青汁には、さまざまな健康効果があります。そのため、日常的に青汁を愛飲している人は少なくありません。

実際に、モデルやスポーツ選手などの「体が商売道具である人」には、青汁愛用者が多いことで知られています。このようなこともあり、青汁をすでに飲んでいる人だけではなく、「新たに青汁を飲み始めようとしている人」も増えています。

このとき、このような「青汁ビギナー」は、「青汁はいつ飲めば良いのか?」という疑問にぶつかることが多いようです。これは、薬には「用法・用量」が存在している一方で、青汁には「飲み方の決まり」が規定されていないためです。

ただ、青汁は薬ではないため、いつでも飲むことができます。また、青汁はどのような時間帯に飲んでも体に害が生じることはなく、健康的な効果を得ることができます。

とはいえ、青汁はその性質上から、「青汁を飲むのに効果的な時間帯」があるのは事実です。そして、このような時間帯に青汁を飲むようにすることで、青汁の健康効果を最大限に実感しやすくなります。

そこで、ここでは青汁の効果を引き出す飲み方や青汁を飲む際の注意点などについて解説していきます。

青汁はなぜ健康に良いのか?

「青汁を飲もう」をしている人であれば、「青汁が体に良い」ということはすでに知っていることでしょう。とはいえ、「青汁がなぜ健康に良いのか」ということを具体的に知っている人はそう多くありません。

例えば、「にんにくにはスタミナをつける効果がある」ということや、「しょうがには体を温める効果がある」ということは、一般的に知られています。そのため、これら食材が使われている健康食品には、このような「具体的な効果」をイメージでしやすいです。

一方で、一般的な青汁の印象は、「苦い」や「まずい」、「飲みづらい」などの味に関わるものが多いです。そして、日本では昔から「良薬口に苦し」という言葉があるように、「苦いものは体に良い」というイメージが根付いています。

そのため、青汁は「苦い」という味の特徴によって、「体に良いものであるだろう」と思われているケースが多いです。つまり、青汁は「健康に良さそう」というイメージを持たれているものの、具体的な健康効果については知らない人が多いということです。

とはいえ、青汁にはさまざまな栄養素や健康成分などが含まれています。そのため、青汁の健康効果を知らなくても、青汁を飲むことによって実際に健康的な効果を得ることはできます。

ただ、青汁にどのような効果があるのかを知っていなければ、青汁の健康効果に気付けないことがあります。また、青汁の具体的な効果をしっかり知ることによって、より健康効果を引き出す飲み方を実践することができます。

このようなことから、青汁の効果をより実感する飲み方を実践するためには、まずは青汁の健康効果について正しい知識を得る必要があるといえます。

野菜不足な日本人

あなたは、「日本の野菜消費量は、欧米諸国に比べて低い」という事実を知っているでしょうか?

おそらく、このような話を聞いた人のほとんどは、「信じられない」と思うのではないでしょうか。

実際に、近年の日本では「食の欧米化」が問題視されています。また、このような欧米化によって、わたしたちの健康状態は悪化しているといわれています。

そして、一般的に「野菜は健康に良い食材」とされています。そのため、欧米諸国は日本よりも「不健康な食事を摂っている=野菜の摂取量が少ない」というイメージを持っている人が多いです。

ただ、すでに述べたように、国連の専門機関が発表しているデータでは、日本における野菜の消費量は、アメリカやカナダ、イタリア、スペインなどの欧米諸国よりも低い水準となっています。これは、これらの国々では、「野菜を多く食べよう」とする運動が活発になっているためだといわれています。

また、健康的な体を維持するためには、1日に350g以上の野菜を食べる必要があるとされています。これに対して、日本人における1日の野菜摂取量は約280gです。このようなことからも、日本人は野菜の摂取量が不足傾向にあるということがわかります。

このようにして野菜不足になると、野菜に含まれている栄養素や成分などの摂取量が少なくなります。そして、このような栄養素・成分の摂取量が低下すると、さまざまな病気の発症リスクが高くなります。

