ニキビがある人にとっては残念なことですが、「ニキビやニキビ跡などの多い肌は、相手に悪い印象を与える」ということがわかっています。

実際に、とあるアンケートでは、「ニキビのある男性は不潔なようにみえる」と答えた女性がかなり多くなっています。

また、男性が女性に求める外見的な条件の第一位は、「素肌がキレイであることである」というアンケート結果もあります。そのため、ニキビやニキビ跡などのある女性の肌は、男性にとって「好ましくない」と思われているケースが少なくないといえます。

このように、ニキビは男女関係なく、自身の印象を悪化させる要因となります。そのため、ニキビは男女ともに「悩みのタネ」となっているケースが多いです。

ただ、このような悩みを抱えている人は、「洗顔」や「スキンケア」などの「一般的なニキビ対策」を行っていることがほとんどです。

それにもかかわらず、ニキビで悩む人が多いということは、「このようなニキビ対策では、ニキビを改善しきれないケースが少なくない」ということになります。

このような中、青汁には内側から「ニキビの出来にくい肌質」を作り、ニキビ跡を目立たなくしていくのに役立つ栄養素や成分などがたっぷり含まれています。

また、青汁には、ニキビに外側からアプローチできる成分も含まれています。そのため、青汁を日常生活に取り入れると、ニキビで悩む必要のない日々が訪れやすくなります。

そこで、ここでは青汁とニキビの関係性と、ニキビに効果的な青汁の利用方法について解説していきます。

ニキビはなぜできる?

ニキビは、多くの人が体験します。そのため、ニキビが「皮膚の病気である」と認識している人はあまり多くありません。ただ実際には、ニキビは「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚の病気の一種です。

具体的にいうと、ニキビとは「毛穴が詰まり、毛穴の中で炎症が起こっている状態」のことをいいます。このようなことから、「毛穴が詰まること」がニキビの直接的な原因であるということがわかります。

このような毛穴詰まりは、皮脂や化粧品、洗剤、皮膚の老廃物などによって生じます。そのため、ニキビは顔だけではなく、頭皮や背中、お尻などにも生じることがあります。

このようなことから、洗顔や入浴などによって皮脂や化粧品、洗剤などをキレイに取り除くことが「ニキビ対策の基本である」といえます。

ただ、このようにして肌を清潔に保っていても、ニキビが出来ることがあります。これは、これから述べるように、「体の内側の状態」がニキビの発生に大きく関与しているためです。

ニキビ発生・治癒のキーワード「皮脂」

前述したように、ニキビは皮脂などによって毛穴が詰まることによって生じます。そのため、皮膚に皮脂がたくさん分泌されると、その分だけニキビができやすくなります。

このようにいうと、「皮脂はニキビの原因であり、悪いものである」という印象を受けやすいです。ただ、皮脂は健康的な肌に必要不可欠なものであり、分泌量が少なすぎてもニキビの原因となります。

というのも、皮脂はその字のごとく「アブラ」です。そのため、アブラである皮脂は、「水と混ざらない」という性質をもちます。

このような皮脂が肌全体を覆うと、肌内部の水分が皮脂に閉じ込められた状態となります。そのため、皮脂がしっかり分泌されていると、皮膚の水分が保持されて潤った肌となります。

一方で、皮脂の分泌量が足りなくなると、肌内部の水分が外へ逃げやすくなります。すると、肌が乾燥して、角質が硬くなり剥がれやすくなります。

このようにして角質が硬化して剥がれやすくなると、その分だけ毛穴に角質が詰まりやすくなります。そのため、肌が乾燥すると、毛穴が詰まってニキビが生じやすくなります。

また、角質が剥がれるスピードが早くなると、その分だけ肌が刺激に弱くなります。このようにして肌が敏感になると、炎症が起こりやすくなるためニキビが悪化しやすくなります。

このようなことから、皮脂の分泌量は、多くても少なくてもニキビの原因となるということがわかります。

そして、このような皮脂分泌量の乱れは、ホルモンバランスの乱れなどによって起こりやすくなります。これは、これから述べるように、ホルモンは皮脂の分泌に深く関与しているためです。

