「青汁が体に良い」ということは、多くの人が知っています。そのため、健康や美容などに対する意識が高い人は、青汁を日常的に飲んでいることが多いです。

例えば、プロスポーツ選手やモデルなどの中には、ブログなどで青汁を愛用していることを公言している人が少なくありません。このようなことから、近年では青汁の健康効果が再注目を浴びています。

実際に、青汁には健康の維持や美肌作りなどに欠かせない栄養素や成分などが豊富に含まれています。そのため、青汁を飲む習慣をつけると、不調が解消したり肌質が改善したりしやすくなります。

そして、このような青汁における美容効果の中には、白く美しい肌に導く「美白効果」もあります。

さらに、一般的に「飲み物」という認識されている青汁は、顔パックとして使用することもできます。このようにして青汁を利用すると、青汁が含む天然美容成分を肌の内側だけではなく外側からも補給できるようになります。

そこで、ここでは青汁の美白効果を解説し、青汁を使用した美容方法について述べていきます。

肌が白い=美しい?

日本には、「色の白いは七難隠す」ということわざがあります。これは、「肌の色が白いと、他に欠点があっても美しく見える」という意味です。このようなことから、日本では昔から「肌の色は白い方がいい」と考えられていたことがわかります。

また、このような価値観は、日本だけではなくアジア全体に強く根付いています。

例えば、「美容大国」である韓国では、日本以上に「色白=美しい」という感覚が強いです。そのため、韓国のモデルや俳優、アーティストなどは、男女ともに肌の色が雪のように白い人が多いです。

また、中国には、「色白は百難隠す」ということわざがあります。これは、日本のことわざと同様に、「肌の色が白いと、他の欠点がわかりづらくなり美しく見える」という意味です。

ただ、日本では「七難隠す」というのに対して、中国では「百難隠す」ということから、「色白」に対する意識がかなり高いことが伺えます。

さらに、フィリピンやベトナム、インドなどの東南アジアの国々でも、美白ブームが長く続いています。実際に、フィリピンでは「美白成分」が含まれている乳幼児用の石鹸が売られており、インドでは男性も美白クリームを使用しているといわれています。

このように、アジア圏では「肌が白い=美しい」とされることが多いです。このような価値観が根付いた原因には、さまざまな説があります。

ただ、室内での仕事が少なかった昔は、労働者の肌が日焼けして黒くなっていました。これに対して、室内で過ごすことが多い特権階級の人々は、紫外線の影響を受ける機会が少ないため、白っぽい肌をしていたという事実があります。

そのため、昔は「色白=特権階級の象徴」であり、「色黒=労働者の象徴」であったとされています。このようなことから、アジア人は白い肌に強いあこがれを抱くようになったといわれています。

肌が白い=美白ではない

これまでに述べたように、肌が白いと「美しい」と思われることが多いです。そのため、日本人女性の多くは、肌に美白ケアを施しています。

とはいえ、肌が白ければ美しく見えるかというと、そうではありません。これは、白っぽい肌をしていても血色が悪ければ、美肌には見えなくなるためです。

というのも、多くの人が知っているように、日本人のほとんどは黄色人種です。そのため、日本人の肌はもともと「黄色っぽい色」をしています。

このとき、肌の血行が悪いと、肌の透明感が失われて肌色がくすんだ黄色になります。このような肌の色になると、疲れが溜まっていたり病気を患っていたりするような印象の顔になります。

また、血液の流れが悪かったり貧血気味だったりすると、肌の血色が悪くなって青白い顔になります。当然のことながら、このような顔色をしていると、具合が悪そうな印象を与えます。

当然のことながら、このような「疲れた顔」や「病的な顔」などは、「美しい」とはされません。そのため、いくら白っぽい顔をしていても、血色が悪ければ「美白」ではないといえます。

一方で、一般的に「美白である」とされる肌は、ほのかにピンク色を帯びた色をしています。このようなピンク色を作っているのは、肌に流れる血液です。そして、肌の血行が良いと、このような「血色の良い肌」となります。

このようなことから、「美白」と呼ばれる肌になりたいのであれば、肌の色を白くすることだけではなく、肌の血色を良くすることが大切であるといえます。

美白の条件とは?

