一般的に、人間は忘れる生き物です。ごく一部の人を除いて、「人生で一度も忘れたことがない」という人はいません。

このような「忘れる」という現象は、健全な精神状態を維持したり新しいアイディアを得たりするためには欠かせないことです。

例えば、過去の失敗を忘れることができなければ、いつまでも立ち直ることができず新たなチャレンジもできません。また、学習した内容をずっと覚えていると、古いやり方を変えることができずに成長することができなくなってしまいます。

このようなことから、「忘れる」ということ自体は正常なことであり、人間が生きていくために大切な機能の1つであるといえます。

とはいえ、人間は「忘れたほうが良いこと」ばかりを忘れているわけではありません。例えば、買い物の際に買うべきものを忘れたり、物を取りに来たのに何を取りに来たか忘れたりするなど、行為の目的を忘れてしまうこともあります。

このとき、買い物などの場合は、大きな問題につながることはそう滅多にありません。ただ、仕事や学業などの際にこのような物忘れが起こると、大きな損失につながることがあります。

そのため、最近物忘れが激しくなってきたという人の多くは、記憶力を高めるトレーニングによって物忘れを改善しようとします。ただ、物忘れを改善するためにトレーニングをしても、脳の状態を良くする栄養が足りなければ、思うような効果が現れません。

このような中、青汁には物忘れの予防や改善などに必要不可欠な栄養素がたっぷり詰まっています。また、青汁を生活に取り入れると、必要とする栄養が脳に届きやすくなることによって、脳の機能が保たれやすくなります。

そのため、最近「頭が働かない」や「うっかりミスが増えてきた」などの自覚がある人は、青汁を飲むことによって改善することが期待できます。

そこで、ここでは、物忘れが起こるメカニズムと物忘れが気になる人が青汁を飲むべき理由について述べていきます。

物忘れとは?

あなたには、「人や物などの名前が思い出せない」や「物をしまった場所を忘れた」などの経験があるのではないでしょうか。おそらく、ほとんどの人がこのような経験をもつはずです。

これは、このような現象が「いつでも、誰にでも起こること」であるためです。そして、このような「思い出せない」という現象は、一般的に「物忘れ」と呼ばれます。

物忘れが起こる原因とは?

人における「記憶」には、「覚える」、「記憶を保持する」、「思い出す」の3つのステップがあります。このうち、「覚える」や「思い出す」などの作業には、脳の「海馬」という部位が関与しています。

具体的には、海馬は「情報の取捨選択」や「記憶の検索」などを行う組織です。

例えば、コーヒーショップやレストランなどに入店したとき、ほとんどの人が店員の顔を見るはずです。そのため、店内に入店したその瞬間には、脳内に店員の顔が記憶されています。

とはいえ、席に案内されて座ったときなどには、店員の顔を覚えていないことがほとんどです。これは、「店員の顔を覚えること」にメリットがないため、海馬が「店員の顔」は「覚えておくべき事柄ではない」と判断したためです。

ただこのとき、店員が好みの外見であったり苦手な様相をしていたりなど、「店員が自身の関心を引くような人」であれば、着席後も顔などを覚えていることがあります。これは、海馬が「店員の顔は覚えておくべき事柄である」と判断するためです。

また、英単語や数式などは、一度聞いただけでは覚えられないことが多いです。ただ、このような内容は、繰り返し学習を行うことによって記憶することができます。これは、反復学習を行うことによって、海馬が英単語などの情報を「生きていくために必要な情報である」と判断するためです。

このように、海馬は情報の重要性を審査して、生きていくために必要である情報のみを「脳内のデータベース」に記録する仕事を担っています。そのため、海馬の働きが弱まると、「記憶を整理して記録しておく能力=覚える能力」が低下しやすくなります。