ニキビ体質を作る「ホルモンバランスの乱れ」

わたしたちの体の中には、さまざまな種類の「ホルモン」が分泌されています。ホルモンとは、環境や状況などに応じて体の調子を整える働きのある物質です。

例えば、わたしたちがストレスを感じると、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。コルチゾールが分泌されると、血液中の糖が増えて「全身にエネルギー源が運ばれやすい状態」となります。

このようにして全身にエネルギー源が供給されやすくなると、その分だけ体のパフォーマンスが一時的に向上します。そのため、コルチゾールが分泌されると、「ストレスに対応しやすくなる体」になるといえます。

このように、ホルモンは体の状態を調整して、わたしたちが環境や状況などに適応するのを助ける働きがあります。

また、このようなホルモンには、性別によって「分泌されやすさ」が異なるものがあります。

例えば、エストロゲンやプロゲステロンなどは、女性の体に多く分泌されているホルモンです。そのため、これらは「女性ホルモン」と呼ばれています。

一方で、男性の体には、テストステロンなどのホルモンが多く分泌されています。そのため、このようなホルモンは「男性ホルモン」と呼ばれています。

これらの「性ホルモン」には、それぞれ「女性らしい体」や「男性らしい体」などを作る働きがあります。

そのため、女性ホルモンが多く分泌されると、体に脂肪がついて丸みを帯びた体になりやすくなります。一方で、男性ホルモンが多く分泌されると、筋肉がついたり毛が濃くなったりしやすくなります。

とはいえ、これらの女性・男性ホルモンは、男女両方の体内で分泌されています。そして、女性の体には女性ホルモンが、男性の体には男性ホルモンが多く分泌されることによって、「それぞれの性別らしい体」になっています。

このとき、生活習慣や食生活などが乱れると、このような「ホルモンのバランス」が崩れることがあります。すると、性ホルモンの分泌量が変化することによって、さまざま症状が現れやすくなります。

例えば、男性ホルモンが分泌されすぎると、筋肉量が増えたり毛が濃くなったりしやすくなります。また、男性ホルモンには、皮脂の分泌を促す作用もあります。そのため、男性ホルモンの分泌量が増えると、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。

さらに、女性ホルモンのうち、プロゲステロンにも皮脂の分泌量を増やす働きがあります。そのため、プロゲステロンの分泌量が過剰になると、皮脂の分泌量が増えやすくなります。

一方で、これらホルモンの分泌量が足りなくなると、皮脂の分泌量が低下して肌が乾燥しやすくなります。

また、女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、皮脂の分泌を抑える作用があります。そのため、エストロゲンの分泌量が増えすぎると、皮脂不足によって肌が乾燥しやすくなります。

そして、このようにして皮脂の分泌量が変化すると、ニキビが発生しやすくなるということは前述したとおりです。このようなことから、ホルモンの分泌量が変化すると、ニキビが生じやすくなるということがわかります。

さらに、このようなホルモンは、肌の生まれ変わりにも関与しています。そのため、ホルモンバランスが崩れると、肌のターンオーバーがうまくいかなくなることがあります。

このようにしてターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれにくくなります。すると、古い角質が毛穴を塞ぎ、ニキビを発生させやすくします。

そして、このようなホルモンのバランスは、生活習慣や食生活などが乱れると崩れやすくなります。これは、ホルモン分泌の多くは、脳内の「視床下部」という部分が分泌量をコントロールしているためです。

このような視床下部は、ストレスの影響を受けやすいという性質をもちます。そのため、わたしたちの体に強いストレスがかかると、視床下部の働きが低下してホルモンバランスが乱れやすくなります。

このとき、「一般的にいわれるストレス」は、仕事などによる精神的な負荷を指します。ただ、視床下部がストレスと感じるのは、このような「精神的負荷」だけではありません。

例えば、睡眠不足や生活リズムの変化などの「生活の乱れ」も、視床下部にとってストレスとなります。そのため、生活習慣が乱れると、視床下部がダメージを負ってホルモンバランスが乱れやすくなります。