このようなことから、健康的な体を維持するためには、多くの野菜を食べる必要があるということがわかります。

青汁には野菜の持つ栄養がたっぷり含まれている

多くの人が知っているように、わたしたちは食物を食べなければ生きていけません。

そして、わたしたちの体は、食物から「人体の生命維持に必要不可欠な成分」を吸収することによって生きていくことができます。このような「人体の生命維持に欠かせず、食物から摂る必要のある成分」のことを「栄養素」といいます。

このような栄養素の中には、動物性食品に多く含まれているものや、植物性食品に多く含まれているものなどがあります。

例えば、タンパク質や脂質、ビタミンB12などの栄養素は、動物性食品に多く含まれている栄養素です。そのため、動物性食品の摂取量が足りなくなると、タンパク質や脂質などの「体の材料」となる栄養素が不足しやすくなります。

一方で、野菜などの植物性食品には、ビタミンCや葉酸などのビタミン類や、カリウムやカルシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。そのため、野菜の摂取量が足りなくなると、このような「微量栄養素」の摂取量が不足しがちになります。

このように、栄養素には「動物性食品に多く含まれているもの」や「植物性食品に多く含まれているもの」などがあります。

そのため、食生活が偏ることによって動物性食品または植物性食品ばかりを食べていると、体に栄養不足が起こりやすくなります。このようなことから、健康維持のためには動物性食品と植物性食品をバランスよく食べることが必要であることがわかります。

ただ、すでに述べたように、現代の日本人は野菜の摂取量が不足傾向にあります。そのため、現代日本人が栄養バランスの良い食事を摂るためには、野菜の摂取量を増やす必要があるといえます。

このような中、青汁は「栄養価の高い緑黄色野菜」を原料にした健康飲料です。そのため、青汁には野菜がもつ微量栄養素がたっぷり詰まっています。

食物繊維が含まれている

前項で述べたように、青汁には野菜が持つ栄養がたっぷり含まれています。さらに青汁には、「食物繊維」も豊富に含まれています。

食物繊維とは、野菜などの植物性食品にのみ含まれており、人体では消化吸収ができない成分のことをいいます。そのため、食物繊維は、わたしたちの生命維持には直接的な関係のない成分であるといえます。

ただ、食物繊維は体の健康維持に深く関与しており、摂取量が不足するとさまざまな病気のリスクが増加することがわかっています。

実際に、食物繊維の摂取量が少ない人は、必要量を摂っている人に比べて心筋梗塞や糖尿病などの発症率が高いことがわかっています。また、食物繊維を摂っていない人は、心筋梗塞による死亡率も高いという報告があります。

さらに、食物繊維が不足すると、便秘が起こりやすくなります。そして、便秘になると、肥満や大腸がんなどになるリスクが増加したり、免疫力が低下したりしやすくなります。そのため、便秘はさまざまな不調・病気の原因になるといえます。

このように、食物繊維は「栄養素」ではないものの、人体の健康維持に必要不可欠な成分です。このようなことから、食物繊維は便宜的に「第6の栄養素」といわれることがあります。

そして、このような食物繊維は、野菜などの植物性食品にのみ含まれている成分です。そのため、野菜を食べる量が少なくなると、食物繊維の摂取量が足りなくなりやすいです。

このようなことから、野菜の消費量が少ない日本人には、食物繊維が足りていない人が多いということがわかります。そのため、食物繊維を多く含む青汁は、日本人の食物繊維不足を解消するのにも役立つ飲み物であるといえます。

さまざまな種類の機能性成分が含まれている

これまでに述べたように、野菜が含む微量栄養素や食物繊維などは、体の健康を維持するのに必要不可欠な成分です。そのため、健康的な身体を維持したい人は、積極的に野菜を食べる必要があります。

さらに、野菜には、さまざまな種類の「特定の健康効果をもつ成分=機能性成分」も含まれています。そのため、野菜をしっかり摂っていると、このような機能性成分によってさまざまな健康効果を得ることができます。

