「青汁には、健康に良い効果がある一方で、副作用がある」と思っている人は少なくありません。

確かに、世の中に存在しているさまざまなことには、メリットがある一方でデメリットもあるのが一般的です。そのため、健康飲料の代表格である青汁にも、「何か悪い効果があるはずだ」と思う人がいるのは自然なことです。

ただ実際には、青汁には「副作用」に該当する働きがありません。そのため、特殊な場合を除き、青汁は万人に健康効果のある飲み物といえます。

とはいえ、「青汁によって不調が起こった」という人は少なくありません。特に、「下痢」は、「青汁の副作用とされているもの」の中でもっとも有名なものです。

ではなぜ、青汁には副作用がないにも関わらず、青汁で下痢になる人がいるのでしょうか?

そこで、ここでは青汁で下痢になる理由について解説し、下痢に効果的な青汁の選び方について述べていきます。

青汁は下痢を引き起こす?

多くの人が知っているように、青汁は健康効果のある飲み物です。そのため、健康の改善や維持などのために青汁を飲んでいる人は少なくありません。

特に、アスリートやモデルなどの「体が商売道具である人」は、青汁を愛飲しているケースが多いです。また、キャビンアテンダントなどの「美しさが求められ、生活リズムが乱れやすい仕事」に就いている人も、青汁を飲んでいることが多いです。

さらに、昔から「野菜を多く食べる人は美しい」といわれています。実際に、「美女が多い」とされているベトナムや韓国などは「野菜の消費量が多い国」であり、その量は日本の約2倍であるというデータがあります。

このような中、青汁は野菜を絞ったり粉砕したりして作られた健康飲料です。このようなことから、青汁は「健康・美容効果が高い飲み物である」ということがわかります。

一方で、冒頭で述べたように、「青汁には副作用がある」と思っている人は少なくありません。これは、青汁を飲むことによって不調を経験した人がいるためだと考えられます。

ただ、これから述べるように、青汁には副作用はありません。というのも、「青汁を飲む」ということは「野菜を食べる」ということとほとんど同じであるためです。

なぜ「青汁には副作用がない」といえるのか

あなたは、頭痛が起こったらどのように対処しますか?

このような場合、特別な理由がない限りは、頭痛薬を飲むのではないでしょうか。

当然のことながら、このような頭痛薬には「頭痛を抑えたり緩和したりする働き」があります。

また、このような「薬の効果」は、数多くの試験の結果などによって証明されています。そのため、市販されている頭痛薬を飲むと、頭痛が消えたり緩和したりすることがほとんどです。

一方で、このような薬には「薬としての作用」だけではなく、副作用もあります。例えば、頭痛薬を飲むと、発疹や吐き気、めまいなどが生じることがあります。

また、このような副作用は、薬を正しく使用した場合にも起こる可能性があります。これは、頭痛薬などの「薬」には、「体の調子を無理やり変える働き」があるためです。

そのため、薬を飲むと、服用方法が正しい場合であっても、「症状の緩和」以外の作用が現れることがあります。

これに対して、野菜は食品であり、「特定の症状を改善するもの」ではありません。そのため、野菜を食べても「頭痛などの病気」が改善しない一方で、「発疹などの副作用」は起こりません。

実際に、食事などによって野菜を食べても、これによって体の不調が生じることはありません。また、もし野菜を食べて発疹などの症状が出るのであれば、「副作用」ではなく「アレルギー」を疑う必要があります。

これと同様に、野菜で作られている青汁には、副作用がありません。そのため、青汁で下痢などの不調が生じたのであれば、それは副作用ではなく、以下のような原因によるものであるといえます。

食物繊維には排便を促す作用がある

青汁には、「食物繊維」という成分が豊富に含まれています。食物繊維とは、植物性食品にのみ含まれており、人体で消化吸収できない成分のことです。そのため、体内に食物繊維が入ると、そのほとんどが便となります。

また、食物繊維は人体で消化できないため、消化器官はこれを「異物」と判断します。そのため、食物繊維を摂ると、消化器官が刺激されて動きが活発になります。

このようにして消化器官の動きが活発になると、その分だけ胃の内容物が腸へと移動しやすくなります。また、腸の内容物も、外へと排出されやすくなります。このようなことから、食物繊維には「排便を促す作用がある」ということがわかります。