これまでに述べたように、多くの人が白く美しい肌を目指しています。とはいえ、肌が白ければ美しいというわけではないということは前述したとおりです。

特に、血行は肌の色に深く関係しています。そのため、美白ケアをするのであれば、肌の血行を良くすることも大切であるといえます。

また、美白に見えるためは、肌が白いことや血色が良いことなどだけではなく、さまざまな条件があります。具体的には、以下のような条件を満たしたときに「美白」といわれる肌になります。

シミやクマなどがない

多くの人が認識しているように、わたしたちが普段見ている「色」は、それぞれが混ざりあうことで変化します。例えば、青色と赤色を混ぜると紫色になり、青色と黄色を混ぜると緑色になります。

また、このような「色の変化」は、それぞれの色が物理的に混ざっていなくても起こることがあります。

例えば、雑誌やチラシなどの印刷物では、数え切れないほど多くの色が使われているように見えます。ただ、このような印刷物を拡大してみると、4~6色の点で構成されていることが確認できます。

このとき、これらの点は「表現している色」によって点の大きさや密度などが異なります。つまり、さまざまな色が使われているようにみえる印刷物であっても、実際に使っている色は4~6色であるということです。

そして、このような現象は、人間の顔を見た際にも起こります。

例えば、顔にシミやそばかすなどがあると、「シミやそばかすなどの色+他の肌の色」が「全体の顔の色」という印象になります。つまり、これらがあると、顔の色がワントーン暗く見えやすいということです。

このようなことから、美白のためには、シミやそばかす、クマなどがない肌を作る必要があるといえます。

キメが細かくシワが少ない

わたしたちの肌には、よく見ると網目状の模様があります。このような網目は「皮溝(ひこう)」と呼ばれています。

また、このような皮溝に囲まれた部分は、少し盛り上がっているように見えます。これは角質が集まることによって構成されており、「皮丘(ひきゅう)」と呼ばれています。

このとき、皮丘がしっかりふくらんでいると、皮溝が押しつぶされて見えづらくなります。一方で、皮丘がしぼんでいると、皮溝が大きく深くなっていきます。

このようにして皮溝が深くなると、皮膚にたくさんの影が生まれることになります。前述のように、顔に「濃い色の部分」が増えると、顔の色が暗く見えやすくなります。そのため、皮溝が深くなることによって顔に細かな影が増えると、顔の色が暗く見えやすくなります。

このように、皮丘がしぼんで皮溝が深くなった状態を「キメが粗い」といいます。このようなことから、美白のためには、キメが細かい肌であることが大切であるといえます。

また、同様の理由で、顔にシワが増えるとその分だけ顔の色がワントーン暗く見えます。このようなことから、美白のためには、キメが細かくシワが少ない肌を目指す必要があるといえます。

肌の水分量が多い

多くの人が知っているように、水は光を反射します。そのため、肌に十分な量の水分が含まれていると、肌が光を反射してツヤのある肌に見えるようになります。

このようにして肌のツヤが上がると、その分だけ肌が明るく見えます。そのため、肌ツヤが良くなることには美白効果があるといえます。

このような肌の水分は、肌の表面である角質層や肌の内側である真皮などに含まれています。これらのうち、肌のツヤに深く関与しているのが角質層の水分です。そのため、角質層の水分が増えると、美白肌に近づくことになるといえます。

美白が損なわれる原因

これまでに述べたように、肌が「美白」になるためには、さまざまな条件があります。そのため、美白を手に入れたいのであれば、多くのことに気を配る必要があります。

特に、以下に挙げるものは、美白を損なわせる大きな原因となります。そのため、白く美しい肌のためには、このような原因をなるべく排除するように努力する必要があります。

肌の大敵「紫外線」

当然のことながら、太陽の光をたくさん浴びると肌が黒くなります。これは、太陽光に含まれる「紫外線」を浴びると、皮膚に「メラニン」が生じるためです。

具体的には、わたしたちの体が紫外線の刺激を受けると、「メラノサイト」という細胞が活性化します。

このようにしてメラノサイトの働きが高まると、「チロシナーゼ」という酵素の働きによって「メラニン」という黒~茶褐色の色素が生じます。

このようなメラニンには、細胞を紫外線から守るという働きがあります。そのため、肌にメラニンが増えると、肌が紫外線に強くなります。

実際に、このようなメラニンができにくい白色人種は、黄色人種や黒色人種などに比べて皮膚がんにかかるリスクが高いことがわかっています。

これは、白色人種が「黒いメラニンが作られにくい体質」であるためです。そのため、白色人種の肌は、紫外線に対する防御力が低く、皮膚の細胞が紫外線によって変質しやすいです。そして、このようにして細胞が変質すると、皮膚がんが発症しやすくなります。

