぎると頭痛や脱毛、筋肉痛などが起こることが知られています。また、妊娠中に摂り過ぎると、胎児が奇形となるリスクが高まることが報告されています。

さらに、多くの人が健康に良いと認識しているカルシウムは、薬やサプリメントなどで摂り過ぎると、嘔吐や脱力感、精神症状などが現れることがあります。また、このような症状が重症化すると、死に至ることもあります。

そして、貧血予防に必須な鉄も、サプリメントなどで摂り過ぎると嘔吐や食欲不振などの症状が起こります。

このように、栄養素の中には、摂り過ぎるとかえって身体に害になるものがあります。このような栄養素の過剰症は、よほどの偏食家でなければ、食事で起こることはまずありません。

ただ、サプリメントは「特定の栄養が凝縮された状態」となっており、食事をとるよりも少ない量で栄養補給ができます。そのため、サプリメントによる栄養補給は、食事よりも過剰症が起こるリスクがかなり高いです。

このようなことから、サプリメントでの栄養補給は「食事よりも健康被害が生じるリスクが高い」ということがわかります。

ビタミンCを摂れば美肌になれる?病気にならない?

ビタミンCが体に良いということは、ほとんどの人が知っています。実際に、ビタミンCには、美肌や免疫力の向上、がんの予防などのさまざまな効果があることがわかっています。

とはいえ、ビタミンCを摂ったからといって、肌がきれいになったり風邪を引きにくくなったり、がんが発症しなかったりするわけではありません。これは、体の機能にはさまざまな栄養素が関与しているためです。

例えば、肌の代謝には、材料となるタンパク質(アミノ酸)やビタミンCだけではなく、亜鉛やビタミンA、葉酸などのさまざまな微量栄養素が必要不可欠です。そのため、ビタミンCだけをたくさん摂っていても、これら栄養素が不足すれば美肌効果は得られません。

また、風邪やがんなどの発症を予防するためには、免疫力や抗酸化力などが高い健康的な身体である必要があります。

そして、このような健康的な身体を保持するためには、ビタミンCだけではなく、ビタミンAやビタミンE、ビタミンB群などのビタミン類や、亜鉛や鉄、銅、マグネシウムなどのミネラル類が必要不可欠です。

さらに、風邪やがんなどの病気と直接的な関係性が低くても、摂取量が不足すると、これらが発症するリスクが高くなる栄養素もあります。

例えば、カルシウムやマグネシウム、ビタミンDなどには、強い骨を作ったり筋肉の働きを調整したりする働きがあります。そのため、これらが不足すると、身体を十分に動かすことができない体質となります。

多くの人が知っているように、運動不足はさまざまな病気のリスクを高めます。実際に、運動量が不足している人は、生活習慣病やがんなどの発症リスクが高くなることがわかっています。

そのため、運動不足を引き起こしやすくする上記栄養素の不足は、風邪などの発症に関与しているということができます。

このように、わたしたちの身体は、特定の栄養素だけを摂っても健康にはなれません。そのため、サプリメントで特定の栄養素だけを摂っても、健康的な身体を手に入れることはできません。

当然のことながら、摂取量が不足している栄養素は、積極的に摂る必要があります。ただ、これから述べるように、現代人が不足している栄養素は、一種類ではありません。

現代人にはさまざまな栄養素が不足している

当然のことながら、わたしたちの身体は「サプリメントの栄養で生きていくように設計されている」わけではありません。人類を含めた動物はみんな、他の生き物(動植物)を食べて消化し、そこから栄養を吸収しています。

このとき、このような「生き物」が含んでいる栄養素には、一定の傾向があります。

例えば、肉や魚などには、タンパク質やミネラルなどが豊富に含まれています。また、米や麦などの穀物は、糖質を多く含む食品です。

そして、野菜には、ビタミンやミネラルなどの栄養素がたくさん含まれています。このように、食品に含まれている栄養素は、食品のカテゴリーによって偏りがあります。

とはいえ、これらの食品はすべて、「特定の栄養素」で構成されているわけではありません。

例えば、野菜にはビタミンCが含まれていますが、ビタミンCしか含まれていないわけではありません。そのため、野菜の摂取量が不足すると、ビタミンCだけではなく、さまざまな栄養素が不足しやすくなります。