このような食物繊維の効果は、便秘の改善をもたらします。そのため、便秘気味の人は、青汁を飲むと便秘を予防・解消しやすくなります。

一方で、後述するような「腸が過敏に働きやすい状態」となっていると、食物繊維による影響が強く現れることがあります。そのため、このような体質の人が青汁を飲むと、腸が過剰に動きすぎて下痢が生じることがあります。

また、これから述べるように、便秘気味の人も青汁を飲むことによって下痢になることがあります。

便秘が改善されるときに下痢が起こることがある

わたしたちの便には、食べ物のカスや腸内細菌の死骸などのさまざまなものが含まれています。

また便には、細胞の代謝によって生じた老廃物や、腸内細菌が作った有害物質なども含まれています。これらはどちらも、人体に悪影響を与える物質です。そのため、便が長時間腸内に滞留すると、このような有害物質によって腸がダメージを負いやすくなります。

このようなことを防ぐために、人体には「便を排出するためのさまざまな機能」が備わっています。ただ、このような機能は、便が腸内に長く留まっていると、働きが鈍くなりやすいです。そのため、便秘になると、便秘が慢性化しやすくなります。

このとき、食物繊維が便秘状態の腸を刺激すると、「便を排出する動き」が急激に働くことがあります。すると、腸が過剰に動くことによって、下痢が起こることがあります。つまり、便秘の状態で食物繊維を多く摂ると、反動で下痢になることがあるということです。

このようにして生じる下痢は、「便秘になっていたこと」によって起こります。そのため、便秘の反動による下痢は、「便秘が原因であり、これを解消するための過程である」といえます。

また、食物繊維によって「反動の下痢」が起こっても、腸内の便が少なくなれば下痢が解消します。そのため、食物繊維によるこのような下痢は一時的なものです。

さらに、食物繊維の摂取を続けると、腸の働きが正常化して便秘や下痢などになりにくい体質となります。このようなことから、青汁によって「反動の下痢」が起こった人は、青汁を飲む習慣を続けることによって健康的な身体に近づくといえます。

青汁は「下痢体質」を改善する

世の中には、「下痢になりやすい体質の人」がいます。そして、このような人の多くは、自律神経が乱れていることによって「腸が過敏な状態」となっています。

自律神経とは、人体におけるさまざまな機能を無意識でコントロールしている神経です。

例えば、わたしたちの心臓は、「動かそう」と意識しなくてもずっと働いています。また、呼吸も、無意識のうちに自然と行っています。これは、自律神経がこれらの機能をコントロールしているためです。

このような自律神経における機能の多くは、「オン」と「オフ」のスイッチを状況に応じて切り替えることによって行われています。

例えば、自律神経における「オン」のスイッチが入ると、心臓の鼓動や呼吸などが早くなります。一方で、「オフ」のスイッチが入ると、鼓動や呼吸などのスピードが緩やかになります。

また、自律神経は、食べ物の消化吸収などもコントロールしています。そのため、わたしたちが意識しなくても、食べた食品を消化して栄養を吸収しています。

そして、このような胃腸の働きも、自律神経が「消化吸収を促進させるスイッチ」と「消化吸収を休めるスイッチ」を切り替えることによって行われています。

このとき、自律神経の働きが乱れていると、これらのスイッチが過剰に入ることがあります。すると、胃腸の働きが過剰になったり動きにくくなったりします。

このようにして胃腸が過剰に働くと、その分だけ「腸における内容物の排出」が促進されます。すると、腹痛が起こって下痢が生じます。

また、胃腸の働きが低下すると、腸の内容物が腸内に留まりやすくなり、便秘が起こります。

このように、自律神経の働きと下痢・便秘は深く関与しています。そのため、「下痢になりやすい」という体質の人は、自律神経の働きを整える必要があるといえます。

このような中、青汁には自律神経の正常な働きに必要な栄養素がたっぷり含まれています。また、青汁に含まれている食物繊維には、「自律神経の働きに必要な栄養素」を脳に届きやすくする間接的な作用があります。

このとき、自律神経をコントロールしている組織は、脳内にあります。そのため、食物繊維によって脳に栄養が届きやすくなると、栄養不足による自律神経の乱れが起こりにくくなります。そして、その結果、「下痢になりやすい体質」が改善しやすくなるといえます。

青汁で便が緑色になるのはなぜ?