例えば、健康的な効果があるとして有名な「ポリフェノール」は、植物性食品にのみ含まれている成分です。ポリフェノールとは、野菜や果物などがもつ苦味成分の総称であり、強い抗酸化作用をもちます。

「抗酸化作用」とは、「身体の酸化を防ぐ作用」ということです。そして、このような「酸化」は、不調や病気、老化などの原因といわれています。このようなことから、ポリフェノールがもつ抗酸化作用は、不調や病気、老化などを抑制するといえます。

また、このようなポリフェノールには、それぞれに独自の働きがあることで知られています。例えば、青汁の材料に使われることのある「明日葉」には、「カルコン」というポリフェノールが含まれています。

このようなカルコンには、がんの増殖・転移や血栓などの予防、アレルギー抑制などの効果があることがわかっています。

さらに、野菜には「カロテノイド」や「イオウ化合物」なども含まれています。カロテノイドとは、赤や黄、オレンジ色などの色素成分のことであり、強い抗酸化作用をもちます。

また、イオウ化合物とは、野菜に含まれている「特有のニオイ成分」のことです。このようなイオウ化合物には、疲労回復効果があることで知られています。また、血行を良くしたりがんを予防したりする効果があるものもあります。

このように、野菜にはさまざまな種類の機能性成分が豊富に含まれています。そして、栄養豊富な野菜から作られている青汁にも、このような成分がしっかり詰まっています。

そのため、青汁を習慣的に飲むようにすることで、機能性成分の摂取によってさまざまな健康効果を得ることが出来るようになります。

青汁はいつ飲むのがベストなのか?

これまでに述べたように、青汁にはさまざまな健康効果があります。

では、青汁はいつ飲むのがベストなのでしょうか?

結論からいうと、青汁の効果を実感するためには、「飲みやすい時間に飲む」ということがもっとも大切です。これは、青汁の健康効果は、栄養素や機能性成分などの働きによるものであるためです。

というのも、わたしたちの体に栄養不足が起こると、さまざまな不調や病気などが起こりやすくなります。

例えば、糖質やタンパク質などの栄養素が不足すると、疲れやすくなったり疲れが取れにくくなったりします。

また、細胞が正常な活動をするためには、亜鉛や葉酸などの微量栄養素が不可欠です。さらに、細胞に酸素が運ばれるためには、血液に十分な量の鉄が存在する必要があります。

そのため、これらの微量栄養素の摂取量が不足し続けると、肌荒れや抜け毛などが起こったり、疲労が回復しなくなったりしやすくなります。

このとき、微量栄養素の不足によって起こった不調は、不足している栄養素を補うことによって回復します。

ただ、荒れた肌や薄くなった毛髪、溜まった疲労などがもとに戻るためには、それなりの時間が必要です。そのため、不足している栄養素を補っても、体調の改善をすぐに実感できるわけではありません。

また、不調を改善するためには、体の調子がもとに戻るまでの間、栄養補給を続ける必要があります。

このような中、すでに述べたように、青汁による健康効果は「栄養の補給」によるものが多いです。そのため、青汁の効果を実感するためには、一定の期間青汁を飲み続ける必要があります。

これを言い換えると、「青汁は習慣的に飲むことによって健康効果が実感できる飲み物である」ということになります。

このようなことから、青汁を飲む際にもっとも大切なことは、「飲用を続けること」であるとわかります。そのため、青汁を飲む時間は、「自身がもっとも飲用を習慣的に続けやすいタイミング」で飲むのが最適であるといえます。

例えば、「朝起きたら水を飲む」という習慣がある人は、飲むものを水から青汁に変えるようにすると、青汁を飲み忘れることがありません。

そのため、「朝であれば飲み忘れずに青汁を飲める」という人は、朝に青汁を飲むことをおすすめします。そうすることによって、以下のようなメリットを得ることができます。

朝に青汁を飲むメリット

一般的な生活では、朝食を食べた後に昼食を食べるまでには、約4~6時間程度の空き時間があります。また、昼食後、夕食を食べるまでの時間も、4~6時間程度であるのが一般的です。