このような中、後述するように、現代人の栄養不足は野菜の摂取不足によって起こっています。そのため、現代の日本人は、野菜が持つさまざまな栄養素が不足しています。

このような栄養不足を補うためには、1種類の栄養素だけではなく、さまざまな栄養素をバランスよく摂る必要があります。このようなことから、特定の栄養素しか含まないサプリメントは、現代人の栄養補給に向かないということがわかります。

現代人の栄養補給にはどっちが最適?

「現代の日本で栄養失調の人が増えている」ということは、ほとんどの人が知らない事実です。これは、日本人の多くは、「栄養失調=飢餓」という認識を持っているためです。

当然のことながら、日常的に食べ物が手に入らないような環境では、エネルギーの摂取量が慢性的に不足します。そのため、このような状況では、飢餓が起こりやすくなります。

そして、このような飢餓は、生命の危機に直結します。そのため、飢餓になる人がまれな日本では、「栄養失調になっている人がほとんどいない」というイメージが持たれています。

ただ、わたしたちの身体が正常に機能するためには、エネルギーだけではなく、ビタミンやミネラルなどの栄養素が必要不可欠です。

これらの栄養素は「微量栄養素」と呼ばれ、生きていくために必要な摂取量が少ないという特徴があります。そのため、微量栄養素の摂取量が足りていなくても、ただちに生命の危機が訪れることはありません。

ただ、このような微量栄養素は、身体のさまざまな機能に関与しています。そのため、微量栄養素の摂取量が慢性的に足りていないと、不調や病気などが起こりやすくなります。

現代人の栄養不足は野菜不足が原因

あなたは、十分に野菜を食べていますか?

過去に、とある調査会社がこのような質問でアンケートを取ったところ、ほとんどの人が「十分に野菜を食べている」と答えました。

また、別の調査では、調査対象となった人の約98%が「健康維持のためには野菜の摂取が重要である」と答えています。このようなことから、日本人のほとんどが「健康のために野菜を食べている」という自覚を持っていることがわかります。

ただ、「国民健康・栄養調査」という厚生労働省によるデータでは、成人男性における1日あたりの野菜摂取量は約290gということがわかっています。また、成人女性では、1日あたりの野菜摂取量が約270gとなっています。

これに対して、健康的な身体を維持するために必要であるとされている野菜の摂取量は、1日あたり350gです。このことから、日本人の多くは、「野菜を食べていると自認しているにもかかわらず、実は野菜の摂取量が足りていない」といえます。

このようにして野菜の摂取量が足りないと、野菜がもつ栄養の摂取量が不足しやすくなります。

そして、肉や魚などが「タンパク源」であるならば、野菜は良質な「微量栄養素源」です。そのため、野菜を食べる量が少ないと、微量栄養素の摂取量が不足しやすくなります。

このようなことから、現代人の栄養不足は野菜不足によるものであるということがわかります。

栄養を摂っても吸収されなければ意味がない

前述のように、現代の日本人は、微量栄養素が不足しがちです。そのため、わたしたちが健康的な身体を維持するためには、ビタミンやミネラルなどをしっかり摂る必要があります。

このとき、「ビタミン・ミネラルを摂ればいいなら、サプリメントを飲めばいい」と思う人は少なくありません。

また、多くの人が、「サプリメントは体に良い」というイメージを持っています。これは、現代人の多くが栄養失調であるという事実の認知度は低いものの、「ビタミンやミネラルなどの栄養素が体にいい」ということは認識されているためです。

さらに、サプリメントを販売している会社は、商品がもつ健康効果を全面に打ち出しています。このようなことから、「飲めば健康になれる」というイメージで、「なんとなく」サプリメントを利用している人が多いです。