青汁を飲んだ人の中には、「便の色が緑色になった」というケースがあります。また、このようにして便の色が変わると、多くの人がこれを不安に思うようです。

実際に、「便は健康のバロメーター」といわれており、便は体の健康状態を確認する一つの手段になっています。そのため、便の色が変色すると、「体に悪いところが生じた」と認識する人が多いです。

ただ、青汁を飲んで便の色が緑色に変わっても、特に心配する必要はありません。というのも、青汁に含まれている「緑色の成分」は体に吸収されにくい物質であるためです。

具体的にいうと、青汁には「クロロフィル」という成分が含まれています。クロロフィルとは、植物の葉に含まれる「葉緑素」のことであり、緑色を呈している物質です。このようなことから、青汁はクロロフィルが含まれていることによって緑色になっていうということがわかります。

また、クロロフィルは「人体で吸収されにくい」という性質をもっています。そのため、摂取したクロロフィルの多くは、便と一緒に体外へ排出されます。

当然のことながら、便に含まれるクロロフィルの量が多いと、その分だけ便が緑色っぽくなります。このようなことから、青汁によって便の色が緑色になることは、自然なことであるといえます。

また、クロロフィルは「腸内の老廃物を絡め取る」という性質も持ち合わせています。

そのため、便が青汁によって緑色になっているということは、クロロフィルが多くの老廃物を排出させていると考えることができます。このようなことから、青汁を飲むことによって便が緑色になっても、それは体に悪い効果ではないということがわかります。

青汁による下痢のうち注意すべきケース

これまでに述べたように、青汁による下痢の多くは、「もともとの体の状態」によって起こるものです。

そして、このような下痢の原因は、青汁を飲み続けることによって解消されやすくなります。そのため、多くの場合、青汁を飲み続けると下痢や便秘などの不調が改善されやすくなります。

一方で、青汁による下痢の中には、「青汁の飲用をやめるべきケース」もあります。特に、以下のような症状が出た場合は、ただちに飲むのをやめるようにしましょう。

下痢とともに発疹が出た場合

どのような食べ物であっても、食後に発疹や息苦しさ、のどのかゆみなどが出た場合は、食べるのをやめるべきであるといえます。これは、このような症状が「食物アレルギー」によるものである可能性が高いためです。

食物アレルギーとは、体が「無害であるはずの食べ物」を「排除すべき外敵である」と誤認することによって生じる病気です。

このような食物アレルギーが起こると、「外敵である」と誤認された食べ物を食べるたびに発疹や粘膜の腫れ、下痢などの症状などが起こります。

このとき、喉の粘膜がアレルギー反応によって過剰に腫れると、気道がつぶれて息ができなくなることがあります。さらに、このようなアレルギーでは、原因物質によって「ショック症状」が起こることがあります。

このようにしてショック症状が起こると、最悪の場合死に至ることがあります。そのため、食物アレルギーを発症した人は、アレルギーのもととなった食べ物を避ける必要があります。

このとき、アレルギーのもととなりやすい食品としては、卵や果物、小麦などのさまざまものがあります。一方で、葉物の野菜がアレルギーの原因となることはほとんどありません。そのため、青汁に使われている野菜によってアレルギー症状が起こることはまれであるといえます。

ただ、すでに述べたように、食後に発疹や息苦しさなどが生じた場合、アレルギーを発症している可能性が非常に高いです。そのため、青汁を飲んでこのような症状が出た場合は、直ちに飲用を中止して病院を受診することをおすすめします。

また、青汁における原料の野菜がアレルギーの原因になるということはほぼないものの、市販の青汁によっては、「原料となった野菜以外のアレルギー物質」を含んでいるものがあります。

そのため、このような物質を含む青汁は、野菜成分だけを含んでいるものよりもアレルギーによる下痢が起こるリスクが高いといえます。

また、このような「不純物」は、下痢を起こす直接的な原因にもなります。そのため、青汁による下痢を防ぎたいのであれば、以下のような点に注意する必要があります。

「農薬不使用」と表記されていないものは下痢になるリスクが高い

市販の青汁には、メーカーや原材料、製造方法などによってさまざま種類があります。とはいえ、これらには「生の緑黄色野菜」を使用しているという共通点があります。

このとき、野菜を茹でたり煮たりして食べると、野菜に付着している農薬が煮汁などに溶け出しやすくなります。そのため、このような調理によって野菜を食べると、体内に入る農薬の量を減らすことができます。