さらに、海馬はこのような「脳内のデータベース」から情報を引き出す働きも担っています。

例えば、テストの際に数式や英単語などが思い出せるのは、海馬がこれらの情報を検索してデータベースから記憶を呼び戻しているためです。

そのため、海馬の機能が低下すると、「記憶を必要に応じて呼び起こす能力=思い出す能力」が低下しやすくなります。

このように、海馬の働きは、記憶力に深く関与しています。そのため、海馬の機能が低下すると、物覚えが悪くなったり思い出すことができなくなったりしやすくなります。

物忘れが増える原因

一般的に、年をとると物忘れが激しくなります。これは、「蓄えている情報の量が多くなる」ことによって起こる自然な現象です。

例えば、パソコンやスマートフォンなどでは、「所持している記録」が多くなると、記録を呼び起こす際の動作が重くなりやすくなります。これは、記録しているものが増えるほど、動作を行うために必要な容量が不足したり検索に時間がかかるようになったりするためです。

これと同様に、人間の脳も、記憶量が増えると検索に時間がかかるようになります。そのため、加齢とともに経験や知識などが増えると、「情報を引き出す=思い出す」のに時間がかかるようになります。

また、当然のことながら、年を取ると体のさまざまな組織が老化して機能が低下しやすくなります。そしてこれは、脳においても同じことです。そのため、加齢が進むと、海馬の機能が低下することによって記憶力が低下しやすくなります。

このように、年を取るごとに記憶力が低下するのは、自然な現象といえます。一方で、記憶力の低下は、加齢以外のさまざまな要因によって起こることがあります。これは、海馬はデリケートな組織であるためです。

というのも、人間は、常に覚えたり思い出したりしながら生きています。このとき、海馬は「覚えるとき」にも「思い出すとき」にも働いています。

そのため、海馬が担っている仕事は、「重労働」であるといえます。このようなことから、海馬の活動には、「多くの酸素や栄養などが必要になる」といえます。

このとき、血液の流れが停滞すると、海馬に十分な酸素・栄養が送り届けられないことになります。このようなことから、血行不良になると海馬の働きが低下して物忘れが起こりやすくなることがわかります。

また、海馬はストレスに弱いことでも知られています。そのため、強いストレスや長期間に及ぶストレスなどを感じたりすると、海馬の組織が壊れて記憶力が低下しやすくなります。

さらに、十分な休息を取らないことによって脳の疲れが取れないと、海馬などの脳の働きが低下しやすくなります。このようなことから、物忘れを改善するためには、血行を良くすることやストレスを減らすこと、しっかり休むことなどが大切であるといえます。

ただ、現代の日本には、これらすべてが悪化している人が多いです。というのも、多くの人が認識しているように、現代日本は「ストレス社会」です。そのため、ほとんどの人が、すぐには解決できないストレスを抱えています。

また日本は、世界各国の中でも、特に「睡眠時間が少ない国」と知られています。実際に日本では、多くの人における睡眠時間が、適切な量を満たしていないというデータがあります。

当然のことながら、このような睡眠不足の多くは、「望むべくして起こったこと」ではありません。つまり、ほとんどの人が、忙しさや生活の乱れなどによって「十分な休息を取れないような環境にある」ということになります。

さらに、現在の日本では、偏食やダイエットなどで潜在的な栄養不足に陥っている人がかなり多いです。そして、このような栄養不足は、血行不良や不眠などの不調を引き起こします。そのため、栄養不足は、物忘れの大きな原因の1つとなっています。

このように、物忘れには生活習慣が大きく関与しています。そのため、生活習慣を正すことによって、物忘れを防いだり改善したりしやすくなります。

そして、前述のように、加齢による物忘れは生理的な現象です。ただ、このような場合においても、生活習慣を正すことによって「記憶力の老化」をある程度防ぐことができます。

このようなことから、物忘れが気になる人は、自身の生活習慣を見直してみることが大切であるといえます。

心配いらない物忘れもある

前述のように、海馬の機能低下は物忘れの原因となります。そのため、物忘れを防止したいのであれば、脳の機能を高めるような生活習慣を送ることが大切です。

とはいえ、「物忘れ」だと認識されているものの中には、「脳の性質上、起こって当然であること」があります。

例えば、多くの人が認識しているように、無意識に行った行動は覚えていないことがほとんどです。これは、すでに述べたように、人が記憶を保持するためには「生きていくために重要な情報である」という理由が必要であるためです。