そして、ビタミンやミネラルなどのサプリメントには、それぞれの栄養素における含有量が記載されています。そのため、このようなサプリメントを飲むと、記載されている量の栄養素を補給した気分になります。

ただ、当然のことながら、サプリメントなどの「栄養素の含まれるもの」を飲んでも、栄養素が身体に吸収されなければ意味はありません。

そして、以下に述べるように、市販されているサプリメントの多くは「栄養素が吸収されづらい形」となっているのが現実です。

このようなことから、「サプリメントに記載されている栄養素の含有量=摂ることができる栄養素の量」ではないということがわかります。

サプリメントの栄養は吸収されづらい

日本で一般的な生活を送っていれば、「薬を飲んだことがない」という人はいないでしょう。ほとんどの人が、病院から処方された薬や市販の薬などを利用したことがあるはずです。

このとき、口から飲む薬である「内服薬(内用薬)」には、錠剤やカプセル剤、液剤(またはシロップ剤)、粉薬(散剤・顆粒剤)などのさまざまな形体があります。そして、これらはそれぞれ、「吸収されやすさ」が異なります。

例えば、粉薬や液剤などでは、有効成分が「細かい形状」となっているため、吸収されやすいという特徴があります。そのため、粉薬や液剤などは、薬の効果が比較的早く現れます。

一方で、粉薬や液剤などは、口の中に薬の味が広がりやすいです。そのため、薬の種類によっては、飲みづらくなったり子どもが飲めなかったりなどすることがあります。

これに対して、錠剤やカプセル剤などは、口の中で解けないため、薬の味によって飲みづらくなることはありません。

さらに、このような形をしている薬は、比較的長期間保管できるというメリットもあります。そのため、一般的に使用されている薬の多くは、錠剤やカプセル剤などとなっています。

一方で、錠剤やカプセル剤などは、粉薬などに比べて吸収されにくいというデメリットがあります。そのため、病院や薬局などで手に入る錠剤の薬には、「吸収されやすくするための工夫」が施されています。

このように、わたしたちが服用している薬は、狙った薬効が現れるように、形状や製造方法などにさまざまな工夫が施されています。そのため、製薬会社が作っているサプリメントは、このような技術が適用されているため、吸収率が高いといわれています。

一方で、一般的な健康食品会社は、このような「錠剤を加工する高い技術」を持ち合わせていないことがほとんどです。そのため、健康食品のみを取り扱っている会社のサプリメントは、栄養素の吸収率が低いものが多いのが現状です。

また、薬を販売するためには、「効果がある」ということを確かめるためのさまざまな試験をクリアする必要があります。

これに対して、サプリメントを販売する際には、このような試験を行う必要がありません。そのため、サプリメントは、薬品区分の栄養補給剤に比べて吸収率が低い可能性が高いです。

さらに、薬の販売にはさまざまな法規制が敷かれているため、同一商品で品質が異なることはありません。また、そのような品質相違が判明した際には、厳しい罰則が与えられます。

これに対して、サプリメントの品質は「企業の良心」によって左右されます。実際に、以下に述べるように、サプリメントに記載されている情報の正確さは、メーカーによって大きく異なるのが現状です。

メーカーによってはかなり低品質なものがある

前述のように、薬品メーカーが作るサプリメントには一定の効果が期待できる一方で、健康食品会社のサプリメントは「効果の実態」が見えないのが実情です。

また、サプリメントを作っている会社によっては、かなり低品質なものを販売しているケースもあります。というのも、当然のことながら、表示されている栄養素の量と実際の含有量が異なることは、法律で禁止されています。

ただ、前述のように、サプリメントを販売する際には、特別な審査が行われるわけではありません。そのため、すべてのサプリメントが成分の内容を正しく表記しているとは限らないといえます。

つまり、悪質な会社であれば、「見つからなければ大丈夫」という誤った認識によって、表示している量と実際の含有量が一致しないことがあるということです。

実際に、過去には「パッケージに記載された栄養素がまったく含まれていないサプリメントが販売されていた」という事例があります。

また、このような企業は少なくなく、大手メーカーのものでも「表記されている栄養素の量≠含まれている栄養素の量」となっていた商品がありました。

このようなことから、サプリメントを飲んでも、栄養補給できるとは限らないということがわかります。また、サプリメントでしっかり栄養補給をするためには、信頼できるメーカーを自らの目で確かめる必要があるといえます。

青汁の栄養素は吸収されやすい?