これに対して、黄色人種である日本人は、黒いメラニンが作られやすい体質です。そのため、日本人の多くは、「皮膚がんが発症しにくい皮膚を持つ人種である」といえます。

ただ、前述のように、メラニンは黒っぽい色素です。そのため、皮膚にメラニンが増えると、肌の色が茶色くなります。このようなことから、白く美しい肌になるためには、「メラニンが生じにくい生活=紫外線をなるべく浴びない生活」を心がける必要があるといえます。

また、皮膚が紫外線を浴びなくても、目が紫外線を浴びると、全身のチロシナーゼが活性化されます。そのため、日焼けを防ぐためには、日焼け止めだけではなくサングラスを着用するようにしましょう。

活性酸素

前述のように、メラニンを作り出す細胞であるメラノサイトは、紫外線などによって活性化します。そして、「活性酸素」も、このようなメラノサイトを活性化させる要因となります。

というのも、活性酸素とは、周りの物質を壊す性質を持った酸素のことです。そのため、活性酸素が人体の細胞と触れると、細胞が壊されて組織の機能が低下したり老化したりしやすくなります。

このような活性酸素は、体内で常に発生しています。例えば、皮膚の細胞が紫外線によって壊れると、活性酸素が生じます。そのため、皮膚は活性酸素の影響を受けやすい組織であるといえます。

このような中、メラノサイトが作るメラニンには、このような活性酸素の影響から肌を守る働きがあります。そのため、肌に活性酸素が増えると、その分だけメラニンが作られやすくなります。このようなことから、皮膚に活性酸素が増えると、シミなどが生じやすくなることがわかります。

摩擦や虫刺されなどの炎症

一般的な生活を送っていれば、ほとんどの人が「肌の痒み」を経験したことがあるでしょう。

例えば、虫に刺されると、肌が赤く腫れて痒みが生じます。また、草や薬剤、金属などで肌がかぶれると、発疹とかゆみが生じます。

そして、健康な肌であっても、引っ掻いたり強く擦ったりすると、赤みやはれなどが生じます。このようにして痒みや腫れなどが生じることを「炎症が起こる」といいます。

このような皮膚の炎症は、さまざまな原因によって起こります。具体的には、皮膚が何らかの刺激を受けることによって「ヒスタミン」や「プロスタグランジン」などの化学物質が放出されると、その部分に炎症が起こります。

また、このような化学物質には、メラノサイトを活性化させる働きもあります。そのため、炎症が起こると、メラニンが作られやすくなります。このようなことから、皮膚に炎症が起こると、シミなどが生じたり肌の色が暗くなったりしやすくなるということがわかります。

とはいえ、治癒によって炎症が収まると、メラノサイトの働きはもとに戻ります。そして、生成されたメラニンは、時間の経過とともに減少していきます。

ただこのとき、後述するような要因があると、メラニンの排出がうまくいかずにメラニンの色が皮膚に残ってしまうことがあります。

新陳代謝・ターンオーバーの低下

これまでに述べたように、肌の中にメラニンが増えると、肌の色が黒っぽくなったりシミが生じたりすることになります。とはいえ通常、皮膚の中のメラニンは時間の経過とともに減っていきます。

具体的にいうと、古くなったメラニンは、垢と一緒に剥がれていったり体内に存在している免疫細胞が処理したりします。

ただ、このとき、肌が生まれ変わるスピードが遅いと、皮膚内のメラニンが排出されにくくなります。このような肌の新陳代謝(生まれ変わり)を、「ターンオーバー」といいます。

このようなターンオーバーは、通常約4週間サイクルで起こります。そのため、健康的な人であれば、メラニンが生成してから4週間が経過すると、肌の色がもとに戻るということになります。

これに対して、肌の新陳代謝がうまくいかないと、肌にメラニンが残って日焼けした肌色が戻りにくくなったりシミが生じやすくなったりします。そのため、美白のためには、肌のターンオーバーを促進することが大切であるといえます。

また、古くなったメラニンは、免疫細胞の一種である「マクロファージ」が処理することによっても減少します。このようなことから、美白のためには免疫力を向上させることも大切であることがわかります。