一方で、農薬の中には、冷水で洗っただけでは落としきれないものが多いです。そのため、野菜を生で食べると、栽培時に使用された農薬が体内に入りやすくなります。このようなことから、生野菜を使用している青汁は、「農薬が含まれているリスクが高い」といえます。

そして、このような農薬の中には、下痢を引き起こしやすくするものがあります。そのため、青汁を飲んで下痢になったのであれば、残留農薬が原因である可能性があるといえます。

このとき、購入した青汁に「農薬不使用」と書いてあるのであれば、青汁に農薬が含まれているリスクは限りなく低いといえます。

一方で、「指定農場栽培の野菜」や「有機栽培」などの記載がある青汁には、農薬が使われている可能性が高いです。というのも、指定農場で作っているからといって、その農場が「無農薬主義である」とは限りません。

また、「有機栽培」や「有機農作物」などは、いくつかの条件を満たした方法によって作られた農作物に表示することが許可されている表記です。

このとき、「有機」と表記するためには、「特定の農薬を使っていない」という条件を満たす必要があります。ただ、有機栽培には、いくつかの農薬が使用を許可されています。そのため、「有機」という表記は、「農薬をまったく使っていない」という証明にはなりません。

このような中、「指定農場栽培」や「有機栽培」などの表記に安心感を抱く人は少なくありません。そのため、このような表記のある青汁で下痢が起こったとき、「農薬が含まれているかもしれない」と考える人はほとんどいません。

ただ、体の健康のために青汁を飲んでも、農薬によって体に害が生じてしまっては本末転倒です。そのため、青汁によって下痢が起こったのであれば、「有機栽培の野菜を使っているから健康に良い」と思い込まず、表記をしっかり確認してみるようにしましょう。

添加物によって下痢が起こるケースもある

市販の青汁は、さまざまなメーカーが販売しています。そのため、ひとえに「青汁を飲んでいる」といっても、人によって飲んでいる青汁の種類は異なります。

このとき、青汁を味で選んでいる人は少なくありません。というのも、一般的な青汁は野菜の味が濃いです。そのため、野菜が嫌いな人にとっては、飲みづらい味となっています。

一方で、飲みやすいように加工された青汁は、ジュースなどのように飲むことができます。そのため、野菜が苦手な人は、「美味しい青汁」を選ぶ傾向にあります。

ただ、このような青汁には、「味を美味しくするための添加物」が含まれています。そして、このような添加物の中には、おなかをゆるくしたりアレルギーの原因になったりするものがあります。

例えば、アステルパームなどの「人工甘味料」には、おなかをゆるくする作用があるものが多いです。そのため、人工甘味料が含まれている青汁を飲み過ぎると、下痢が起こりやすくなります。

また、リンゴや桃などのフルーツ類は、青汁を飲みやすくするために添加されることが多い食品です。ただ、このようなフルーツ類は、アレルギーの原因となることがあります。

さらに、食物アレルギーは、「特定の物ばかりを食べていると発症しやすい」ということがわかっています。そのため、ダイエットなどのために「フルーツ青汁だけを飲む」などの生活を送ると、果物アレルギーが発症するリスクが高くなります。

そして、食物アレルギーが下痢の原因となるということは、前述したとおりです。このようなことから、美味しく加工された青汁には、下痢になりやすい成分が含まれている可能性が高いということがわかります。

下痢を予防・改善したい人の青汁の選び方

これまでに述べたように、青汁は下痢を起こす直接的な原因にはなりません。一方で、青汁には「下痢体質」を改善しやすくする栄養素や成分などが豊富に含まれています。そのため、青汁は下痢の原因になるどころか、下痢を改善する飲み物であるといえます。

とはいえ、青汁の種類によっては、下痢を起こりやすくする成分が含まれていることがあるのは前述したとおりです。そのため、青汁によって下痢をしないためには、品質の良い青汁を選ぶ必要があります。

具体的には、以下のような青汁を選ぶことをおすすめします。そうすることで、青汁による下痢が起こることを防ぎ、健康的な効果を実感しやすくなります。

無添加のものを選ぶ

青汁には、さまざまな栄養素がたっぷり含まれています。そのため、青汁を飲むと、栄養を補給することによってさまざまな健康効果を得ることができます。

例えば、青汁に含まれているビタミンCには、免疫力を高めたり肌を白くしたりする働きがあります。そのため、青汁を飲み続けていると、風邪を引きにくくなったり美肌になったりしやすくなります。