前述のように、栄養素は錠剤となっているよりも粉状や液状などの方が吸収されやすいです。そのため、粉状になった原材料水に溶かして飲む青汁は、サプリメントよりも栄養が吸収されやすいことがわかります。

また、青汁は緑黄色野菜を原料としています。当然のことながら、野菜は自然の産物であるため、栄養素の含有量が一定ではありません。

そのため、市販の青汁には、含まれている栄養素の表記がないことがほとんどです。このようなことから、青汁は栄養素の量が表示されているサプリメントに比べて、「栄養を摂っている」という実感が湧きにくいことがあるようです。

ただ、前項で述べたように、ほとんどのサプリメントに栄養素の含有量が記載されているものの、それが正しいという保証はありません。

また、サプリメントの栄養素は、化学的に合成したものを含有させていることがほとんどです。

そのため、サプリメントの栄養素は、メーカーが栄養素を入れなければ含まれることはありません。つまり、作り手に「悪意」があれば、目的の栄養素がまったく含まれていないサプリメントになるということです。

これに対して青に汁は、野菜を粉砕したり絞ったりして作られたものであるため、野菜の持つ栄養が含まれています。そのため、青汁で摂れる栄養素の厳密な量はわからないものの、野菜の栄養が摂れることに間違いはないということになります。

このように、青汁は栄養素がたっぷり詰まっている上に、吸収しやすい状態となっています。

さらに、前述したように、現代人の栄養不足は野菜の摂取不足に由来します。そのため、現代人の栄養補給は、野菜で行うのが自然な形です。このようなことから、青汁は現代人の栄養補給に最適な飲み物であるといえます。

青汁であれば何を飲んでも良い?

前述のように、サプリメントの品質は、メーカーによって大きく異なります。そのため、サプリメントの中には、栄養価がかなり低いものがあります。

とはいえ、サプリメントと同様に、青汁もメーカーによって品質が異なります。

例えば、価格の安い青汁は、低品質な原料で作っている可能性が高いです。具体的にいうと、農薬が使用されていたり劣悪な環境で育ったりした野菜で作られていることがあるといえます。

そして、青汁は、原材料を絞ったり粉砕したりして摂る飲み物です。そのため、青汁の品質は原料の品質に大きく左右されます。このようなことから、他のものよりも安価な青汁には手を出さないようにするのが無難です。

また、青汁の原料には、ケールなどの「クセの強い野菜」が使われることが多いです。これは、このような野菜は高い栄養価であることが多いためです。

当然のことながら、このようなクセの強い野菜を原料とした青汁は、飲みづらい味に仕上がります。ただ、このような味になると、一般的な消費者からは避けられやすくなります。そのため、青汁メーカーの多くは、青汁を飲みやすくするための工夫を行っています。

このとき、青汁に使う原料の量を少なくすると、味が薄くなります。そのため、飲みやすい味の青汁の中には、「含まれている原料が少ないもの=栄養価が低いもの」があります。

また、青汁を飲みやすくするために、糖分が添加されているものも少なくありません。多くの人が知っているように、糖分の摂り過ぎは肥満の引き金となり、さまざまな病気の原因となります。

さらに、糖分を摂ると、その分だけ体内のビタミンやミネラルなどを消費します。そのため、糖分が添加されている青汁を飲むと、栄養素の必要量が増えるため、結果として十分な栄養補給ができにくくなります。

このようなことから、「健康に良い青汁」を飲みたいのであれば、糖分が添加されていない「野菜の味がするもの」を選ぶことが大切です。

また、飲んだ時にしっかり甘味を感じるということは、相当な量の糖分が添加されています。そのため、飲みやすい青汁を選ぶ際にも、しっかりとした甘みを感じるものは選ばないようにしましょう。