このように、美白のためには、さまざまな生活習慣に気をつける必要があります。そのため、美白のために「漂白剤」のような化粧品ばかりを使っても、根本的な解決にはなりません。

また、わたしたちの体を作っているのは、食べ物です。そのため、食事の質が低下したり食生活が乱れたりすると、白く美しい肌を手に入れることはできません。このようなことから、「美白ケアの基本は食生活である」といえます。

青汁の美白効果

これまでに述べたように、美しく白い肌を手に入れるためには、食生活を正す必要があります。特に、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれている野菜をたくさん食べることには、高い美白効果があります。

というのも、ビタミンやミネラルなどの「微量栄養素」は、わたしたちの体で「潤滑油」のような働きをします。そのため、これら栄養素が不足すると、肌を含めた全身の調子が悪くなっていきます。

そして、現代の日本人は、このような微量栄養素が慢性的に不足しがちです。これは、野菜をたくさん食べるためには時間が必要なためです。

例えば、生の野菜サラダなどは、野菜を洗って切るだけで食べられます。そのため、忙しい人は、生野菜サラダで野菜の必要摂取量を満たそうとします。

ただ、生の野菜は「かさ」が多いため、少ない量で満足感や満腹感などを得ることができます。

これは、「野菜を食べたつもりになっていても、実は少ない量しか食べていない」ということを意味します。このようなことから、生野菜サラダでは、それほど多くの野菜を摂れないということになります。

これに対して、野菜を加熱したり塩もみしたりしてから食べると、野菜のかさが減るためたくさんの野菜を食べることができます。当然のことながら、このようにして野菜を調理するためにはまとまった時間が必要です。

ただ、日本人の睡眠時間は、諸外国と比べて最低の水準となっています。つまり、日本人のほとんどは、「睡眠時間を削るほど忙しい」ということです。このようなことから、現代の日本人は、野菜を食べたくても食べられない状況にあるといえます。

このような中、青汁は水に溶かしたり解凍したりするだけで簡単に飲める健康食品です。また、青汁は栄養価の高い緑黄色野菜で作られているため、さまざまな栄養素を豊富に含んでいます。

実際に、青汁には以下のような「美白成分」が含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲むと、美しく白い肌に一歩近づくことができるようになります。

美白には欠かせないビタミンC

前述のように、メラニンは紫外線から細胞を守るという重要な働きを担っています。

とはいえ、メラニンは黒っぽい肌やシミなどの原因物質です。そのため、美白のためには、なるべくメラニンを作らせないことが大切であるといえます。

このようなメラニンは、「チロシナーゼ」という酵素の働きによって生じます。そのため、チロシナーゼが働きにくくなると、メラニンの生成量が低下してシミが発生しにくくなるといえます。

このような中、ビタミンCには、チロシナーゼの働きを阻害してメラニンの沈着を防ぐ働きがあることがわかっています。そのため、ビタミンCをしっかり摂っていると、シミが生じにくくなって美白な肌に近づきやすくなります。

また、ビタミンCは、コラーゲンの生成に必要不可欠な栄養素です。このようなコラーゲンは、肌の弾力を形成する重要な物質です。

そのため、肌のコラーゲンが少なくなると、シワが生じたり肌の艶がなくなったりしやすくなります。このようなことから、ビタミンCにはシワなどを防いで美白を維持する働きもあるということがわかります。

さらに、ビタミンCには、活性酸素を消去するという働きもあります。前述のように、活性酸素は肌の老化を招いてシワやくすみなどの原因となる物質です。そのため、ビタミンCをしっかり摂ると、美白を損なう原因となる肌の老化が起こりにくくなるといえます。

そして、ビタミンCには、ストレスから体を守ったり、免疫力を上げたりする働きもあります。これらはどちらも、美白を作る上では欠かせない要素です。このようなことから、ビタミンCは美白のためには必要不可欠な栄養素であるということがわかります。

このようなビタミンCは、動物性食品にはほとんど含まれていません。一方で、生の植物性食品には多く含まれています。

そのため、生の緑黄色野菜を原料とする青汁には、ビタミンCが豊富に含まれています。このようなことから、青汁を習慣的に飲むと、ビタミンCを効果的に補給して白く美しい肌になりやすくなるといえます。