とはいえ、このような栄養素による健康効果は、毎日続けて摂取することによって実感することができます。

実際に、果物などの「ビタミンCを多く含む食べ物」を食べても、すぐに肌が白くなるわけではありません。そのため、青汁の健康効果を実感するためには、習慣的に青汁を飲む必要があります。

このとき、「美味しく加工されていない青汁」は、「野菜そのままの味」がします。例えば、ケールで作られた青汁には、強い苦味や「濃いキャベツ」のようなニオイなどがあります。そのため、野菜が苦手な人は、無添加の青汁が飲みづらいと感じやすいです。

そして、このような飲みづらい青汁を選ぶと、「青汁を飲むこと」が苦痛になっていきます。すると、「青汁を飲もう」という気持ちが起こりにくくなり、青汁を飲むことを続けられなくなります。

このようにして青汁の飲用をやめると、青汁の健康効果を実感できないまま終えることになります。そのため、野菜が苦手な人が無理して「無添加の青汁」を飲もうとすると、健康効果を実感できないことになります。

ただ、すでに述べたように、人工甘味料の中には、下痢を起こしやすくするものがあります。また、果物などが添加されていると、食物アレルギーによる下痢が起こりやすくなります。

このようなことから、下痢を予防したり改善したりするためには、「余計なものが含まれていない青汁」を選ぶ必要があるといえます。そして、野菜の味が苦手な人は、このような青汁を自分で加工して飲むことをおすすめします。

というのも、人工甘味料には下痢を起こしやすくする働きがある一方で、一般的な砂糖にはこのような作用はありません。そのため、甘い青汁が飲みたいのであれば、無添加の青汁に少量の砂糖を足して飲むようにしましょう。

また、果物が添加された青汁には、さまざまな種類のフルーツが使用されていることがほとんどです。そのため、フルーツ青汁によってアレルギー症状が生じても、「どの果物がアレルギー症状を引き起こしているか」を特定できません。

一方で無添加の青汁を、アレルギー症状を生じたことのない飲み慣れたジュースで割って飲むと、特にアレルギーが起こるリスクを極力減らすことができます。そのため、フルーツ味の青汁が飲みたい人は、無添加の青汁を飲み慣れた市販のジュースで割って飲むことをおすすめします。

無農薬のものを選ぶ

すでに述べたように、農薬は下痢の原因となることがあります。そして、一見体に良さそうな表記である「指定農場栽培」や「有機栽培」などは、「無農薬を保証するものではない」ということも前述したとおりです。

そして、「無農薬という表記がない」ということは、農薬を使用して作られた可能性が高いということを意味します。これは、農薬を使わずに栽培したのであれば、「無農薬」と表記することがほとんどであるためです。

というのも、多くの人が認識しているように、「農薬を使用していない作物」は、農薬を使用しているものに比べて安全性が高いです。そのため、「無農薬」という事実は、大きな付加価値となるといえます。

また、農薬は植物を病原体や虫などから守るために使用するものです。そのため、農薬を使わないで作物を育てようとすると、植物が病気にかかったり虫に食われたりするリスクが高くなります。

このようなリスクを農薬不使用で解決するためには、人間が手間と時間をかけて植物を守る必要があります。その結果、無農薬栽培は、農薬を使用する栽培方法に比べてコストがかかりやすいです。

そのため、コストをかけて農薬を使わずに作った野菜は、「無農薬ということ」を売りにします。このようなことから、「農薬を使用していない野菜から作られた青汁には、農薬不使用と書いてある可能性がかなり高い」といえます。

一方で、「農薬不使用」や「無農薬」などの表記がない青汁は、「無農薬ではない=農薬を使用している青汁」であるということになります。そのため、青汁によって下痢を起こしたくない人は、「農薬不使用」などの表示がある青汁を選ぶことをおすすめします。

このように、一般的に「健康飲料」と認識されている青汁であっても、メーカーによって品質が大きく異なります。また、低品質な青汁は、下痢などの不調の原因となります。

そのため、青汁によって下痢になったのであれば、「余計なものが入っていない青汁」に変えてみることをおすすめします。そうすることによって、青汁によって下痢などの不調が起こることがなくなり、健康的な効果を実感することができるようになります。