このとき、話に集中していないと、海馬から「この情報は生きていく上で重要な情報ではない」という判断が下されます。そのため、ぼーっとしていたり気が散っていたりすると、人の顔や名前、勉強した内容を覚えることはできません。

また、物忘れがひどくなったという自覚を持つ人の中には、「子供の頃はどうでもいいことも覚えられたのに、年を取ると覚えられなくなった」という現象を「物忘れ」とする人がいます。

ただ実際には、子供の頃の「どうでもいい」は、当時においては「どうでもよくない」ことであったはずです。というのも、大人になると、生きていくために必要な一定量の知識を蓄えているため、自分に必要な情報を選んで取得することが可能になります。

これに対して子どもは、大人に比べて圧倒的に記憶・知識の量が少ないです。そのため、幼い頃には、どのような情報が生きていくために必要かを判断することができません。つまり、「どうでもいい情報である」という判断を下せないのです。

このようなことから、大人になると「どうでもいいこと」を覚えられなくなるのは、「記憶力の低下」ではなく「記憶力の成熟」であるということがわかります。

さらに、すでに述べたように、記憶がしっかり定着するためには、海馬が「この情報は生きていく上で必要である」という判断を下す必要があります。

このとき、勉強した内容を復習したり名前を意識して思い出そうとしたりすると、海馬がこの情報を「記憶しておく必要性が高い」と判断しやすくなります。

一方で、思い出す機会がないと、海馬は「保持しておく必要のない情報だ」と判断します。そのため、一度は覚えた内容であっても、その後に使う機会がなければ、情報が消去されて忘れることになります。

このようなことから、「1度の学習で覚えられない」ということは、「記憶力が悪い」のではなく「正常な現象」であることがわかります。

そして、大人の脳は、「意味のないこと」を覚えるのが苦手であるといわれています。そのため、大人になると、不規則に並んだ数字や意味の分からない言語などを丸暗記することが困難になります。

このような現象は、大人になって思考力が向上することによって起こります。そのため、大人になるにつれて丸暗記ができなくなるのも、記憶力の低下ではなく記憶力の成熟であるといえます。

このように、物事を記憶するためには、いくつかの条件が揃う必要があります。そのため、これら条件が揃わない状態で「覚えられない」のは、ごく当たり前のことであるといえます。

また、当然のことながら、人の性質や考え方などは人によってさまざまです。そのため、「覚えておく」ということに関しても、「記憶できる内容の傾向」や得手不得手などがあります。

このようなことから、日常生活に影響のない物忘れは、神経質に心配しないのが賢明であるといえます。

ひどすぎる物忘れは病気の場合も

前項で述べたように、物忘れは心配する必要がないものが多いです。

ただ、物忘れが突然起こるようになったり物忘れの度合いがひどすぎたり、「忘れたこと」自体を忘れたりする場合は、病気を疑う必要があります。これは、重症な物忘れは、病気によって起こることがあるためです。

例えば、近年患者が増加傾向にある「うつ病」や「自律神経失調症」などでは、激しい物忘れが起こることがあります。

そのため、物忘れとともに、脱力感や無気力などの精神症状や疲労感や動悸、不眠などの身体的症状がある場合には、これら病気を疑う必要があります。

また、「忘れた」という自覚なしに物忘れが起こっている場合は、認知症である可能性があります。

そのため、自分の記憶と周りの話が食い違うことが多かったり、自分しかいないのに知らないうちに物の場所が移動していたりするなどの現象が起こった場合には、病院で検査を受けるようにしましょう。