また、ホルモンの分泌や視床下部の働きなどには、エネルギー源となる栄養素だけではなく、ビタミンやミネラルなどの「微量栄養素」が必要となります。

このような微量栄養素は、野菜に多く含まれている栄養素です。そのため、食生活が乱れることによって野菜の摂取量が少なくなると、微量栄養素が不足してホルモンバランスが乱れやすくなります。

このように、生活習慣や食生活などは、ホルモンのバランスに深く関与しています。そして、ホルモンバランスの乱れは、ニキビの原因となります。このようなことから、生活習慣や食生活などの乱れは、ニキビを発生させやすくするということがわかります。

食生活の乱れはニキビ発生の直接的な原因にもなる

「健康のためには野菜を食べたほうが良い」ということは、多くの人が知っている事実です。

ただ、日本人の野菜摂取量は、不足傾向にあるのが実態です。実際に、健康的な身体のためには、1日に350gの野菜を食べるべきであるとされています。これに対して、日本人の野菜消費量は、1日あたり約280gです。

このようにして野菜不足になると、微量栄養素の摂取量が不足しがちになります。そして、微量栄養素の摂取量が足りなくなると、ホルモンバランスが崩れてニキビが発生しやすくなるということは前述したとおりです。

また、野菜不足になるだけではなく、糖質や脂質などを摂り過ぎるとニキビ発生のリスクがさらに高まります。これは、このような栄養素を過剰に摂取すると、皮脂の分泌量が増えやすくなるためです。

というのも、皮脂はもともと、体内にある「中性脂肪」から作られます。中性脂肪とは、「体に蓄えているエネルギー源」であり、肥満体の人が多く抱えている「脂肪」のことです。

このような中性脂肪は、過剰に摂取した糖質や脂質などから作られます。そのため、ご飯やパン、麺類、揚げ物などを多く食べるなどの「太りやすい食事」を摂っていると、中性脂肪が増えます。そしてその結果、皮脂が分泌されやすくなります。

また、動物性のタンパク質や脂質などには、皮脂腺を発達させる働きがあることがわかっています。そのため、食肉や揚げ物などを多く食べていると、皮脂が分泌されやすい肌質になります。

さらに、このような糖質や脂質のエネルギー源は、代謝する際にビタミンB群を必要とします。ただ、ビタミンB群の中には、皮脂の分泌量を調整して肌を美しく保つ働きを持つものがあります。

そのため、糖質や脂質などの摂り過ぎによってビタミンB群の消費量が多くなると、「美肌ビタミン」が足りなくなることによってニキビが生じやすくなります。

さらに、野菜不足になったり揚げ物や食肉ばかり食べたりして食生活が乱れると、便秘が起こりやすくなります。そして、これから述べるように、便秘もニキビを発生させやすくする原因となります。

便秘もニキビの原因になる

わたしたちの腸内には、「腸内細菌」と呼ばれる菌が住み着いています。このような腸内細菌は、大きく分けて「善玉菌」と「悪玉菌」の2種類があります。

これらのうち、善玉菌は食物繊維をエサにして、人体が必要とする特定のビタミンを作る働きがあります。

このようなビタミンの中には、肌の調子を整える働きを持つものがあります。そのため、食物繊維をたくさん摂って善玉菌のエサをしっかり補給すると、肌が綺麗に整いやすくなります。

一方で、食物繊維の摂取量が足りないと、エサ不足によって善玉菌の数が減少したり、「肌の調子を整えるビタミン」が作られにくくなったりします。すると、健康的な肌に必要なビタミンが不足することによって、ニキビが発生しやすくなります。

さらに、食物繊維には、排便を促して便秘を予防・改善する働きもあります。そのため、食物繊維をしっかり摂っていると、便秘が起こりづらくなります。

一方で、食物繊維の摂取量が不足すると、便が腸内に滞留しやすくなります。このとき、悪玉菌は便内のさまざまなものをエサとすることができます。そのため、便秘になると、便をエサにして悪玉菌が増加しやすくなります。