肌の新陳代謝に不可欠なビタミン・ミネラル

前述のように、シミなどの原因となるメラニンは、ターンオーバーが正常に行われるといずれ排出されます。このようなことから、美白のためには、肌の新陳代謝を高めることも大切であるといえます。

そして、このような肌の新陳代謝には、さまざまなビタミンが関与しています。

例えば、ビタミンB2やビタミンB6、葉酸などのビタミンB群は、摂取したタンパク質から皮膚を作ったり細胞が生まれ変わったりする際に必要となる栄養素です。そのため、これら栄養素の摂取量が不足すると、肌の新陳代謝がスムーズに行われにくくなります。

また、細胞が生まれ変わるためには、亜鉛などのミネラルやビタミンAなどのビタミンも必要となります。そのため、皮膚の新陳代謝を活発にするためには、これらの栄養素をしっかり摂る必要があります。

そして、青汁にはこれらの栄養素がたっぷり含まれています。さらに、青汁に含まれているビタミンAは、摂りすぎても栄養素の過剰症が起こりません。

というのも、レバーなどの動物性食品からビタミンAを摂りすぎると、頭痛などの症状が出ます。これに対して、植物性食品には、ビタミンAが「カロテノイド」という形で含まれています。

このようなカロテノイドは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるため、「プロビタミンA」と呼ばれます。そのため、このようなプロビタミンAを大量に摂っても、ビタミンAの過剰摂取にはなりません。

このようなことから、植物性食品である青汁を飲んでも、ビタミンAの過剰症が起こらないことがわかります。そのため、青汁は、美白づくりを安全にサポートする健康飲料であるといえます。

血行を良くするビタミン・ミネラル

これまでに述べたように、美白を手に入れるためには、肌の血行が良くなることが大切です。そして、このような良好な血行維持には、さまざまな栄養素の摂取が必要不可欠となります。

例えば、鉄や銅、葉酸などは赤血球の生成に深く関与している栄養素です。そのため、これら栄養素の摂取量が不足していると、赤血球が作られにくくなります。

このような赤血球には、酸素を全身に運搬するという重要な働きを担っています。そのため、赤血球の数が少なくなると、肌の血色が悪くなったり肌のターンオーバーが乱れたりしやすくなります。これらはどれも、美白を損なわせる原因となります。

また、ビタミンEには、毛細血管を拡張しやすくさせる働きがあります。そのため、ビタミンEをしっかり摂っていると、肌に栄養や酸素などが行き届きやすくなります。

一方で、ビタミンEが不足すると、肌が栄養・酸素不足を起こし、血色や肌における新陳代謝などの悪化が起こりやすくなります。

そして、青汁にはこのような鉄や銅、葉酸、ビタミンEなど「血行改善に必要な栄養素」が豊富に含まれています。

さらに、青汁に含まれているビタミンには、摂取した鉄を吸収しやすくするという作用があります。そのため、青汁は、血行の改善に必要不可欠な栄養素を効果的に補給することができる飲料であるといえます。

このようなことから、日常的に青汁を飲むようにすると、血液の流れが良くなって、肌の血色が良くなったりターンオーバーが正常に起こったりしやすくなることがわかります。

肌を酸化から守る抗酸化物質

前述のように、体内発生した活性酸素は、美白を損なわせる原因となります。そのため、美白のためには、体内の活性酸素を減らすことが大切であるといえます。

このような活性酸素は、体内に備わっている「抗酸化酵素」や食物から摂取した「抗酸化物質など」によって消去されています。

これらのうち、抗酸化酵素が働くためには、亜鉛やマンガン、銅などのミネラルを必要とします。そのため、これら栄養素が不足すると、体内の活性酸素が消去されづらい体質となります。

このような中、青汁にはこのようなミネラル類が豊富に含まれています。また、前述のように、青汁にはビタミンCやビタミンE、ビタミンAなどもたっぷり含まれています。これらはどれも、強い抗酸化作用をもつ栄養素です。

さらに、青汁には、クロロフィルやポリフェノールなどの強い抗酸化作用をもつ機能性成分も含まれています。そのため、青汁を飲むと、体内における細胞の酸化が起こりにくくなり、美白になりやすい肌となります。

美白効果を高める青汁の活用方法

これまでに述べたように、青汁には高い美白効果があります。そのため、青汁を習慣的に飲むようにすると、効果的に美白ケアができるようになります。

また、このような青汁の美白効果は、飲み方を工夫することによってさらに実感しやすくなります。そのため、青汁で美白を手に入れたい人は、以下のような飲み方をおすすめします。