青汁が物忘れの防止に効果的である理由

一般的に知られているように、記憶力は鍛えることができます。そのため、記憶力を高めるトレーニングなどをすると、物忘れが改善されやすくなります。

ただこのとき、脳に十分な栄養が供給されないと、トレーニングを行っても効果が現れにくくなります。そのため、物忘れを改善するためには、しっかり栄養補給をすることが大切であるといえます。

このような中、すでに述べたように、日本には潜在的な栄養不足となっている人が多いです。これは、現代日本人は野菜の摂取量が大きく不足しているのが原因の1つであるといわれています。

実際に、国は「健康的な体を維持するために必要な野菜摂取量は350gである」としています。これに対して、2010年に行われた調査では、成人日本人における一日の野菜摂取量は約282gです。このことからも、日本人は野菜の摂取量が足りていないことがわかります。

ただ、野菜はビタミンやミネラルなどの「微量栄養素」の重要な供給源です。そのため、野菜が不足すると、このような微量栄養素の摂取が足りなくなります。

そして、このようなビタミン・ミネラルは、エネルギーを作り出したり脳の機能を調整したりするのに必要不可欠な栄養素です。そのため、慢性的な野菜不足になると、脳の機能が低下して物忘れが起こりやすくなります。

このような中、青汁は野菜を原料とした健康飲料であるため、野菜に含まれている栄養素がたっぷり詰まっています。そのため、青汁を生活に取り入れると、以下のような成分を補給することによって記憶力が向上しやすくなります。

脳の働きに必要な栄養素が豊富に含まれている

すでに述べたように、脳の機能を向上させるためには、脳にしっかり栄養が届く必要があります。特に、脳は大量のエネルギーを必要とします。そのため、物忘れを予防・改善するためには、エネルギー源の摂取が必要不可欠であるといえます。

ただ、エネルギー源をしっかり摂っていても、ビタミンB群が不足しているとエネルギーが生み出されにくくなります。これは、エネルギー源からエネルギーを作るためには、ビタミンB群が必要不可欠であるためです。

そのため、ビタミンB群の摂取量が足りないと、いくらエネルギー源を摂っても、脳の細胞がエネルギーを得られないことになります。

また、脳内では、細胞同士が「コミュニケーション」を行うことによって記憶力などの正常な機能が保たれています。このような脳内におけるコミュニケーションは、「神経伝達物質」を受け渡しすることで行われています。

このような神経伝達物質は、アミノ酸を材料に作られます。ただこのとき、アミノ酸から神経伝達物質を作るためには、さまざまな種類のビタミンやミネラルなどが必要となります。

そのため、偏食などによって野菜の摂取量が不足すると、栄養不足によって神経伝達物質の生成が行えなくなます。すると、脳内の細胞が正常に働けない環境となり、脳の機能が低下しやすくなります。

このように、脳の機能が正常に保たれるためには、多くの微量栄養素が必要です。

そして、前述のように、青汁にはこのような微量栄養素が豊富に含まれています。そのため、青汁を生活に取り入れると、脳が活動するために必要となる栄養素を補給することによって、記憶力が改善しやすくなるということがわかります。

血行を良くする栄養素も含まれている

前述のように、脳の機能が正常に保たれるためには、脳が必要とする栄養をしっかり補給することが大切です。ただ、このような栄養は、血液によって運ばれます。そのため、血液の流れが悪いと、摂取した栄養が脳に届けられにくくなります。

また、血液は栄養だけではなく、酸素を運ぶ役割も担っています。このような酸素を運んでいるのは、血液に含まれている「赤血球」です。そのため、血液中に赤血球が少ないと、脳に酸素が送り届けられにくくなります。

当然のことながら、このようにして脳が酸素不足になると、機能が低下して物忘れが起こりやすくなります。このようなことから、記憶力を向上させて物忘れを改善するためには、「血液の質」を高めることも重要であるといえます。

このような中、青汁には間接的に血行を良くしたり血液の質を高めたりする栄養素が含まれています。

例えば、青汁に含まれているビタミンB群は、エネルギーを生成する際に必要な栄養素であるということは前述のとおりです。そのため、ビタミンB群をしっかり摂ると、エネルギーが作られやすい身体となります。