ただ、このような悪玉菌は、人体に有害な物質を放出するという性質をもちます。そのため、便秘によって悪玉菌が増えると、腸内に有害物質が大量に放出されることになります。

このようにして生じた有害物質の一部は、腸から吸収されて体内へと入ります。そして、血液に乗って全身へと運ばれ、皮膚や呼気などから排出されます。

このとき、有害物質が皮膚に運ばれると、これによって皮膚がダメージを受けて「肌本来の機能」が低下することがあります。すると、皮脂の分泌量が異常化したりターンオーバーが乱れたりしやすくなり、ニキビが発生しやすくなるといわれています。

このように、食生活の乱れはニキビの発生に直結します。そのため、ニキビを改善したり予防したりしたいのであれば、食生活を正すことが必須であるといえます。

青汁がニキビに効果的な理由

前述したように、生活習慣や食生活などの乱れは、ニキビが生じる原因となります。そのため、ニキビを改善・予防するためには、規則正しい生活やバランスの良い食生活などを送る必要があります。

とはいえ、「自身に根付いている習慣を変える」ということは簡単なことではありません。そのため、健康のために生活習慣などを変えようとしても、多くの人が悪い習慣をやめられずに挫折します。

また、このような習慣を無理に変えようとすると、強いストレスを感じやすくなります。すると、反動によって食事やお菓子などを過剰に食べてしまいやすくなります。その結果、ニキビが生じにくくなるどころか、ニキビができやすい生活を送ってしまうことになります。

このような中、青汁は水に溶かしたり解凍したりして飲むだけであるため、普段行っている「ニキビが生じやすい習慣」を完全にやめるよりも簡単に実践することができます。

そして、青汁にはニキビの予防や改善などに役立つさまざまな栄養素・成分が含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、以下のような効果が得られてニキビが発生しにくくなるといえます。

ホルモンバランスが整いやすくなる

体内で作られているホルモンは、「コレステロール」という脂質を元にして作られています。そのため、このような成分が不足すると、ホルモンが作られにくくなることによってホルモンバランスが乱れやすくなります。

とはいえ、このようなコレステロールは、体内で糖質や他の脂質などから合成されています。

そして、特別なケースを除き、現代の日本ではこれらの栄養素が不足することはほとんどありません。そのため、体内のコレステロールが不足することによってホルモンバランスが乱れることは、まずないといえます。

ただ、このとき、コレステロールからホルモンが作られる際には、さまざまな種類のビタミンやミネラルなどが必要となります。また、これらの栄養素は、ホルモン分泌の指令を行っている視床下部が働くためにも必要不可欠です。

そして、これらの微量栄養素は、野菜の摂取量が少なくなると不足しやすいということは前述したとおりです。そのため、現代の日本人がホルモンバランスを整えるためには、野菜をしっかり摂ることが大切であるといえます。

このような中、青汁は栄養価の高い緑黄色野菜で作られた健康飲料であるため、野菜が持つ微量栄養素がたっぷり詰まっています。

そのため、青汁を習慣的に飲むと、必要な栄養素をしっかり補給することによってホルモンバランスが整いやすくなるといえます。

肌のターンオーバーに必要な栄養素が含まれている

ニキビを予防したり改善したりするためには、肌のターンオーバーを正常化することも大切です。というのも、肌のターンオーバーが遅くなると、古い角質が肌に溜まって毛穴詰まりが生じやすくなります。

また、肌のターンオーバーが早すぎると、角質層が薄くなって肌のバリア機能が低下します。すると、肌が刺激に弱くなり、炎症が起こりやすくなります。

そして、このようなターンオーバーが正常に行われるためには、亜鉛や葉酸などの微量栄養素が必要不可欠です。そのため、肌のターンオーバーを正すためには、このような微量栄養素をしっかり摂る必要があります。

また、肌が生まれ変わるためには、酸素や栄養素などが肌へしっかり届けられる必要があります。

このような酸素・栄養素は、血液によって肌へ運ばれています。そのため、血液の流れや質などが悪いと、肌に十分な栄養や酸素などが運ばれないことによってターンオーバーが異常化しやすくなります。