これに対して、夕食を食べてから朝食を食べるまでには、10~12時間程度の時間が空くことが多いです。このように、夕食-朝食間は、他の食間に比べて時間が長く空きやすいです。

通常、このようにして食事と食事の時間が長くなると、その分だけお腹が空きます。ただ、一般的に、夕食を食べてから朝食を食べるまでの時間帯には、就寝時間が含まれます。

このとき、睡眠中にお腹が空いて目覚めるということはそう多くありません。そのため、多くの人が「おなかは空いているが、空腹感は感じない状態」になっています。

ただ、このような空腹感は、起床後に体が覚醒し始めると感じるようになります。そのため、規則正しい生活を送っている健康な人であれば、朝起きてから約30分後にはおなかが空いてきます。つまり、多くの場合、朝は「おなかが空いている状態になっている」ということです。

このような「空腹の状態」は、「体が食物を欲している状態」です。そのため、おなかが空いているときは、そうでないときに比べて栄養素を吸収しやすい状態になっています。

このような状態の時に青汁を飲むと、青汁に含まれている栄養素が吸収されやすくなります。そして、このようにして青汁の栄養素が効率よく吸収されるようになると、その分だけ「栄養不足による不調」が改善しやすくなります。

また、一般的に朝は忙しい時間帯です。そのため、朝食は他の時間帯に比べて、簡素な食事になりやすいです。

このとき、朝食にパンやご飯などの糖質食品のみを食べると、食後30分程度で眠気が生じることがあります。これは、このような食品が血糖値を乱高下させるためです。

というのも、食事に含まれている糖質が吸収されると、血糖値が上昇します。血糖値とは「血液中に含まれている糖の値」という意味を指します。つまり、「血糖値が高い」とは、血液中に糖が多く含まれているということになります。

このような糖は、細胞のエネルギー源となります。そのため、血糖値が高いと、細胞にエネルギー源が送られやすいため体のパフォーマンスが向上しやすいということになります。

一方で、このような血液中の糖は、血管を傷つけて老化を促します。そのため、食事によって血糖値が上がると、これを通常の状態に戻す働きが作動します。

このとき、血糖値が急激に上昇すると、その分だけ「血糖値を下げる働き」が強く現れます。そのため、健康的な人であれば、血糖値が急上昇すると、その後に「血糖値の急低下」が起こります。

このようにして血液中の糖が少なくなると、全身の細胞がエネルギー源不足となります。すると、心身のパフォーマンスが下がったり眠気が起こったりしやすくなります。

このようなことから、糖質が速やかに吸収されると、食後に眠気が生じやすくなるということがわかります。

ただ、朝食に食べられることが多いパンや白飯などは、「糖質が吸収されやすい食品」です。さらに、すでに述べたように、朝は栄養素が吸収されやすい状態となっています。

そのため、朝食にこのような食品だけを食べると、糖質が速やかに吸収されることによって「血糖値の乱高下」が起こりやすくなります。

このようにして朝食後に血糖値が低い状態が生じると、仕事や勉強などに集中できない時間が生じることになります。また、通勤や仕事などで車を運転する人がこのような眠気に襲われると、交通事故のリスクが上がることになります。

このような中、青汁に含まれている食物繊維には、糖質の吸収スピードを緩やかにするという働きがあります。そのため、朝に青汁を飲むようにすると、朝食に含まれる糖質の吸収スピードが遅くなりやすくなります。

そして、このようにして糖質が吸収されにくくなると、その分だけ血糖値の乱高下が起こりにくくなります。すると、朝食後に猛烈な眠気が起こりにくくなり、仕事中や勉強中、運転中などにパフォーマンスが低下するのを抑えやすくなります。

このように、朝に青汁を飲むと、青汁の栄養素を吸収しやすくなったり午前中のパフォーマンス低下を予防したりしやすくなります。そのため、青汁にこのような効果を求めるのであれば、朝に青汁を飲む習慣をつけるようにしましょう。