このようにしてエネルギーが作られやすくなると、その分だけ体が温まりやすくなります。すると、血行が良くなって脳にも血液が送られやすくなります。

また、血液の流れを調整するためには、カルシウムなどのミネラルが必要となります。そのため、青汁によってミネラルを補給すると、血液の流れがバランス良くなり、血行が改善されやすくなります。

さらに、青汁には血液の材料となる鉄や、血液を作る際に必要となる葉酸・銅などの栄養素が豊富に含まれています。そして、青汁には、鉄の吸収を高めるビタミンCもしっかり含まれています。

そのため、青汁を定期的に飲むようにすると、血行が良くなるだけではなく、血液の質が上がって脳などの組織に酸素が行き届きやすくなるといえます。

青汁に含まれている食物繊維には脳へ栄養を届けやすくする働きがある

すでに述べたように、脳が働くためにはエネルギー源となる栄養素が必要不可欠です。特に、「ぶどう糖」は、効率のいい脳の栄養源となる重要な栄養素です。

このようなぶどう糖は、ご飯やパン、砂糖などに含まれる「糖質」が分解されることによって生じます。そのため、物忘れを防ぐためには、このような食品を摂ることが大切であるといえます。

ただ、このような糖質食品は、摂り方によってはかえって記憶力が低下しやすくなります。というのも、糖質は他の栄養素に比べて吸収されやすいという性質をもつためです。

このようにして糖質がすばやく吸収されると、血液中に大量のぶどう糖が流れ出ます。すると、血液中のぶどう糖を元の水準に戻すために、体内から「血糖値を下げるホルモン」が分泌されます。

このようなホルモンは、血液中のぶどう糖が多いほど分泌量が多くなります。そのため、糖質が速やかに吸収されると、「血糖値を下げるホルモン」が大量に分泌されることになります。

このようにしてホルモンがたくさん分泌されると、血液中のぶどう糖が急激に少なくなります。すると、脳へぶどう糖が届けられにくくなるため、脳が一時的に栄養不足となります。

当然のことながら、このようにして脳が栄養不足になると、覚える能力も思い出す能力も低下します。このようなことから、糖質の吸収スピードが早いと、食後に記憶力が低下しやすくなるということがわかります。

このような中、青汁に含まれている食物繊維には、糖質の吸収スピードを緩める働きがあります。

そのため、ご飯などの糖質食品とともに青汁を飲むようにすると、血液中におけるぶどう糖の量が安定しやすくなります。すると、脳へ継続的に栄養源が送られるようになるため、記憶力が向上して物忘れが起きにくくなります。

また、すでに述べたように、脳が正常に機能するためには、神経伝達物質が分泌される必要があります。そして、このような物質が生成されるためには、脳内に材料となる栄養素が届けられる必要があります。

このとき、血液中のぶどう糖が少ないと、脳に「神経伝達物質の材料」が届けられにくくなることがわかっています。このようなことから、青汁に含まれている食物繊維には、神経伝達物質の生成を助ける間接的な作用もあるということがわかります。

機能性成分が添加されている青汁もある

これまでに述べたように、青汁には記憶力を向上させるさまざまな栄養素が豊富に含まれています。そのため、青汁を習慣的に飲むことによって、物忘れを防止したり改善したりしやすくなります。

そして、記憶力改善のために市販の青汁を選ぶのであれば、「イチョウ葉」が添加されているものを選ぶようにしましょう。これは、イチョウ葉には記憶力をサポートする働きが確認されているためです。

実際に、イチョウ葉エキスを摂取したグループは、そうでないグループに比べて課題の正答率が高かったという試験データがあります。

また、このようなイチョウ葉が含まれている青汁には、「機能性表示食品」という表記があります。これは、「効果があると国が認めている成分」が含まれている場合に表示することができます。つまり、イチョウ葉は、国が「記憶力の向上に効果がある」と認めている成分あるということを示します。