このようなことから、肌のターンオーバーを正常化するためには、血行を良くしたり血液の質を高めたりすることも大切であるといえます。

このような中、青汁には肌の生まれ変わりに必要な微量栄養素や、血液の材料となる微量栄養素が豊富に含まれています。そのため、青汁を飲むようにすると、肌のターンオーバーが改善されてニキビのできにくい肌質になることが期待できます。

糖質や脂質などの吸収を抑える成分が含まれている

前述したように、糖質や脂質などの栄養素は、摂り過ぎると体内で中性脂肪として蓄えられます。

また、このようにして中性脂肪が増えると、これを材料にして皮脂の分泌が盛んになります。そのため、ニキビを予防したり改善したりするためには、これら栄養素を摂りすぎないように気をつける必要があります。

とはいえ、「食べないダイエット」が失敗に終わりやすいことからもわかるように、食事制限は多くの人にとってストレスになります。

そのため、普段から高カロリーな食事やおやつなどを食べる習慣のある人がこれらをやめようとすると、反動で暴飲暴食に走ってしまいがちです。

そして、このようにして暴飲暴食すると、ニキビができにくくなるどころか、かえってニキビができやすい状況となります。このようなことから、「ニキビ対策のために食生活を急に変えること」には、逆効果になるリスクを伴うということがわかります。

このような中、青汁に含まれている食物繊維には、糖質や脂質などの吸収を抑える働きがあります。

実際に、「糖質や脂質などを抑える効果がある」とされているトクホ飲料は、このような食物繊維の作用を活かしたタイプのものがほとんどです。そのため、青汁を食事と一緒に飲むようにすると、食事に含まれている糖質や脂質などが吸収されにくくなります。

このようにしてこれら栄養素が吸収されにくくなると、その分だけ体内で中性脂肪が作られにくくなります。そのため、青汁を習慣的に飲むと、余分な皮脂が分泌されにくくなり、ニキビが生じにくくなるといえます。

食物繊維にはニキビの原因となる悪玉菌を減らす効果もある

前項で述べたように、青汁には食物繊維がたっぷり含まれています。そして、このような食物繊維は、善玉菌のエサとなる成分です。そのため、青汁で食物繊維をしっかり摂っていると、腸内の善玉菌が増えやすくなります。

このようにして善玉菌が増加すると、その分だけ「美肌ビタミン」が作られやすくなります。そのため、青汁に含まれている食物繊維には、体内の美肌ビタミンを増やす間接的な効果もあるといえます。

また善玉菌は、食物繊維をエサにして「酸」を放出するという働きもあります。このようにして善玉菌が酸を作ると、腸内が酸性に傾きやすくなります。

このような中、悪玉菌は「酸に弱い」という性質があります。そのため、善玉菌によって腸内が酸性に傾くと、悪玉菌の数が減少しやすくなります。

そして、前述のように悪玉菌が作る有害物質は、ニキビが生じやすくなる原因となります。そのため、食物繊維によって悪玉菌が減少すると、ニキビができにくい状況となります。

さらに、すでに述べたように、食物繊維は便秘を予防したり改善したりする働きがあります。そのため、食物繊維をしっかり摂っていると、便が腸内にとどまらないことによって悪玉菌のエサが供給されにくくなります。

このようにして悪玉菌が「エサ不足」となると、その分だけ悪玉菌の数が減少しやすくなります。このようなことから、青汁を飲んで食物繊維を補給すると、ニキビ発生の原因となる悪玉菌が減少しやすくなるということがわかります。

青汁はニキビ跡の改善にも効果がある

これまでに述べたように、青汁はニキビの予防や改善などに効果がある栄養素や成分などが豊富に含まれています。そのため、青汁を習慣的飲むようにすると、「ニキビが治りやすく・発生しにくい肌質」となります。

さらに、青汁を飲むことによって肌のターンオーバーが正常化すると、ニキビ跡も消えやすくなります。というのも、ニキビが治って炎症が治まっても、肌に赤みやシミなどが残ることがあります。