昼に青汁を飲むメリット

前述のように、朝に飲む青汁には栄養補給の面やパフォーマンス面でのさまざまなメリットがあります。

これに対して、昼に飲む青汁は、他の時間帯に比べてダイエット効果が高く出やすいといえます。

というのも、一般的に昼食はもっとも摂取カロリーが多くなりやすい食事です。実際に、昼食の人気ランキング上位には、ラーメンやカレー、パスタなどの「高カロリーメニュー」が並んでいます。

また、「ダイエット中のため、食事の内容に気をつけている」という女性であっても、「昼食は好きなものを食べる」というスタンスであるケースは非常に多いです。

そして、多くの場合、このような「好きなもの」は高カロリーであることが多いです。このようなことからも、昼食はカロリーが高い食事を摂ることが多いということがわかります。

このような中、青汁に含まれている食物繊維は、糖質や脂質などの吸収を抑える働きがあります。

このようにして糖質や脂質などが吸収されにくくなると、その分だけ体内に吸収されるカロリー量が少なくなりやすいです。そのため、昼食時に青汁を飲むと、昼食に含まれるカロリーが吸収されにくくなるといえます。

また、青汁によって糖質が吸収されにくくなると、その分だけ血糖値の乱高下が起こりにくくなるということは前述したとおりです。そのため、昼に青汁を飲むようにすると、午後のパフォーマンス低下を予防しやすくなるといえます。

夜に青汁を飲むメリット

前項で述べたように、現代の日本では昼食のカロリーが多くなりやすい傾向にあります。一方で、近年の日本では、夕食における摂取カロリーが低い人が多いです。

というのも、「肥満の危険性」が広く知られている現代の日本では、「夜に高カロリーなものを食べないように工夫している」という人が増えています。

特に、「痩せ信仰」が染み渡っている日本人女性は、夕食を抜いたり軽く済ませたりしている人がかなり多いです。そのため、夕食による摂取カロリーはそれほど多くない人が多いです。

ただ一方で、デートや飲み会などによって外食となることが多い人は、夕食のカロリーがかなり高くなりやすいです。というのも、外食は「健康的」であるよりも「美味しい」方が人気が出やすいです。

このとき、人間はカロリーの高いものを「美味しい」と感じやすい性質があります。そのため、「美味しい」とされている外食のほとんどは、高カロリー食であるといえます。

このような中、青汁には「食事に含まれているエネルギー源の吸収を抑える働きがある」ということは前述したとおりです。そのため、夜に外食を食べる機会が多い人にとっては、「夕食前に青汁を飲むことにはダイエット効果がある」といえます。

また、青汁に含まれている食物繊維には、体をリラックスさせる間接的な効果があります。そのため、寝る数時間前に青汁を飲むと、体がリラックスして自然と眠りにつきやすい状態になります。

さらに、寝る前に青汁を飲むようにすると、消化器官に青汁が長く留まることになるため、青汁の栄養素などが吸収されやすくなります。そのため、就寝前に青汁を飲むと、青汁に含まれている栄養素を有効活用しやすくなります。

そして、寝る前に青汁を飲むようにすると、食物繊維の働きによって翌朝の便が「排便しやすい状態」となります。そのため、寝る前の青汁は、便秘解消効果が高いといえます。

ただ、すでに述べたように、青汁には食物繊維が含まれています。そのため、青汁を飲むと、胃腸が活発に働きやすくなります。

このとき、このようにして胃腸が動きすぎると、うまく寝付けなくなることがあります。そのため、胃腸の動きが気になって寝付けなくなるタイプの人は、寝る直前に青汁を飲まないようにしましょう。