実際に、イチョウ葉のもつ作用は、消費者庁のウェブサイトでも確認することができます。このようなことから、イチョウ葉を継続して摂ると、記憶力が改善しやすくなるといえます。

そして、すでに述べたように、青汁には物忘れの防止に役立つ栄養が豊富に含まれています。このようなことから、イチョウ葉が添加されている青汁は、高い記憶力向上効果が期待できる飲料であることがわかります。

物忘れ防止におすすめな食べ合わせ

これまでに述べたように、青汁には物忘れの予防・改善に役立つ栄養素や成分などが豊富に含まれています。そのため、青汁を毎日の食事の際に飲むようにすると、日常生活のうっかりミスが少なくなりやすくなります。

このとき、食事の内容に気を配ると、記憶力を向上させる効果をより高めることができます。そのため、物忘れ防止のために青汁を飲むのであれば、以下のような食品も併せて食べるようにしましょう。

青汁×大豆・卵

前述のように、脳の機能が正常に保たれるためには、神経伝達物質の生成が滞りなく行われる必要があります。そして、このような神経伝達物質の分泌には、さまざまな種類のビタミンやミネラルなどが必要となります。

そのため、青汁を飲むと、微量栄養素をしっかり補給することによって、神経伝達物質の生成を促すことができるといえます。

とはいえ、このような神経伝達物質の材料は、タンパク質です。そのため、神経伝達物質の生成を促すためには、良質なタンパク質も摂る必要があります。

このような中、大豆や卵などには、「記憶力の向上に必要な神経伝達物質の材料」となるタンパク質が豊富に含まれています。そのため、青汁とともに大豆や卵などを摂るようにすると、脳が必要とする栄養を効率よく補給することができます。

青汁×魚

多くの人が認識しているように、魚には「頭に良い効果」があります。これは、魚に含まれている「DHA」という脂質には、「脳内における細胞同士のコミュニケーション」を円滑にする働きがあるためです。

このようなDHAは、ビタミンやミネラルなどの力を借りて脳細胞の材料となります。そのため、記憶力を向上させて物忘れを防ぎたいのであれば、青汁とともにDHAを摂ることが大切であるといえます。

ただ、このようなDHAには、「酸化しやすい」という性質があります。このようにしてDHAが酸化すると、脳機能を高める働きが失われて「老化を促す物質」に変化します。そのため、DHAは、なるべく酸化させないようにして摂ることが大切であるといえます。

このような酸化は、空気に長時間触れたり熱を加えたりすることによって起こりやすくなります。そのため、DHAを効率良く摂りたいのであれば、新鮮な魚を生で食べることをおすすめします。

青汁×アマニ油・えごま油

前項で述べたように、魚に含まれているDHAには脳の機能を高める働きがあります。そのため、物忘れ改善のためには、青汁とともに魚を積極的に食べるようにすることが大切です。

とはいえ、中には魚が嫌いで食べられないという人もいることでしょう。このような人には、アマニ油やえごま油などを摂ることをおすすめします。

というのも、これらの油には、体内でDHAに変換される「αリノレン酸」という脂質が含まれています。そのため、アマニ油やえごま油などを摂ると、間接的にDHAを補給していることになります。

ただ、これらの油は、魚に含まれているDHAよりも酸化しやすいため、加熱調理には向きません。そのため、アマニ油やえごま油などは、完成した料理にかけて摂るようにしましょう。

すでに述べたように、記憶力を高めるために「脳トレ」と行っても、脳機能が高まるための栄養が足りなければ効果は現れません。そのため、物忘れを改善したいのであれば、まず食習慣を見直すことが大切です。

そして、青汁は、このような記憶力の向上のための栄養補給に最適な健康飲料です。そのため、「最近記憶力の低下が気になってきた」という人は、青汁を生活に取り入れましょう。

そうすることで、頭がはっきりとして仕事や趣味などにしっかり取り組めるようになり、充実した毎日を送れるようになります。