寝る前に青汁を飲む

一般的に知られているように、睡眠不足は美肌の大敵です。これは、就寝中に「肌の生まれ変わり」が起こりやすいためです。そのため、睡眠時間をしっかり確保すると、肌の生まれ変わりが促進されて美しい肌を維持しやすくなります。

とはいえ、このような細胞の生まれ変わりには、さまざまな栄養素が必要であるということは前述したとおりです。そのため、就寝中にしっかり肌が生まれ変わるためには、さまざまなビタミン・ミネラルを十分に摂る必要があります。

このとき、これら栄養素の中には、摂取してから数時間で尿と一緒に排出されるタイプのものがあります。そのため、朝や昼などにこのような栄養素を摂っても、就寝前までには排出されていることになります。

一方で、寝る前に青汁を飲むようにすると、このような栄養素の排出が起こる前に利用されることになります。また一般的に、就寝中は排尿しないため、栄養素が体外に排出されにくいです。

そのため、就寝前に青汁を飲むようにすると、肌の生まれ変わりに必要な栄養素を有効に活用しやすくなります。このようなことから、美白を手に入れたいのであれば、寝る前に青汁を飲む習慣をつけるようにしましょう。

少量の油と一緒に摂る

これまでに述べたように、青汁には美白効果のある成分が豊富に含まれています。そして、このような成分には、「水に溶けるもの」と「油に溶けるもの」の2種類に大別できます。

これらのうち、水に溶ける栄養素は、青汁に含まれている水分と一緒に体内へ吸収されていきます。一方で、油に溶ける栄養素は、青汁に含まれている水分に溶けないため吸収されづらいです。

このとき、青汁と少量の油を摂ると、このような「油に溶ける栄養素」の吸収率が高くなります。そのため、青汁の美白効果を上げたいのであれば、青汁とともに少量の油を摂ることをおすすめします。

このとき、摂取する油は、えごま油や亜麻仁油などを選ぶようにしましょう。というのも、これらは「αリノレン酸」が豊富に含まれている油です。このようなαリノレン酸は、体内で「DHA」に変換されて利用されます。

健康知識のある人であれば知っているように、DHAには血液をサラサラにして血行を良くする働きがあります。また、DHAは細胞膜の良質な材料ともなります。そのため、青汁とともにαリノレン酸が豊富な油を摂るようにすると、青汁の美白効果がより向上しやすくなるといえます。

青汁で肌パックする

青汁は飲むだけではなく、顔パックとしても使用できます。そうすることによって、美肌を手に入れることができるだけではなく、ニキビなどの肌トラブルが起こりにくい健康的な肌に近づくことができます。

しかしながら、「青汁で顔をパックする」と聞くと、多くの人が驚愕することでしょう。

ただ実際には、青汁パックは、美白効果やニキビ改善効果などに高い美容法です。これは、青汁にはビタミンCやクロロフィルなどが豊富に含まれているためです。

多くの人が知っているように、ビタミンCを使用した化粧品には美白効果があります。また、クロロフィルも、高価な化粧品に使われるほど美白効果が高い成分です。

さらに、クロロフィルには強い抗菌作用があります。そのため、青汁でパックをすると、顔のアクネ菌が殺菌されてニキビが治ったりできにくくなったりします。

このような青汁パックは、青汁にはちみつや小麦粉、ヨーグルトなどの「とろりとした食品」を加えて作ります。そして、肌に留まるくらいの硬さになったら、顔全体に塗って10~20分程度放置します。

その後、水やぬるま湯などで青汁パックを洗い流し、化粧水や乳液などのスキンケアを行います。すると、肌のくすみがとれて肌色が明るくなります。また、肌がふっくらとして調子が良くなり、トラブルが起こりづらい肌質になります。

実際に、青汁パックを行った人からは、「肌の色がワントーン明るくなった」や「ニキビができづらい肌質になった」などの声が上がっています。

このように、青汁は飲むだけではなく、顔パックとして利用することもできます。そして、このようにして青汁を利用することによって、青汁の美容成分を存分に活かすことができます。

そのため、少しでも肌に悩みがある人は、これまでに述べたような青汁で美白ケアをしてみましょう。そうすることによって、美しく強い肌を手に入れ、悩みの少ない前向きな毎日を送ることができるようになります。