とはいえ、青汁は液体であるため、固形物に比べて消化器官に留まる時間が短いです。具体的には、青汁を飲んで1時間ほど経過すると、胃腸の動きが落ち着きやすくなります。

そのため、青汁は寝る1時間ほど前に飲み終えるようにしましょう。そうすることによって、青汁によって就寝に悪影響が出るのを防ぎやすくなります。

このように、青汁は飲む時間を変えることによって実感しやすい健康効果が異なります。そのため、青汁を「美容」や「ダイエット」などの特定の目的で飲む場合、「青汁を飲む時間」を工夫することでより効果が実感しやすくなるといえます。

やってはいけない青汁の飲み方

これまでに述べたように、青汁を習慣的に飲むようにすると健康的で美しい体を手に入れやすくなります。

ただ、このような健康効果の高い青汁も、飲み方を誤るとかえって体に負担となったり害が生じたりすることがあります。具体的には、青汁は以下のような飲み方は避けるべきであるといえます。

冷たくして飲む

すでに述べたように、青汁を飲むと便秘が解消しやすくなります。

ただこのとき、青汁に氷などを入れて「キンキンに冷えた状態」で飲むと、胃腸への刺激が強くなりすぎることがあります。このようにして胃腸が強い刺激を受けると、腹痛が起こったり排便が過剰に促されたりすることがあります。

そのため、青汁を冷やしすぎて飲むと、胃腸の動きが過剰になって下痢が起こりやすくなります。このようなことから、青汁は常温の水やぬるま湯などで飲むようにしましょう。

大量に飲む

前項で述べたように、青汁に含まれている食物繊維は、胃腸に刺激を与えます。このような食物繊維の刺激は、適量であれば体に有益となります。

ただ、食物繊維を大量に摂取すると、胃腸への刺激が強くなることによって負担が生じることがあります。このようにして胃腸への負担が強くなると、吐き気や下痢、便秘などの「胃腸の不調」が生じやすくなります。

そのため、「青汁は健康に良いから」といって、大量に飲まないようにしましょう。具体的には、青汁は1日に3回を限度に飲むことが大切です。

作り置きをする

欠陥品を除き、個包装されている青汁は、賞味期限まで品質が劣化しないようになっています。そのため、市販の青汁は、「長持ちするもの」というイメージを持たれがちです。

ただ、ほとんどの市販青汁には「保存料」が添加されていません。そのため、青汁を開封して水に溶かすと、その瞬間から劣化が始まります。

特に、青汁はさまざまな栄養素が溶け込んだ「栄養価の高い液体」です。そのため、青汁は、作ってから数時間放置すると、腐って飲めないものとなります。このようなことから、青汁は作り置きせず、作ったらすぐ飲むことが大切であるといえます。

加熱して飲む

栄養素の中には、熱に弱いタイプのものがあります。例えば、ビタミンCやビタミンB1などは加熱によって壊れやすいという性質があります。

このようなことから、青汁を加熱して飲むと、このような「熱に弱い栄養素」を補給しづらくなることがわかります。そのため、青汁に含まれる栄養素をしっかり摂るためには、火を加えずに飲むことが大切であるといえます。

このとき、このような栄養素の損失は、加熱時間が長くなるほど大きくなります。そのため、青汁を料理に入れる場合などは、なるべく加熱時間が短くなるように工夫しましょう。

また、温かい青汁を飲みたいときは、60℃以下のぬるま湯に溶かして飲むことをおすすめします。そして、このようにして作った青汁は、なるべく早く飲みきるようにしましょう。そうすることで、栄養素の損失を最小限に抑えることができます。

これまで述べたように、青汁は習慣的に飲むことによって健康的な効果を実感できる飲み物です。そのため、青汁は「自分がもっとも習慣化しやすいタイミング」で飲むことが大切です。

とはいえ、青汁には「やってはいけない飲み方」や「効果の出やすい飲む時間帯」などが存在するのは事実です。

そのため、これから青汁を飲もうとしている人や、すでに青汁を飲んでいる人などは、これまでに述べたような基礎知識を踏まえて青汁を飲むようにしまそう。

そうすることによって、青汁の効果をより実感することができ、さまざまな不調が起こりづらい健康的で美しい体を手に入れられるようになるはずです。