錠剤青汁と粉末青汁の違い

これまでに述べたように、現代日本人の栄養補給には、サプリメントよりも青汁の方が適しています。

このとき、一般的に認知されている青汁は、粉末を水に溶かして飲むものです。一方で、青汁の中には、サプリメントのように錠剤となっているものがあります。

そのため、青汁を飲もうとした際、どちらが良いのか迷う人もいることでしょう。そこで、以下に錠剤青汁と粉末青汁の違いとそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。

錠剤青汁のメリット・デメリット

これまでに述べたように、青汁を飲むことによる健康的メリットは、栄養素の補給です。そして、このような栄養素は、毎日しっかり摂ることによって体質が改善されていきます。そのため、青汁を飲む際にもっとも大切なことは、「続けること」であるといえます。

このとき、多くの人が知っているように、一般的な青汁は「野菜の味」が濃い飲み物です。そのため、味の好みによっては、「青汁の味を受け付けられない」ということがあります。

これに対して、錠剤の青汁であれば、このような「野菜の味」を感じずに飲むことができます。そのため、野菜が嫌いな人などは、錠剤の青汁の方が続けやすいと感じることでしょう。

ただ、青汁を錠剤にするためには、加熱したり添加物を使用したりする必要があります。

このようにして青汁を加熱すると、原料に含まれる栄養素のうち「熱に弱いもの」が壊れやすくなります。そのため、青汁を錠剤にする際には、栄養素が失われやすいということになります。

また、青汁に添加物を入れると、その分だけ原料の割合が減少します。そのため、錠剤の青汁では、粉末の青汁を飲むのに比べて野菜の栄養素が少なくなっていることが多いです。

さらに、錠剤の青汁を作る際には、粉末の青汁を作る際よりも手順が多いです。そのため、錠剤の青汁は、粉末青汁に比べてコストがかかりやすく、その分だけ価格も高くなりやすいです。

実際に、同じメーカーから出ている青汁を、錠剤と粉末で比べてみると、粉末青汁のほうが、「栄養価が高く1日あたりの値段も安い」ことがほとんどです。このようなことから、品質の良い青汁をなるべく安く飲みたいのであれば、粉末青汁を選ぶことをおすすめします。

粉末青汁のメリット・デメリット

前述のように、錠剤青汁にはさまざまな添加物が含まれており、含まれている栄養素も少なくなりがちです。そのため、添加物を摂りたくない人やしっかり栄養を補給したい人などは、粉末青汁を選ぶべきであるといえます。

ただ、粉末青汁の中にも、さまざまな成分が添加されているケースは少なくありません。例えば、飲みやすい青汁の中には大量の糖分が含まれるものがあるということは、前述のとおりです。

また、粉末青汁の中には、特定の効果をもった「機能性成分」が含まれていたり、飲みやすい味にするために緑茶が含まれていたりすることもあります。

これらはどちらも、通常の摂取量で身体に害がある成分ではありません。むしろ、これらが含まれることによって、より健康効果が高い青汁となっていることがあります。

とはいえ、青汁を飲む人の中には、「余計な成分を摂りたくない」という人もいることでしょう。そのため、青汁の栄養素だけを摂りたいのであれば、粉末青汁に含まれている成分を確認することが大切です。

このように、青汁とサプリメントでは、青汁の方が効果的に栄養を補給できます。そのため、栄養補給のために何を選んでいいかわからない、と悩んでいる人は、青汁を選ぶようにしましょう。また、青汁を選ぶ際は、無農薬との記載があるものを選ぶことが大切です。

そして、錠剤青汁と粉末青汁であれば、粉末青汁の方が「健康的メリットが多い」といえます。とはいえ、青汁は続けることによって健康効果を実感できます。

そのため、まずは「自身が続けやすい方を選ぶようにしましょう。そうすることによって、青汁による健康効果が現れやすくなり、健康的で美しい身体を維持することができるようになるはずです。