このような赤みやシミなどは、肌が生まれ変わることによってやがて垢として排出されます。そのため、青汁によって肌のターンオーバーがしっかり行われるようになると、肌に残ったニキビの跡が消えやすくなります。

このとき、肌が生まれ変わるためには、少なくとも約1ヶ月の期間が必要です。そのため、ニキビ跡をケアしたいのであれば、青汁を1ヶ月以上飲み続けるようにしましょう。

ただ、ニキビ跡の中には、セルフケアでは改善できないものもあります。そのため、ニキビ跡が以下に述べるようなタイプのものならば、医療機関による治療を受けることをおすすめします。

青汁で消せないタイプのニキビ跡

ニキビが重症化して皮膚の深いところまでダメージを受けてしまうと、デコボコとしたニキビ跡が生じることがあります。これは、「皮膚の深層組織」が「生まれ変わらない組織」であるためです。

というのも、前述したように、肌は約1ヶ月で生まれ変わります。そのため、肌に赤や茶色などのニキビ跡が残っても、時間の経過とともに改善していきます。

ただ、このようなターンオーバーは、「皮膚の表面組織」にしか起こりません。そのため、ニキビの炎症によって「皮膚の深層組織」が傷つくと、傷跡が残ることになります。

このとき、このような傷跡の中には、「クレーターのようにへこんだ状態」や「しこりとなった状態」、「盛り上がった状態のニキビ跡が広がっていく状態」などのさまざまなタイプがあります。

ただ、これらはどれも、セルフケアによって改善することはほぼ不可能な症状です。そのため、ニキビ跡が上記のようなタイプであるならば、医療機関を受診するようにしましょう。

青汁でニキビが悪化するケース

これまでに述べたように、青汁にはニキビを予防したり改善したりするさまざまな効果があります。そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、ニキビが治りやすくなります。

ただ、青汁を飲んだ人の中には、「ニキビが悪化した」というケースがあります。そのため、青汁を飲んだことがある人の中には、「青汁はニキビに悪い飲み物だ」と思っていることがあります。

とはいえ、「野菜がニキビの原因」といわれることがないように、青汁に使われている野菜には、「ニキビを悪化させる成分」は含まれていません。そのため、「不純物が含まれていない青汁」であれば、ニキビが悪化することはありません。

しかしながら、市販の青汁の中には、「ニキビの原因となる物質」が含まれているケースが少なくありません。これは、青汁によっては、農薬などの不純物が含まれているものがあるためです。

というのも青汁は、原料の野菜を生のまま絞ったり粉砕したりして作る飲み物です。そのため、原料となった野菜に農薬が使用されていると、青汁に農薬が含まれやすくなります。

このとき、肌や体質などが強い人であれば、農薬が含まれている青汁を飲んでも体に害が生じにくいです。ただ、「異物に敏感」な人は、少量の農薬によって体に症状が現れることがあります。

そして、このような「農薬によって起こる症状」の中には、ニキビなどの「皮膚の炎症」が起こるケースもあります。そのため、ニキビを予防したり改善したりしたいのであれば、「農薬不使用」の野菜から作られた青汁を選ぶようにしましょう。

このように、青汁はニキビを改善したり予防したりする効果のある栄養素や成分などがたっぷり含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、肌が綺麗になるとともに、美肌を維持しやすくなります。

ただ、当然のことながら、「青汁を飲めばニキビができやすい悪習慣が相殺される」というわけではありません。

例えば、青汁を飲んでも睡眠時間が増えるわけではありません。また、青汁を飲むと「食事がなかったこと」になるわけでもありません。そのため、本気でニキビを予防・改善したいのであれば、寝不足や暴飲暴食などの悪習慣は控えるべきであるといえます。

とはいえ、このような「ストイックな日々」を送るとストレスが溜まりやすくなるのも事実です。そのため、青汁はニキビ対策の一環として取り入れ、無理のないペースで生活習慣を正していくようにしましょう。

そうすることによって、ニキビで臆病になっていた日々とお別れし、他人と堂々と関われるようになるでしょう。